ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2015-11-28

大人ディスレクシアのチェックテスト[ベータ版]

「隠れディスレクシア」で当ブログではおなじみのエイデ博士から、
「大人用のディスレクシア・チェックテストのベータ版を作ったので、
試してほしい」とのニュースレターが来ました。

両博士は今年の夏、このチェックテストの元になる大規模なネット調査を行い
7000人近くのディスレクシアや非ディスレクシアの回答を得て、
それをもとに以下の項目に絞り込んだようです。

「和訳して、日本のディスレクシアやその周囲の人にも回答してもらうこともできますよ?!」
と、先方に聞いてみたところ、
「ありがとう、日本語が読めないので、今はまだいいわ。
でも近いうちにお願いするかも」と言われました。
(#これを機に、3月にお預かりした質問を転送することにも成功!(遅い!!)
#いましばらくお待ち下さい!!)


とりあえず、「大人ディスレクシアのチェックテスト、ベータ版」
と題して訳してみました。
全部で44項目あります。
何点ならディスレクシアかは、これから決めるようなので、明記できませんが、
以下に「非常にあてはまる」なら、ディスレクシア度が高いのでしょう。

昨夜、「ディスレクシアのチェックテスト」に
素晴らしいコメント→★を下さった方は、
驚くほど、下と同じ内容を語られていると思います。
[#コメントへのお返事2件、少々お待ち下さい]

~ ~ ~ ~

この調査の目的は、大人ディスレクシアを判別する簡単で手軽なチェックテストを作成することにあります。このチェックテストが従来の大人用ディスレクシア・チェックテストと異なるのは、大人ディスレクシアの苦手な部分と得意な部分を洗い出す質問項目にあります。これまでの研究で、大人ディスレクシアの判別に役立つことが明らかになったものです。

・18歳以上の方のためのチェックテストです。
・これはベータ版です。この結果をもとに、さらに質問項目を絞り込む予定です。
・回答に必要な時間は15分以下です。

1. 声に出して読むのは難しい。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


2. 本を1ページ読むのに、必要以上に時間がかかってしまう。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


3. 整理整頓や、時間の管理を、難しく感じる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


4. 英語を始めてこの方、スペリングはずっと苦手だった。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


5. 申込書などに記入するのは、混乱するし難しい。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


6. 自分の言いたいことを探し出すのが、難しいことが多い。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


7. アルファベット順/50音順に何かを並べたり、アルファベット順/50音順に並んだものから何かを見つけ出したりするのは難しい。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


8. 読むのは簡単だし、速く読める。
ものによっては、とても速く読むことができるし、簡単に読める。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


9. 職場や学校でうまくやるには、工夫をしたり、ITの力を借りたり、各種対応を受けないといけないことが多い。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


10. 自分の考えを、書いて整理・表現するのは、難しいことが多い。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


11. 九九を覚えるのは難しかった。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


12. 新しい単語、長い単語、見慣れない単語を読むのは難しい。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


13. 領収書を書こうとすると、よく書き間違う。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


14. 読む時、字面が似ている単語(catとcot、spotとstopなど)を見間違う。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


15. 読む時、「どこを読んでいるか分からなくなる」「単語や行を飛ばす」ことがよくある。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


16. 長い単語を言おうとする時、「音の順番を正しく言う」のによく苦労する(例:「とうもろこし」が「とうもころし」になる)。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


17. 読む時は、段落のはじめから読み直さないと、意味が分からないことがよくある。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


18. 右と左が分からなくなることが、よくある。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


19. 電話でメモをとる時、間違えることがよくある。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


20. 言おうとしているのとは違う言葉を、ついうっかり言ってしまうことがよくある。または、ものの名前を間違って言ってしまうことがよくある(「あつい」と言うつもりで「さむい」と言うなど)。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


21. 電話をかけるとき、番号を間違って押してしまうことがよくある。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


22. いくつもの指示を、一度にまとめてされると、混乱してしまうことが多い。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


23. 人の名前をなかなか思い出せないことが、よくある。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


24.  頭の中に、何かのイメージを立体で描くことができる。そのイメージを、頭の中で自由にいじったり、いろんな角度から眺めたりできる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


25. 何かの機械の中を頭の中でイメージできるし、その機械がはたらく仕組みもイメージできる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


26. 家具やプラモデルなどを組み立てる時、自分はマニュアルは読まなくても大丈夫。説明の絵だけ見れば、どのように組み立てればいいかが分かる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


27. 字で説明されるより、絵、図、流れ図で説明される方が分かりやすい。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


28. 青写真を"読む"のが非常に得意だ。(=図面をもとに、立体としての構造を頭の中にイメージするのが、非常に得意だ。)
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


29. ある問題があって、それをどう解決したらいいかを考えている時、頭の中で言葉はどちらかというと使っていない。(=視覚的なイメージや、視覚以外の感覚のイメージや、動きなどで考えている。)
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


30. 何かがない/抜けているのを、見抜くことがよくある。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


31. 細部(ディテール)を考えるより、全体像を把握する方が得意だ。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


32. 新しい分野の勉強をする時は、最初のうちは細かいことが気になって混乱する(「これはいったい重要なのか」と思ってしまう)。だが、ある所まで来ると、急にすべてが「かちっとはまる」ような感覚があり、全体像が見えるようになる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


33. 何かを勉強する時は、最初はなかなか定着が進まないのだが、「なぜ自分はそれを勉強しなくてはいけないのか」が分かれば、覚えられるようになる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


34. いろんなモノの、新しい用途(=本来の意図とは異なる使い方)を思いつくのが得意だ。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


35. 歴史上の出来事について考える時は、その出来事についての「言葉での説明」を思い出すというよりは、その出来事の「情景やイメージ」が見える。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


36. 「"木"や"車"とは何か、説明してほしい」と言われたら、まず木や車をたくさん思い浮かべるのが、自分のやり方。木や車の、言葉での抽象的な定義がいきなり頭の中に出てくることはない。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


37. 「学生時代に、暗記しようと必死に努力したこと」よりも、「たまたま経験したこと」の方が、よく覚えていることが多い気がする。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


38. 決まった形式にのっとった指導を受ける(=本を読む、講義を聞く、読んだり書いたりする宿題をする)よりも、実際に体験するほうが、自分にとってははるかに身につく。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


39. 何か問題を解決する時や、何かを決めたりしなければならない時、自分は論理立てて理詰めに考えるというよりも、「突然のひらめき・直観・予感」に頼るほうが多い。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


40. 周りから、「あなたの考え方は『線形的でない』(=順序立っていない、飛躍している)」とよく言われる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


41. 「どうやってその答えにたどり着いたの?」と聞かれても、説明に困ることが多い。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


42. ・複雑やシステムを見るだけで、「それがどんな仕組みで動くのか」を、頭の中でシミュレーションする(または想像する)のが得意だ。
・「もし、そのシステムの条件や一部を変えたら、結果がどう変わるのか」をイメージするのが得意だ。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


43. 白昼夢(ぼうっとしている)時や、心が勝手にいろいろさまよっている時こそ、成果が出せる。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


44. 「自分が何を考えているか」を説明する時は、まずは自分が考えていることを言葉に"翻訳"しなければならない(=言葉にしようと思うまでは、あまり言葉では考えていない)。
□非常にあてはまる □あてはまる □ややあてはまる □あてはまらない


45. あなた自身について
□確かにディスレクシアだ(正式な検査を受け、専門家からディスレクシアだと言われている)

□おそらくディスレクシアだ(正式な検査を受けていないが、字以外の分野では能力があるのに、読み書きに限っては人並みにこなすのに人よりはるかに苦労したので、自分はディスレクシアだと思っている)

□ディスレクシアかもしれない(ディスレクシアのいくつかの特徴にあてはまるが、正式に特定されたことはなく、自分がディスレクシアと言えるかどうか自信がない)

□明らかに非ディスレクシア

項目の内容や訳について、ご意見があればお願いします~

14 件のコメント:

  1. ざっと読んで(眺めて)テストをやってみましたが、気になったところがあったので、回答保留した箇所があります。以下のところです。
    「2. 本を1ページ読むのに、必要以上に時間がかかる。」
    「8. 読むのは簡単だし、速く読める。」

    >これで問われてる「読む行為」とは
    「音読や黙読などにおいての「音の伴う読む行為」のこと?」
    「内容把握という意味での「読める」かどうかを聞いているの?」

    で、すごく悩みます。
    まさか両方同じ事を聞いてくることもないだろう…と思うから
    「1ではどうやら音読のこと聞かれてるから、2は「音読での読む」なのかな…7で視読っぽい質問があるし…じゃあ直後にきてる8では「目で読むという意味の読める?もしくは音読要素抜きで、内容把握での読めるかを聞いてるの?」
    …と私は推理しまくって読みました。どうも私には「読む」という単語自体の自由度の高い使われ方を気にしています。単語の使われ方を示唆するはずの文脈もすくない質問では、推理でしか読めないというか…。例え、質問への推察も回答もうまくいっても「完答できたぞー」な気持ちはなく「質問文への見当付けが当たった」という実感にしかならないんですよね…。(自分のペーパーテストの達成感がほとんど得られない要因のひとつは、これかもしれません)


    2と8で問われてる事を確認できたらと思います。

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  2. なるほど~~~

    1. は「音読が難しい」という意味ですよね。

    2.I USUALLY take LONGER than I should to read a page of a book.
    思うに、英語はは表音文字なので、「視読」(文字から、音を介さずに、意味を理解すること)はほぼ無理だと思います。
    そこから考えると、2.は「頭の中で、文字を音にしてその内容を把握するのは難しい」という意味かも。

    8.I can read QUICKLY and EASILY.
    ・・・・もしかしたら、英語でもなんらかの方法で視読ができるケースがあって、それを聞いているのかもと、私はこれを訳している時には思いました。

    「読む」とは何か。普通の人は「字の羅列を見て、意味を理解することでしょ?」と何の疑問もなく思うはずですが、
    ディスレクシア的には「意味を理解するってどういうこと?」という疑問もわきそうですね(汗)。
    ディスレクシア的には、普通レベルの「意味を理解する」がなく、「逐語読み」か「全体像を理解し、内容を批評できるレベル」の二択になりそうな。
    で、このチェックテストは、その中間、「逐語読みよりは深いが、全体像や批評はできない程度に内容を理解すること」を「読む」と言っていると思います、、

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  3. なるほど…視読が英語は難しいのですか。英語は日本語とも違う、独特の難しさを感じてましたが、これだったのか…。
    日本語ですら独学でやってるというのに、英語ではそれすら通用しないわけですね…。今でこそ当然のように言えますが、正直言って、かなりがっくりきました…orz
    学生当時の自分もよくギリギリまで放棄しなかったなぁ…と。まぁ自分でバカと思っていたので頑張るしかないと思っていたしなぁ…
    今考えるとこわいですね…(汗)


    大人の今の自分でも、目から「雰囲気で英文を感じようとする」ことはあります。完全に拾い読みですけども…

    ・かろうじて目で覚えれる単語(単語の字面をまるっとテロップのように画像記憶とし、意味と直結させる記憶法。ここでは読み音の記憶は存在しないものとなります。なので手では書けないけど単語を目で見て意味はつかめます。漢字と意味と字面を直結させるのと同じ要領で、単語の塊感を絵として記憶し意味につなぐ)
      +
    ・日本語でも英語でも、読み音が同じ扱いの単語(dayとか字面と音がかみ合わないのにこの国でも馴染んで運用されてる英単語)

    を脳内から精一杯かき集めて、英文の流れ方(主語・結論・理由みたいな文章のだいたいの流れ方)を雰囲気と推理で探って感じ取る拾い読み。雰囲気読み。


    私的にも「読む行為=逐次読みか全体把握かの二択」って感じになります。しかも、
    「視読は(意味の読み取り・全体把握)超早い」
    「音読は(ひらがなカタカナの文章においては特に)所々、逐次読みになるのでめっちゃ遅い」
    と、方法で早さが変わるんで、設問での「読む」という定義が曖昧なままだと結果がまるっとブレてしまう…。隠れディスレクシアは話し言葉と書き言葉のギャップが激しいみたいですけど、読むという問われ方の曖昧さが、実はでっかい落とし穴だったりして…などと妄想してみたり…。

    その点で言えば、davisの親から見た子供へのチェック項目をやったとき、似たような漠然とした質問文があっても「場面や方法で質問項目がすでに分かれていた」ことが、短文苦手な私でも場面がイメージしやすかった気がします。こういう場面での「読む力」を問うてるんだな?と迷わないで済んだ気がします…なんとなく

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  4. >このチェックテストは、その中間、「逐語読みよりは深いが、全体像や批評はできない程度に内容を理解すること」を「読む」と言っていると思います、、

    これが世間一般で使われる=「読むという行為の姿」なんでしょう。
    残念ながら自分にはその体感がないからこそ「自分をディスレクシア」と思えると思う。チェック項目で言えば両方「遅い」が妥当なんでしょうかね。自分に体感がないことが、質問の「読む」という単語ひとつにこんなに頭を抱えて迷わせてしまうのかも。

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  5. ごめんなさい、風邪で2日半寝てました。。

    「読む」にも定義が必要だったとは。今後の課題になりそうです。
    いつもながらするどすぎる指摘をありがとうございます。

    英語の字は、ある程度は「塊感」も使えると思いますが、その方法では覚えることが日本語とは比べものにならないくらい膨大なので、とても追いつかないと思われます…塊感で覚えられるのは数十個、へたすれば十数個ではないかと。そこが表意文字と表音文字の違いですよね。

    ただ、英語は「流れ方」ががっちり決まっています。少なくともお金払って読むような文章は。
    それを学ぶとディスレクシアも(非ディスレクシアも)ずいぶん文章を読むのは楽になるようです。
    あ~、この話もいずれ必ず書きたいと思っているのですが、構想が壮大すぎるorz
    「視読+相対音感」「表層性vs音韻性」「表音文字は視読困難」「同時処理vs文章のテンプレ」そして「割り算思考(俯瞰とも言う)」あたりがキーワードになりそうですが。。
    まとまらなくてすみません(汗)

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    1. 体調崩しやすい時期ですよね…!お大事にしてください

      自分のコメントへの補足です。私の中での音読行為は「まず初めに目での全体把握(視読)をしてから行う」もの。最初に視読をしないとならないのが音読行為。これが自分のスタンダードで常識のルール。

      生まれてこのかた、絵本をほとんど読んでこなかった私ですが、小学校あがる前から漫画はしっかり読んでいたようです(絵と時間経過で物語を把握してたので文字を読んでなかったと思います。無声映画みたいに話を理解していく感じ)。
      当時の私はすでに視読(目での)全体把握能力はいくらかあったかもしれない。
      でも、文章から(声の出し方・読み方などの)音の全体把握(相対音感)をするためには当時の自分では材料が足りず満足にできなかった。

      子供の頃は特に「音読=目で見た文字を一生懸命、音に変換するだけの作業」な感覚しかなくて、目で見た文字から頭をめちゃくちゃ使って口でひたすら音を出してる体感でした。自分の出す声の音が何を意味するのか、やってて自分で意味がわからない気持ち悪さ。やれと言われてやらされるだけでも戸惑うのに、読み間違うと何故か笑われる…ただ恥ずかしいだけ。

      そのあと成長し、ある程度言葉の音情報のストックも増えていったら文章から音の全体把握をこなせると同時に、音読ができてるような姿に見えて行く。そして自分のこの姿は「ディスレクシアであることの利点」という記事の中の

      2.つながりを把握する能力
      ・全体像の把握を通じて言語情報を理解する
      →つっかえながら読んでいるにもかかわらず、内容を深く把握できる

      の様子を表してる気がします。自分で文字を、音(耳情報)と字面(目情報)それぞれに分解して目と耳、それぞれの全体把握のアプローチを水面下で行うことが必要になって初めて「普通に読んでる風に見える」。音読の行為ひとつとってもプロセスが一般より増えているのです。

      でもおそらく周囲の大半の人間は音読でもたもたする自分の苦労を言っても「文字に戸惑うって、何を????」ってくらい朝飯前な行動なのだろう、と。
      そう思えてなりません。

      私ばっかり書き込んでしまって…なんだか急き立ててるみたいでこちらこそすみません。どうぞ、お気になさらず…

      削除
    2. いえいえ、どうぞ好きに書いて下さいまし。紺さんの発言は私にとってすべてが勉強になります。
      ただ勉強中なので、いまいちうまく返せなくて申し訳ないですが、、

      削除
  6. こんにちは。
    つい先日本人から聞いたのですが、息子の読み方は(ただし漫画)まず最初から最後までざーっと流して「なりゆきをみてから」あらためてじっくり読むのだそうです。「最初に全体をわかってから細かいところを読む」と、ここで議論されていることをまんま言ったので、おお!と思いました。
    昔は本人の言葉が幼くて、まずばーっとすごいスピードで漫画のページをめくっているのを「そんな読み方でわかるの?」と尋ねても「大丈夫。ぼくは脳で読むから」と意味不明な返事をされて「やっぱりこの子変わってる……」と思うばかりでした。
    学校では書字の苦手さばかり目立ちましたが、じつは読みも独自の方法で読んでいたでしょうね。小学校時代の音読は彼も大嫌いで、宿題の音読カードは紛失するためにもらっているような状態でした……。

    返信削除
  7. >「読む」とは何か。普通の人は「字の羅列を見て、意味を理解することでしょ?」と何の疑問もなく思うはずですが、
    ディスレクシア的には「意味を理解するってどういうこと?」という疑問もわきそうですね

    中1の息子が、最近やっと言葉で伝える力がついてきて(小3~4レベル)、彼の学習するときの頭の中の様子が少しわかってきました。
    英語はまさに上記の様子。

    「単語は頭の中でイメージできるものはわかる。
    でも、文になって並ぶとわけがわからなくなる。
    単語を覚えるときは、例えばplay baseball だと、play baseball(音)=野球やってる姿を映像で頭の中でにイメージして、playをとって(これも映像的に?)baseball(字としての単語)が野球って覚える。
    と教えてくれました。
    わたしはbaseballが野球と字で覚えてからイメージするから、祖の思考航路にびっくり。
    彼はかたまりで覚えるのか、どの単語かを選べても正しいスペルで書けません。
    宿題で何度も書きますが、もちろん覚えられません。


    中学生になってからの英語のテストは散々で、平均点の三分の一くらい・・
    でも、リスニングは選択問題だと9割以上できています。
    英作文はほぼ全滅・・空白です。単語記入は頭文字だけとかスペル違いで間違いとかでほぼ全滅。

    聞く方は聞きなれない単語が出てきても、なんとく場面を思い浮かべられるそうです。

    フォニックスが大事というのがやっと実感でわかりました!
    字を見て読み方が推測で来きたら、音と文字がつながって、さらに音を覚えていた意味とつながるんですね?
    息子にジョリーを再び勧められるチャンス到来かも!!

    試験後の誤答レポートがこれまた困りもので・・・
    1、問題をすべてかく
    2、誤答をかく
    3、正答を書く
    4、説明を書く  play + 名詞(baseball)など
    5、正答を5回以上書く ←ここが一番大事!!だそう・・・

    というもので、点数の低い子は宿題が膨大な量なわけですが、提出しないとこれまた減点という悪循環・・・泣。
    「問題なんかコピーしてはろう!誤答・正答(これもいちいち書く!)のハンコ作ってあげる!」といっても
    「先生に怒られる。書くのが一番大事だって言ってるから」と・・
    やる気があっても、問題写して集中力も途切れてしまう、手も疲れてしまう・・なので、誤答レポートが完成したことありません。

    入学前に、全教科の先生に発達検査の結果と書字の苦手さは伝えてもらったはずなのに・・よりによって英語で書け書け攻撃とは・・涙。
    冬休みに相談に行こうか迷っています。
    テストで点が取れないのはしょうがないけど、宿題では挽回のチャンスがほしい・・具体的な提案はできませんが。

    以前に教えていただいた教科書のCDを購入していたので、ウオークマンに入れて、書くのが嫌になるとそれを聞いてイメージしているようです・・それも勉強、と家では認めてあげています・・・

    返信削除
  8. てぷさん、ちゅら海さん、紺さん
    ざっくりまとめた感じで、わたくしめの見解を次の記事にいたしました。
    読み方って、ほんと多彩ですね。

    ちゅら海島の中学、文字先行型でたいへんそうですね(泣)
    うちも、「そろそろ本気で書いたら?」とノートチェックした先生に書かれ、これは面談を申し込まないといけないなと考えています。
    教科書の音源をCDに入れるのはぜったい効果があると思いますよ!!息子さんも理解出来ている実感を得ているのでは。
    次なるステップは、
    1. 教科書を見ながらウォークマンを聞く
    2a. 教科書を見ながら、ウォークマンを聞きながら、言う
    2b. ウォークマンを聞きながら言う(教科書を見ない)
    →うちの子は、これは疲れると言います
    3. 教科書を見ながら言う(ウォークマンを使わない)
    ・・・と、少しずつステップアップしていくとよいかと。お互いがんばりましょう(泣)

    フォニックス、いつやるかは、実は中一ショックで懲りてからのほうが定着がいいかも、なんて思ったりもしています。これについてはまたの機会に…

    返信削除
  9. komariです。ご無沙汰しています!
    まさにその通り!と思う設問ばかりで、逆に私の頭の中の言葉にならない部分を文字にしてくれた?と思うほどです(笑)

    紺さんのコメントにあった次の2つですが、
    「2. 本を1ページ読むのに、必要以上に時間がかかる。」
    「8. 読むのは簡単だし、速く読める。」
    私の場合、ストーリー性のない本(参考書、説明書)は2に当てはまり、小説などのストーリー性がある本は8かな。
    8の場合は、ほとんど頭の中で音に変換せず、ほぼ視読のみで理解できますが、2は変換している間に、文章の最初を忘れてしまう。。。

    今、移動中に資格の本を読んでいる?のですが、目で読むだけでは理解できず、ノートに図化しないといけないなと思案中。
    非常に良い睡眠導入剤ではありますが、カタカナ、数字、意味のない単語暗記が辛いです。

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    1. こんばんは。
      私はkomariさんと逆で、参考書系のがより早く読め(能動的に読める)小説のが書き手の文体により読解に猛烈に時間がかかったりします。

      小説はまず「登場人物の名前」が全く頭に入ってくれず混乱します。挿絵がある小説でも、名前とキャラ絵が一致するまでに、かなりの時間を要すため、読んでも全くイメージ化が進めれず、物語に移入する前に字に接する自分が疲れ、挫折した数知れず…なんですよ。

      参考書・説明書は拾い読みしても問題なく、知りたい目的がはっきりしてればしてるほど効率的に読める気がします。そういうのほど立ち読みで済ませれます。

      小説は物語なのでエピソード記憶が得意なら読めそうな気がしますけど…自分はとにかく人名と人物像(イメージ)、小説に出てくる地名とか部屋の名詞とその先のイメージ(景色)が、つながりにくいのか…そこで強く苦手を感じるようです。
      でも小説の読み方のコツを知らないだけで…経験値の差かもしれない。高校のときに数学の問題文の意味が読めなかった私でも、実用書系はたくさん読んでこれてるくらいですし。

      昔、母の買ってた小説を一人でいるときにこっそり手にして読むことを挑戦しては、毎回撃沈してました。そのときは「まただめだった〜〜!」とばたばたしながら床に突っ伏しゴロゴロ転がって、敗北感を遊ぶみたいなことも一緒にやってました(恥ずかしいので一人のときにこっそりと)自分で振り返ってみても奇妙な子です。笑

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  10. はじめまして、いつもディスレクシアについての貴重な情報発信、拝見させていただいています。今回チェックテストについて意見を募っていらっしゃるようなのでコメントいたします。

    英語のオリジナルがあり、その日本語訳なので、難しいことかもしれませんが、ディスレクシアの傾向があるとすれば、後半は初見で短時間の内に「読んで」回答するのは大変そうだなと感じました。最後までサラサラ回答できる人は「明らかに非ディスレクシア」だと言えそうですが、肝心のディスレクシア傾向の集団はテストを棄権してしまうことを危惧してしまいます。それでは、もったいないと思います。

    これからも、ご活躍ください。

    「ディスレクシアかもしれない」より

    返信削除
  11. 皆様、貴重なご意見をありがとうございます。
    全般的に、ちょっと長めに訳し直してみました。
    ふりがなをふったり、フォントを工夫したほうがいいんでしょうかね… いずれはyoutube化して音声を出すとか…?

    komariさん、私はようやく、その昔いただいた宿題(いったい「読む」って何でしょうね? みなさん最初から順に読んでいるんでしょうか?)の意味が分かってきた気がします(遅い)
    komariさんの言う「目で見て理解する」は「視読」のことなんですね。そしてディスレクシアは視読の人なんですね。その能力がずば抜けているかイマイチかの差はあっても・・

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