2018-04-12

もじこ塾だよりby笠野紺さん、「月曜日は『もじこ塾』」

「たくさん疲れて,たくさん頑張ってね(T T)」




もじこ塾は3年目に入りました。
正しい負荷のかけ方が少しずつわかってきた、そんな1年だったかもしれません。

ディスレクシアであっても、あるいは、ディスレクシアだからこそ、自力で読み書きできることはとても大事。
読むこと、書くことから逃げてはいけない。
自分でも驚いていますが、そんな結論に今はたどりついています。

(これは「板書を頑張るべきだ」とは違います。むしろ逆です。
純粋に読むだけ/書くだけの訓練を、する必要があるということです。)

というわけで、最近のもじこ塾では、ますます負荷をかけています。

そのあたりのことを、国立の教室の場所をお貸し下さっているとまつさんが書いて下さいました。→「月曜日は『もじこ塾』」
とまつさんはもと編集者だけあって、名文家です。もじこ塾国立教室の、なんとも言えない不思議な雰囲気が分かると思います。ぜひお読み下さい!
※国立教室の新中1クラスを募集中です。ご興味のある方はこちら→

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もじこ塾から大学に合格した生徒たちに、合格体験記を書いてもらっています。
順次こちらで紹介します。乞うご期待!!



4 件のコメント:

  1. お久しぶりです、三年ぶりでしょうか…!こちら( http://ondyslexia.blogspot.jp/2015/03/blog-post.html )などでお返事をいただいた壱です。
    現在志望校でバリバリ楽しんでおります。(が、晩御飯を食べる前に寝落ちることもしばしば…(笑))
    理解者に囲まれて楽しい毎日を送っております。むしろ同類の方が多いかもしれない…。
    今このコメントは自分で持ち込んでいるPCから図書室で書いております。

    もじこさんが相変わらず素敵な取り組みをなさっている…( ;∀;)お疲れ様です。
    日常生活ほど積極的に字を読まないが全部あるあるで超頷きました。
    他の記事も非常に興味深かったので後ほどちゃんと追わせていただきます…!!!

    以下この記事を読んで思い出したことをコメントさせてください。

    「読むこと、書くことから逃げてはいけない。」、ディスカリキュリアかつディスレクシアの私もそう思います。
    まだ自分がそうだと気付いていない時でしたが、小学生の頃は漢字辞書を挿絵まで暗記するほど全部書きました。中学生の頃も薄めの英語辞書の太文字項目(重要単語とその意味を見開き左ページ・例文とその日本語訳を右ページ)を書きました。
    もじこさんの言葉を借りれば、これは「純粋に読むだけ/書くだけの訓練」です。
    ひとえにニガテだったことを克服しようとしたがむしゃらな鍛錬でしたが、結果的には、当時の努力があったからこそ今苦労していないことが多く、必要だったと感じています。
    ですので、きっと、もじこ塾でつく生徒さんの力は今後、間違いなく、非常に良い武器になると思います。

    また、もじこさんの塾では英語を筆記体で書く練習をなさっているようですが、私、英語も少し筆記体混ざり(いつかちゃんとしたい←)、それに加えて日本語も続けてかくことを複数人から指摘されました。一般的な楷書ではなく、なんちゃって行書(むしろ草書)です。
    楷書で習字は習ったため、とめはね払いを超意識的に行う書き方(自分の脳回路的にはむしろ「描」き方といった方が適切)も好きでしますが、もし書き字に使うエネルギーが多すぎると感じる人は、メモ書きや自分のノートに関して、あるいは大量のアウトプットにはなんちゃって行書(速記も可)を試していただきたいと思います…!

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    1. 壱さん,お久しぶりです!もちろん覚えてますよ。充実した大学生活のようで,本当にうれしいです!

      そうなんです。私と紺さんとで,「合格する生徒は読むことも書くこともいとわない,大変でも真正面からぶふつかっていく」「ディスレクシアでもやっぱり自力で読めたり書けたりすることをあきらめてはいけない」「役所や銀行で書類を書いたりするのに困らない程度には」「災害のときに頼りになるのは機器ではなく自力のはず」「大人になって機器を使うのは自由,でも学校やここ[もじこ塾]では読み書きの訓練をあきらめちゃだめなんだね」と意気投合し,このような結論になりました。学会の流れに反しているので,炎上しないといいんですが・・・でもこれが偽らざる私の思いです。
      壱さんにも賛同していただけて,うれしいです!
      筆記体への考察も,たいへん興味深いです。

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    2. 紺です、壱さんお久しぶりです(′v`)楽しい時間を過ごしていると知れて嬉しいです。漫画への共感も、ありがとうございます。漫画の内容自体は早々に固まっていましたが、描き上げたとして掲載していい内容なのかどうかがわからなくなり…一ヶ月くらい悩んでいた気がします。もじこさんと意気投合できたことで安心し描きあげることができました。そして今回の壱さんのコメントでは、載せていただいてよかったな〜…と別の大きな安心をもらっています。ようやくほっと一息できている感じです。ありがとうございます。

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  2. みなさん努力されて素晴らしいですね。
    うちのこはまだ小学2年生なのですが、先輩方と話せる機会があればどんなにか心強いかと…。
    もじこ塾、いつかキッズもお願いいたしますm(_ _)m

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