ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2019-05-05

ディスレクシアのチェックテスト・もじこ塾ver.

生徒と相談しながら、ディスレクシアのチェックテストを作りました。
ちなみに、もじこ塾の全生徒の平均点は・・・(末尾に)

このチェックテストは、診断に代わるものではありませんし、
もじこ塾はこのチェックテストに伴って発生したいかなることにも責任を負いません。
気軽にお試しいただければ幸いです。


 

このチェックテストは、IDAによるチェックテストをもとに、
2ヶ月近くかけて、数十人の生徒に回答とフィードバックをお願いしながら、
問いの表現や順番を練り上げて作成したものです。


もじこ塾の塾生の平均点は約10点で、満点も数人います。
生徒のフィードバックより:

~~~以下は、チェックテスト終了後にお読み下さい~~~



1. 「教科書は遅いが、趣味で読むものは超早い」「漫画本なら数分で読み終える」と答える生徒が続出。
2. 全然読めないわけでなく、"微妙に"間違うのがディスレクシア的です。
3. この問いの文言はとても難しかったです。要するに、音読は気が重い、進んでやりたいものではない、なぜなら音読によってより意味がわかることはないし、人前で音読すると間違って恥をかくから・・・という趣旨です。
4. 音韻性ディスレクシアの中核症状。「自分はときどき滑舌が悪い」「会話でかんでしまう」と表現する生徒も多いです。また、さらに進んで「口頭での指示をたくさんされると忘れやすい」と言った生徒も複数います。
5. 上に同じ。特に、ディスレクシアだと「そのため、周りをよく観察するようになる」と答える生徒が多いです。
6. 板書(ばんしょ)とは、黒板の字をノートに写すことです。「とうの昔に板書は諦めた」もあてはまりますよ~
7. 不思議と、女子には少なく、男子に多い症状。また男子でも、明らかに悪筆なのに「自分の字を自分で読めますので、これは悪筆とは言えません」と言い張る生徒もいました(笑)
8. 漢字で微妙なミスが多いのは、視覚性ディスレクシアの主な症状のひとつです。
9. 左右の混乱は、ある種のディスレクシアの大きな要因だと、もじこ塾では考えています。
10. これを訴える生徒も多いです。「考えながら書くと、漢字を思い出せないので、全部ひらがなになる」など。
11. 英語の字を見ても音にならないのが、ディスレクシアの大きな困難です。
12. 英語のスペルがなかなか覚えられないのが、(以下同文)



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