「カード」に関する2つの特別セミナーを行います。
5/25(水):特別セミナー「ディスレクシアでも漢字が覚えられる!道村式漢字カードの活用法」
5/25(水)は、当ブログでも取り上げてきた道村静江先生をお迎えして「道村式漢字カード」の使い方を、たっぷりとお話し頂きます。
教室で子どもに教える実演も行って頂きます。
質疑応答の時間も十分にとって、
読み書きが苦手な子に道村式漢字カードを使って漢字を教える方法について
議論する予定です。
道村式漢字カードについてはこちら→★
漢字を、部品に分けて唱えることで、"書かずに"覚えるカードです。
私は、道村式カードの販売のお手伝いをさせて頂いた折に
先生がカードを使って教える様子を少しだけ拝見しましたが、
聞き手をぐいぐい引き込む力は、すごいものがあります。
のせられるままに言い、気がついたら書けていた…という感じです。
また、カードに書かれていないこと(字の成り立ち、部首の意味など)も
先生はもちろんご存知で、それらも上手に使いながら漢字を紹介していきます。
いま、ディスレクシアなお子さんの漢字指導に苦労されている方、
道村先生が実際に教える様子をご覧になったら、
きっと漢字の家庭学習の方法について、何かヒントを得られると思います。
道村先生は保護者向けにこうしたセミナーを行うのは初めてとのこと。
ふるってご参加下さい!
お申し込みはこちら→★
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6/7(火):特別セミナー「読み書き困難を抱える子どものための、BBカードの使い方」
6/7(火)には、BBカードの開発者、難波悦子先生をお迎えして、
「BBカード」の使い方を、こちらもたっぷりとお話し頂きます。
こちらも実演があります。
質疑応答では、BBカードをディスレクシア英語教育に活用する方法について
議論する予定です。
質疑応答では、BBカードをディスレクシア英語教育に活用する方法について
議論する予定です。
BBカードは、私自身がいま消化している最中です。
「全体から部分」の順に教わることを好むディスレクシアの子にとって
特に小学生の頃に英語を学ぶのに適してるのではと思っています。
BBカードの特徴は、難波先生いわく、"教えない"こと。
教えない=「すでに知っていることをベースに気付かせる」ことだそうですが
これが深い。。ディスレクシア英語教育のヒントだと思っています。
難波先生も、非常にテンポよく、速いくらいの調子で進めていきます。
ビンゴをしているうちに、子どもに呪文のように基本例文を定着させ、
それをベースにして、文法も教える気付かせていきます。
こちらもふるってご参加下さい!→★
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私自身も、この2つの特別セミナーからいろんな手がかりが得られる予感がして
2人の先生方のお話が、今からとても楽しみです!
面白いと思うのは、子供に適した教え方を模索しているうちに
両先生とも「カード」という形式に行き着いたこと。
しかし、カードに書いているのは、日本語は漢字、英語は例文であること。
「最も効果的に応用できることばの最小単位が、日本語と英語では違う」
ことを、表しているのでしょう。
両先生とも、とてもパワフルです。
道村先生は60代(!)、難波先生は80歳(!!)ですが、年齢を超越しており
話し始めるとパワーがどんどん出てきて止まらないのも共通しています。
「ディスレクシアのことは数年前まで知らなかったけれど、
言われてみればそういう子は確かにいた・・・」
と振り返っておられる点まで、共通しています。
子どもを観察する力がものすごく高く、
さらには、それを教材やメソッドにまで持って行ける力をお持ちの
偉大な先達のオーラに、ぜひこの機会に触れて頂きたいです!!