on dyslexia

ディスレクシア
(読字障害、読み書き障害、失読症、難読症、学習障害、読み書きのLD)について、調べて分かったこと/実践したこと/英語から訳した文章をアップしています。

ディスレクシアとは:
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知能は普通だが、読み書きが苦手(誤字が多い、読み書きが遅い、読み間違いが多い)。
-勉強しているにもかかわらず、読み書きがなかなかできない状態を指す。知的障害ではなく、普通~ギフテッドのあらゆるIQにみられる。
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独創的で、​​対人能力が高い。
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全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力
に長ける。
- ​音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- ​読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい。その理由は、英語のほうが日本語よりも"音の粒"が小さいから​
- ​細​​​​かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される-
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10人に1人程度いるというのが通説
​。アメリカの調査では3人に1人とも
- 家族性であり、遺伝による​。ただしディスレクシアの表れ方は個人差が大きい



当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。


2017-01-28

[追記]もじこ塾の新体制につきまして(その1)

すでに予告しております通り、もじこ塾は変わります!!

これから1週間のうちに、3本の記事をアップして、新しい体制についてご紹介します。

まず、開講までちょうど1ヵ月を切った、こちらにつきまして。→

もじこ塾の新体制その1:もじこは予備校で中1講座を担当します。

この記事に関連する内容を、こちらにもまとめました。
受講をご検討の方は、必ずご確認下さい→

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2017年度のもじこ塾は、原則として、ディスレクシアな大学受験生用の英語個別指導塾になります。
(※現在いらしている大学受験生でない方は、これまで通りお越し下さい。)
(※去年、もじこ塾の講習会に来て下さった中1の方々、次年度は開講せず申し訳ありません。でもほとんどの方は大丈夫だと思います。大学受験のときにお待ちしています)

わたしは18歳や19歳の子が心に描いている心象風景が好きで(?!)
一番お役に立てるのは、やはり大学受験生・・・高3、浪人生、高校中退など、境遇は問いませんが大学受験を目指している人、そして高2や高1でもすでに大学進学のことを考えている子・・・と感じるからです。

しかしながら、中学に入る子どもたちに「この子はディスレクシアかも?」という目で接することの重要性は、ますます感じています。

ディスレクシアな中1に適した指導法とは・・・

・シンセティック・フォニックスをさらっと、しかしきちんと教えること。
・単語よりも文法を、反復してしっかり定着させること。
・言うこと・聞くこと・体を動かすことが先。読み書きはその次とすること。
・書かせる単語テストを重要視しすぎないこと。
・間違いは大目に見ること。
・英語の綴りの法則はめちゃくちゃなんだよ、ひどいよね…という姿勢を見せつつ、少しでも綴りを覚えやすくするエピソードを入れること。
・英語の全体像を常に意識させること。
・英語という世界への窓を通じて、明るくポジティブな将来像を見せること。

ディスレクシアな中1の場合、これらは個別指導でも良いのですが、集団でも可能だというのが、昨年1年間で得た私の実感です。
ディスレクシアでも、英語の最初の部分については、アプローチを変えれば、集団指導が十分に可能だと追います。
さらに、ディスレクシアにやさしい英語指導法は、非ディスレクシアにとっても楽しく、英語の運用力を上げるものだと信じています。

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そんな授業をしたいと、出講先の予備校に相談したところ、2017年度の中1講座(中高一貫生用)を持つことになりました。

[追記]
たいへん多くのお問い合わせを頂いているようで、ありがとうございます。
予備校の教務と話し合って、以下をお知らせします。
受講を検討されている方は、最後まで必ずお読み下さい。


    • 上の授業はすべて、ディスレクシア以外のお子さんと一緒に行います。ただし、字の苦手さという特性を理解して、読み書きが苦手な子にも英語がわかるようなアプローチをとります。
    • この予備校はディスレクシア専門ではありませんディスレクシアではないお子さんが多くを占める、一般的な大学進学予備校です。
    • もじこ以外の講師やスタッフは全員、生徒さんに親身に対応しますが、ディスレクシアに詳しい訳ではありません。
    • 中高一貫生用の予備校です。高校入試のある方は入塾できません。申し訳ありません。
    • 授業は、予備校のテキストとカリキュラムに沿って行います。ディスレクシア専用のカリキュラムではありません。ただし、ディスレクシアの子を落ちこぼれさせないようなアプローチをとります。
    • リンク先の「説明会」は、予備校のカリキュラムに関する説明会で、ディスレクシアに関する説明会ではありませんディスレクシアに関する説明会をご希望の方は、もじこの個人塾をチェックして下さい→
    • もじこは、授業もありますし、授業の前後には生徒(中1と高3)からの質問対応がありますので、授業の前後に保護者の方に直接お越し頂いても、お話しする時間がありません。どうかご了承ください。
    • この講座に関するお問い合わせは、授業が行われる予備校(03-5304-2828)にお願いします。もじこにメールやコメント欄を使ってお問い合わせ頂いても、契約上お答えできません

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この講座を担当するにあたって、こちらをご覧の方々にひとつ、お願いがあります。

出講先の予備校との契約上、講師(もじこ)と、受講生および保護者の方との、教室外での接触は禁止されています。
これには、インターネットやメールを通じたやりとりも含まれています。
ですので、この記事に関するお問い合わせは、すべて、リンク先の予備校にお願いいたします。ご質問がある場合は、予備校を通して頂ければ、きちんとお返しします。
当ブログへのコメント欄やメールでお問い合わせ頂いても、契約上お答えできませんので、どうかご了承頂けますと幸いです。
(なお、予備校にお問い合わせ頂ければ、もじこがどの講師かもお教えします。)

この点をお守り頂けない場合、最悪のケースとして、当ブログに設けてあるもじこへの連絡手段をすべて、クローズせざるを得なくなります。
当ブログのこれまでの経緯を考えても、そうした事態はできれば避けたいので、どうかご了承頂けますよう、お願いいたします。

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私にとっては、もじこ塾のようなディスレクシア専用の塾を作るのも目標でしたが、大きな塾のなかでディスレクシアの特性を理解した指導をするのも、同じくらい大きな目標でした。
今回、そのための新たな一歩を踏み出せて、緊張していますが興奮しています。

この試みを成功させて、「ディスレクシアの特性を理解した指導ができることは、生徒・講師・予備校、全員にとっていいことがある」という認識を教える側に広めるのが、もじこの野望です( ̄ー ̄)




2 件のコメント:

  1. すばらしい。もじこさんの実行力、もじこさんだけでなく多くの人にとって宝です。
    思えば、お子さんへの地道な学習サポートの様子をシェアしてくれていた頃から、もじこさんのディスレクシア・ジャーニーは本当に遠くまで来ましたね。
    ディスレクシアについての知見をブログで紹介してくれ、当事者や家族のコミュニケーションの場を作ってくれたことで、どれほど多くの人が救われ、希望を見出せたことか。
    大学受験という高い壁に挑むディスレクシアの若者が、それぞれの未来を切り開いていけますように。
    頑張れもじこさん! みんなが応援しています!!

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    1. てぷさんほめすぎですよ(/。ヽ)。こちらこそ、てぷさんをはじめ、日本全国、都会から山奥に至る方々からいろいろ教えていただけたこと、ただ感謝です。
      予備校の理解を得て、さりげなくディスレクシア・フレンドリーな講座ができるというのは、我ながら大きな前進だと思ってます。とはいえ、これはあくまでスタート。集まったすべての子に響く授業をしなければなりません。頑張ります・・・

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