ディスレクシアの証拠を求めて、子供と食い入るように見ました(笑)
藤子・F・不二雄は「のび太は僕だ」と明言していました。
番組では、病弱で学校を休みがちで、
ひとりで絵を描いていた小学校時代を引き合いに出して、
「孤独な点がのび太に重なる」と言っていましたが。
いえいえ違うでしょう!
のび太はディスレクシアなのです。
字は苦手で、学校の勉強はできないけれど、
好奇心がめちゃくちゃ旺盛で独創的な子です。
そういう点で「のび太は僕」なのです。
画面に藤子・F・不二雄の肉筆が登場したら、iPadで撮りまくりました。
番組終了後、1枚1枚検証してみました。
達 |
編 |
下から5行目、「呼ぶ」が「読ぶ」になっています |
「作」が違う!と思いましたが、 これは書き順が違うだけですね。 |
縮小 |
晩年のメモとのこと。あんなにきれいな画風の人の字とは思えません。 左右どちらに曲がるかの判断がつらそうに見えます |
私には、この独特な字体がすでにディスレクシアの典型のひとつのように見えます。
ドラえもんはディスレクシア文学の最高峰、とここで宣言しちゃいます!
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のび太はディスレクシア(かも)
のび太は(きっと)ディスレクシア
追記
この記事を書いたあと、子が「これ見て~」と言ってきました。
はじめまして。ここ数ヶ月あることがきっかけで外国人の夫のディスレクシアに向き合っています。そんな折にもじこさんのブログ見つけたのですが、私見を含めたディスレクシア情報に目からうろこが落ちっぱなしです。ありがとうございます。
返信削除お忙しい中、ディスレクシアについての記事の訳や情報をアップされているのに、いつも読むのに徹していて恐縮でしたが、これからコメントを書かせてもらおうと思っています。
さて、藤子・F・不二雄氏の字の写真を見ました。実は私も数年来義父の字が気になっていました。夫の字は見慣れているせいかそこまで気にならなかったのです。でも、義父の字、もちろんアルファベット文字なのですが藤子氏の字を彷彿させるものがあります。院卒で昨年定年するまでずっとコンサルティング関係の仕事をしていたので法律関係の書物も結構読んでいたし、ずっと読書家です、が、ちょっと夫と似たようなところがあります。二人ともクリエイティブで努力家、手先が器用、音にすごい敏感(耳がいい)、口が達者なこと。そうそう、最近夫の実家に寄った時に見た義兄の書体も義父のと似ていました。彼は研究職で夫と反対に小さい頃から本の虫だったそうですが。
ちなみに、彼の実家でディスクレシアについて語られることは聞いたことがありません。
中庭さんはじめまして。
返信削除たいへん興味深い話を、ありがとうございます。
ディスレクシア・ムーブメントを盛り上げていくためにも、今後もお差し支えない範囲で、ぜひ色々教えて下さい!
私の父もおそらくディスレクシアですが、W大建築科の修士を出ています。どうやってもぐりこんだのか不思議です。
実は高学歴のディスレクシアというのは、日本でも意外といると私はみています。
ドイツでもきっとそうなのですね。
ディスレクシアでも読書好きというケースも、けっこういるみたいですね。
たぶん、学校的な読み方とは、違う読み方をしているのだろうと思います。
読み方ってひとつじゃないんですね。。