2013-03-22

4年生のまとめ漢字テスト



まとめ漢字テストの前には、学校から問題用紙をもらってきます(この子だけかもしれませんが)。
それを使って1週間、予行演習をします。


 1日目:56/100

泣きながら間違いの直し。
「毎日やればテストまでにはできるようになるよ。前のテストもそうだったじゃない。
ショックなの?くやしいの?」
と聞くと、「そうじゃない」。

ものすごく居心地が悪そうというか、押し込められている感じなので、
「自由がなくなるのがいやなの?」と聞くと「そうだ」と。

漢字は枠を押しつけられているような気がして嫌だと言います。
「自由」とか「枠」といった言葉は使いませんが。


2日目:88/100

「全部できちゃうよ?おれ天才じゃね?」
と言いながら埋めていって、この出来(苦笑)。

棒が一本足りない/多いようなミスでは、
「自分が書いた字を、自分で見てないのでは?」
と思えることもあります。






3日目:94/100

土日をはさんで間があきましたが、幸いにも忘れていませんでした。

「この裏もテストの範囲。明日配られる。
答えはここ←に書いてある」
と言うので、試しに読ませてみました。


「老」を「じじい(笑)、じゃなくて…」と言ってみたり、
「殺」を「しね、じゃなくて…」と読んだりするあたりが
面白い間違い方でしたが、
それ以外はだいたい読めました。
(漢字のだいたいの意味は覚えているけど、正確な読みはわからない、という間違いはちょくちょくあります)

「夫」と「未」を見て「これどこが違うの」というあたりは
本当に不思議です。




4日目:94/100

点数は同じですが、間違っている箇所は微妙に違います。
昨日できても今日できなかったり。

この日は家庭教師の先生(少し字が苦手)
に見てもらう日。
先生~、いくつか間違っているところに○をつけているんですけど。。
このように、二人とも漢字に関してはしぶしぶやっています(笑)。





この家庭教師君の存在そのものが、
子にとっては、本当に本当に大きな心の支えです。

ロールモデルって、こういう人のことを言うのでしょう。

そろそろ学校で「字がきたない」と友達に言われるようになってきましたが、それでもめげないのは
家庭教師君が「字がきたないけど立派に育った人」のお手本になってくれているからだと思います。


☆  ☆  ☆


家庭教師君はまだ大学1年生なのに、今から就活が憂鬱なようです。
「大学に入って字を書かなくなったらますます書けなくなってきた、
履歴書を書くのが気が重い」と言っています。

「代筆してもらえば?」「誤字チェックしてあげるよ」「手書きが必要ない会社を選べば」
「就活しないで会社に入る道を探ったら」・・・・等々、作戦会議してます。



5日目、実際のテスト。


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