ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2022-07-25

夏休み企画:もじこ塾 生徒紹介(1)(高2 S・S君)

この夏、もじこ塾の生徒が小5~6の宿題を見ます!

詳しくはフォーム→をご覧のうえ、ふるってのご参加をお待ちしています。


小学生のみなさんをお迎えする、もじこ塾の生徒の自己紹介です。

①いつからもじこ塾にきてますか?

中学2年の3学期の最後の最後


②何を目指していますか?

海外の大手ファッション出版社の雑誌編集者、クリエイター、イベントプロデューサー、政党ブランディング


④もじこ塾に来て変わった事は何ですか?

一歩ずつ自分らしく、でも1人の学生として社会の一員として楽しく生きよう、英語の好きを得意にしようと決心ができてきている。


⑤あなたにとってディスレクシアとは?

特性に名前があることで配慮もされる分、同じ仲間のことを先頭で考える使命感。

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できることなら誰でも定期テストで高得点を取りたいだろう。

少なくとも僕はどうすればオール90点台を取れるかを考えていたそんな中学生だった。

しかし、目標はあっても、勉強しようと思ってもなかなかやらなかったり

集中力が持続しなかったり、

やりもしない参考書や問題集を買ってきたりとしていたので、

もちろんいつも赤点と隣合わせな学校生活を送っていた。

周りはそんな僕を一緒に苦笑いしながらも励ましてくれた。


でも、いつまでも一緒になって苦笑いしてくれる時間が続くわけでは無いことも感じていた。

だから自分もなんか変われたらと思っていたけど、

そんなすぐに勉強が楽しいとは思っていなかった。

好きだからといってその教科の時間が楽しいわけでも得意でも無いことに悩んでいた。


もじこ塾に通っていて良かったのは、

同じ世界にいる中でも、自分とは違う多種多様な人と出会えたことだった。

私立の学校に通っていても、そんな勉強一筋みたいな学校に通っているわけでは無いので、

勉強一途な学校に通っていた人からは英単語の覚え方を教えてもらったり、

それぞれがディスレクシアとして経験してきたことを共有できるのが強みだと感じる。


大体、同じ考えの人が集まると内向きに物事が進んで行きがちですが、

もじこ塾の場合には多種多様な意見と出会うことができ、

それを力に転換できやすいなと感じた。

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