ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2021-02-06

4周年のごあいさつ

 もじこ塾の南新宿の教室は、4周年を迎えました。

以下、あまりにごぶさたですので、仕切り直しのごあいさつです:

昨年の今頃、まさかここまで世界が一変するとは、誰が想像したでしょう…

もじこ塾はこの1年、ずっと教室での授業を続けてきました。

塾というのは、生徒が「授業を受けに来ました」というオーラを出すことで塾になることを実感する日々でした。 

生徒が減った時期は、教材作りを充実させようと決めて、中学生用教材の作問を頑張りました!(こちらで公開中→)

それ以外にもいくつか、原稿を頑張りました…もうすぐ発表できる予定です。

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この一年は毎日、作問→授業→拭き掃除→メール対応と予定調整、であっという間に日付が変わりました。

それで、ここまで到達することができませんでした。

教職の人はみんなそうだと思いますが、仕事量の増加は半端ないです。


そんな大人を尻目に、生徒ははるかにたくましいです。

デジタルネイティブな生徒が三人寄れば、学校側をだまくらかすなんて朝飯前(笑)

「聞くだけの授業は、全部オンラインでいい」と言っています。

ASD的な生徒には、存在感を消せるオンライン授業はありがたいようですし、手書きの課題提出が減ったのは書字困難の生徒にとって降ってわいた幸運でした。

そして入試は、ふたをあければコロナの影響は驚くほどなく、粛々と進んでいます。


話を戻して、読字訓練はと言えば、

生徒が出す微妙な気配を読みながら、コンマ数秒のタイミングでヒントを出していくので、オンライン授業は今はもじこ塾の仕事ではないかなと思っています。


その代わりと言いますか・・・

合格体験記も集まってきていますし、ディスレクシア的入試のノウハウもだいぶ蓄積しています。

コロナは当面続きそうですので、今年はこうした原稿を順次公開していきます(宣言!!)

隔週・・・いや月1~2回は情報発信していきます!!

プロのライターの手を借りることにしました。近日中に第一回を掲載予定です!

今までこのブログでも書いてこなかった、野心的な内容になる予定です!

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もじこ塾は、昨年2月末、向かいにもう一つ部屋を借りて、2部屋体制になりました。


契約したその日に学校の休校措置が発令されて、どうなることかと思いました…いったい家賃を払いきれるのかと。

そこは楽ではないのですが、密を避けられる机配置ができるので、コロナ的には正解でした。

それに、生徒が居残ってずっとしゃべっていたり、自習室に使う生徒がいたり、助手の個別指導が増えたり※。

(※日本語の読み訓練や、数学を行っています。)

教室が増えることで、生徒同士や先輩と後輩の交流が増えていくのは、本当にうれしいこと。もじこ塾を作ってよかったと思う瞬間てす。

場を共有することで得られる力は、とても大きいです。


感染防止のためにできる限りのことをしながら、もじこ塾は対面授業を続けていきます。

もっと発信もします!乞うご期待!


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