最近は、不規則動詞活用をかるた形式で暗記することに挑戦しています。
この方法だと、定型なら驚くほど一発で入るのですが、
ディスレクシアだと、一発で覚えるとはいかず、やはり丸暗記は大変です。
でも、ゲームの形にすることで、かなり暗記のハードルは下がるようです。
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「読まないgh」も「読まないkがついたknow」も、 易しめの動詞のなかにさりげなく混ぜて覚えさせる作戦。 |
従属接続詞は、ディスレクシアでなくても鬼門ですが
地上の三次元的な因果関係が苦手(?!)なディスレクシアには特に鬼門に見えます
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最近は、授業の最後に書いてもらうようになりました。
よほどの書字困難がなければ、ディスレクシアでもけっこう頑張ってみんな書きます。
というか、むしろ果敢に書こうとするディスレクシアが意外と多いので、驚いています…
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中学生はナンセンスな文を作るのが大好き、大興奮して作っています
/r/と/w/はネイティブの子供でも間違うんですよ~、 なので、これは良い間違いです^^ |
読むのも書くのも、いま少しずつリハビリ中の紺さんですが、
「LD学会ではどんな話をしたんですか?」
「『視読しすぎると、漢字は切り抜けられるけど、英語で必要以上にこけるので、日本語をちゃんと読む練習をする必要がある』という話を」
と言っただけで、すべてを理解してくれました(笑)。
お目汚しですが、発表原稿を置いておきます→★
人生で最も多くの人の前で話したかも。。当日お越しくださった方、ありがとうございました。
お忙しい中、新しい記事の掲載、ありがとうございます。
返信削除LD学会、本当にお疲れさまでした。
音声学ベースの支援介入が行われるようになると、
本当によいですよね。
宇野先生が去年、話された就学時検診で
音韻認識に支援が必要な子を見つけて、
小学校最初の夏休みでフォローするような
仕組みができるとよいなと心から思います。
ただ、老婆心ながら、こちらのブログにたどり着く
幼い学習障害のお子様の保護者の方には
念のため、「視機能」のチェックを受けることを
すすめたいです。
もじこ先生の所に中高生になって、たどり着く
純粋ディスレクシアのお子様は「音声学介入」で
視認知も改善すると思いますが、
小学校低学年以下で、学習障害の可能性があって
発達性協調運動障害のある子については、
視機能にも問題がある可能性が高いように感じます。
(「眼球及び周りの筋肉」にも問題があるという感じ……)
音韻認識にも問題があれば、
音韻認識と視機能と両方で支援を受けたほうが
将来的に困難は軽減されると思います・・・。
(幼いうちに学習障害の可能性が指摘される子には、
「音韻認識(or計算機能?)+協調性運動」
「協調運動のみ」「音韻認識のみ」等、推測される原因が
かなり混在しているような印象があります。)
なお、小学校低学年のとき、傍から見て、
ウチも読むときの目の動きが相当ヤバかったです…。