ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2012-10-15

赤っ真な太陽


夏休み中にWISC-IVを受けたところ、

・IQは普通
・「言語理解」は学年並みかそれ以上
・「知覚推理」はほぼ学年並み
・「ワーキングメモリ」は学年以下
・「算数」は2~3学年進んでいる
・「処理速度」は4パーセンタイル、特に「符号」の出来が著しく悪い

よって、ディスレクシアの可能性が高いだろうという結論になりました。


記号の視覚的認知に問題があるのか、
それとも記号を意味に転換する部分に問題があるのかは、
WISCだけでは分からないけれども、
彼にとって字を読むのは相当に大変なことだろう、
縦軸の数値が1違うと1学年分違うと考えると、
「符号」については6学年分遅れていると考えられる・・・
とのことでした。

「符号」だけ解答用紙を見せてもらいましたが、混乱しとっちらかっているのがよく分かるありさま。
記号を別の記号に結びつけるのがとにかく難しいようでした。

人よりはるかに集中して取り組んでいるので、あまり長時間の勉強はさせない方がいいのでは、とも。

3歳児の記号解読能力でこれだけ漢字を書いていると思うと、逆に感動的に見えてきました。。