ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

Rieさん、合格体験記

 Rieさん、現役、AO入試(保育学科)、配慮なし

私立一貫校(女子校)在籍

AO入試のかなり初期の年代の生徒です。ずっとアップし忘れていました。
彼女からは先日、大学卒業と就職を報告する連絡が来ました。
入学後、パン屋を皮切りにアルバイト経験を積み、子供とその親御さん相手の接客業で頭角を現した彼女。
バイト先で手腕を認められ、先方から声がかかって、そのまま一般企業に就職するに至りました。
もともと、手先が器用で色彩センスがとても優れていたため、デザイン系の学部の進学を勧めたこともあったほどだったのですが、結局はデザインセンス、ディスレクシアならではの対人能力と洞察力、そして大学で学んだ児童心理を生かした就職となりました。


1)もじこ塾に来たきっかけは


A: 英語を少しでも成長させたいという思いで、母にお願いして見つけてもらい、入塾したのがきっかけです。


2)もじこ塾にくる前と後で、学校での英語の学習はどう変わったか

A: 入る前までは学校の英語の授業は正直にいうと苦手でした。ですが、入塾してから分からないことを本当に分かりやすく丁寧に教えて頂いたため、なんとか授業内容についていけるようになりました。英語の文法小テストも徐々に点数を取ることができ、「私でもやればできるのかも、諦めないでもいいのかも」と思えるようになったのを今でも覚えています。



3)もじこ塾で勉強したことで、特に印象的なことは。

A: 小さなボードに毎回書いて納得するまで何回も教えてくださるのは私にとってはとても印象的です。そしてそれがテストの時に理解して望めた時はとても嬉しかったのを覚えています。


4)AO入試について
以下は、いまもAO対策として100%あてはまる内容です。
彼女がAO入試のほぼ1期生に近いことを考えると、この対策を自力で編み出したのは、大変な洞察力の現れだと言えます。

A: 私は高校1年生の頃から、いくつかの大学のオープンキャンパスに訪れ、自分が本当に大学で何をしたいのか、入学後も勉強をおろそかにせず興味を持ち続けられる学科なのかは、高校一年生でよく分からずオープンキャンパスに行ってたりもしていましたが、自分のことですので、どこかしっかりと考えながら見ていました。

AOですので、一般受験はもちろんですが、指定校推薦の子達とも準備の仕方が違かったです。
一般受験ですと沢山勉強し続ければ結果が出てくることが多いと思います。
指定校推薦は高校の定期テストなどの点数をしっかり取得しておけば大学に行けます。
ですが、AO入試は「これをすれば大学に合格すると思われる」という保証がありません。

なので私は通いたい大学を決め、オープンキャンパス、イベントにとにかく高校一年生の頃からずっと参加し、どんなに小さな情報でも1冊のノートに書きとめまとめていました。
1冊のノートに書いておいたので、いざ志望理由書を書く際に本当に助かりました。

もう一つ私はボランティア活動を3年間続けてきました。
これは私のアピールポイントの一つでした。
学校で行うものとは別に、将来に向けて他の形で勉強できないかと考え、「将来進みたい現場にボランティアに行き勉強させてもらい、そこで感じたこと考えたことを大学で自ら学ぼう、そしてその考えたことをAOでアピールしよう」と考えてもいたため、ボランティアを続けてきました。
ボランティアの際も毎日毎日欠かさずに、その日何が起きたか、どのようなことを感じたかをノートにまとめていました。
ボランティアは単に行うだけでなく、目的を持って行うことが自分にとっても、とても大切な経験に変わると思います。


私はもじこ塾と大手の塾の2つでAO対策をさせてもらっていたため、高校で小論文や志望理由書を添削してもらうことは一切ありませんでした。
高校の先生方もいろんな生徒の進路をみているため本当にお忙しいと思います。
そのため、本当にAO対策して絶対合格したいと思うならばしっかり時間を作って向き合ってくださる先生を見つけることが凄く重要だと思います。

私は最初の方は考えていても、すぐに文章にできなかったため、
「こういう経験をしてきたから、このような感じのことを書きたい」
など成田先生に相談し、沢山アドバイスを頂けて沢山助けていただきました。本当にありがとうございました。

ディスレクシアだと言葉が出にくいことがあるため、話しやすい雰囲気を作って話を聞き出し、それを録音したりメモをとったりしてあげて、本人に渡し、それをもとに文章を書いてもらう・・・というプロセスを取ることがあります。


私からのアドバイスは、
AO入試するならば、「自分自身が将来どのようなことをしたいか」そして「行きたいと思った大学で何をしてその将来に近づけるのか」をまず考え明確にすることが本当に大切です。
面接の際もしっかりとやりたいことがあれば、ハッキリと伝えられます。
自分を見つめなおして、ゆっくりと考えることを是非大切にして受験を頑張ってください。




5)もじこ塾に来ても、ものすごく読めるようにはならなかったと思いますが(ごめんなさい)、そんなもじこ塾にはどんな存在意義があったのか。または、もじこ塾をどのように活用していたのか。

私はテストの点にしたら「英語苦手な方でしょ?」と高得点の人には言われると思います、、でも、私は英語大好きです!
私がディズニー好きだからというのがあるかもしれませんが、ですが、もじこ塾に通っていなければ学校の英語にもついていけず、英語に触れること自体が大嫌いになっていたと思います。英語が嫌いになっててたら、やる気も何もないと思います、、

実は英語の出来なさは相当でした。フォニックスが理解できても、こんどは文法理解が大変そうでした、色に関係する共感覚があるようで、字面よりも色に引っ張られることも多々ありました。
でも本人が話す通り、ディズニーを英語で理解したい、そして評定を上げたい、というモチベーションで、地道に英語を頑張っていました。


もじこ塾は、学校や大手の塾とは違い生徒1人1人の苦手を理解してくださりその上で教えて下さっているなと思っていました。
私にとって もじこ塾はとても助けて頂いた大切な塾です。
成田先生は分からないことを分かろうとしている限り教え続けてくれると思います。
私はこれからも少しづつでも成長できるよう、学校の授業だけで勉強するのではなく、「ディズニーの映画を理解できるようになる」という目標を持って英語の勉強を続けようと思います!

テストで点数取ることは本当に大切です。
ですが、また別で英語の目標を持つことって大切だと私は思います!

今まで本当にありがとうございました!

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