on dyslexia

ディスレクシアとは:

- 知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い)。
-勉強しているにもかかわらず、読み書きがなかなかできない状態を指す。知的障害ではなく、普通~ギフテッドのあらゆるIQにみられる。
-独創的で、対人能力が高い。
全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける。
- 音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- 読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい。その理由は、英語のほうが日本語よりも"音の粒"が小さいから
- 細かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い場合が多い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される
- 10人に1人程度いるというのが通説
- 家族性であり、遺伝による。ただしディスレクシアの表れ方は個人差が大きい

当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。

2017年、当ブログで分かったことをもとに、東京・新宿にディスレクシア英語塾「もじこ塾」を開設。以来、このブログももじこ塾の話題が中心になっています。

2017-10-25

もじこ塾だより、by笠野紺さん(4)(単語カード/ちゃっかり勉強に入れてもらう助手です。)/LD学会


最近は、不規則動詞活用をかるた形式で暗記することに挑戦しています。
この方法だと、定型なら驚くほど一発で入るのですが、
ディスレクシアだと、一発で覚えるとはいかず、やはり丸暗記は大変です。
でも、ゲームの形にすることで、かなり暗記のハードルは下がるようです。



「読まないgh」も「読まないkがついたknow」も、
易しめの動詞のなかにさりげなく混ぜて覚えさせる作戦。




従属接続詞は、ディスレクシアでなくても鬼門ですが
地上の三次元的な因果関係が苦手(?!)なディスレクシアには特に鬼門に見えます


最近は、授業の最後に書いてもらうようになりました。
よほどの書字困難がなければ、ディスレクシアでもけっこう頑張ってみんな書きます。
というか、むしろ果敢に書こうとするディスレクシアが意外と多いので、驚いています…



中学生はナンセンスな文を作るのが大好き、大興奮して作っています

/r/と/w/はネイティブの子供でも間違うんですよ~、
なので、これは良い間違いです^^


読むのも書くのも、いま少しずつリハビリ中の紺さんですが、
「LD学会ではどんな話をしたんですか?」
「『視読しすぎると、漢字は切り抜けられるけど、英語で必要以上にこけるので、日本語をちゃんと読む練習をする必要がある』という話を」
と言っただけで、すべてを理解してくれました(笑)。
お目汚しですが、発表原稿を置いておきます→
人生で最も多くの人の前で話したかも。。当日お越しくださった方、ありがとうございました。