on dyslexia

ディスレクシアとは:

- 知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い)。
-勉強しているにもかかわらず、読み書きがなかなかできない状態を指す。知的障害ではなく、普通~ギフテッドのあらゆるIQにみられる。
-独創的で、対人能力が高い。
全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける。
- 音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- 読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい。その理由は、英語のほうが日本語よりも"音の粒"が小さいから
- 細かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い場合が多い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される
- 10人に1人程度いるというのが通説
- 家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は一族のなかでも個人差が大きい

当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。

2017年、当ブログで分かったことをもとに、東京・南新宿にディスレクシア英語塾「もじこ塾」を開設。以来このブログは、もじこ塾の話題が中心になっています。

2021-10-18

『ディスレクシアだから大丈夫!』ディスレクシアでも読みやすい工夫がいっぱい!(1)

ディスレクシアが得意なこと」のもとになっている本の日本語版が、ついに刊行!



もじこ塾でも、生徒に対し読むよう、そして親に読んでもらうよう、プッシュしています。


「えー、私でも読めるかな…」と気にしている様子の生徒に対し、

先にゲラで読んだ助手が「読みやすいから、たぶん大丈夫」とプッシュしていたのが嬉しかったです(TT)

実際、日本語版は読みやすい工夫がいっぱいなのです!


1) 1冊まるごと、UDデジタル教科書体



ディスレクシア・フレンドリーなフォント、UDデジタル教科書体→

実は、もじこ塾とUDデジタル教科書体は、というか、もじことこのフォントの生みの親の高田さんは、ディスレクシア・ジャーニーを共に歩んできた戦友なんです。

アルファベットと違い、日本語は数千もの漢字があるため、フォントをデザインするのは何年もかかる大変なプロジェクト。加えて、読みやすいだけでなく、小学生が見て字形のお手本にできるフォントにするという独特の難しさが……そういう苦労話を地元のファミレスで飲みながら(笑)現在進行形でずっと聞いてきた間柄でした。

そういう縁もあり、もじこ塾の教材やパンフレットの日本語部分は、すべてこのフォントで作っています。

生徒からも「疲れにくい」「読みやすい」「あたたかみがある」と好評です。


いまや、LD教育界でUDデジタル教科書体を知らない人は"もぐり"と言えるほど、標準化したこのフォントですが、

今回、本をまるごと一冊、UDデジタル教科書体で組むことができました!

行間も詰めず、ディスレクシアに必要なだけ、ゆったりとってあります。

その分、ページ数も増え、本の価格も上がりましたが(TT)、

ディスレクシアでも読みやすいフォントで本を作れたことが、本当に嬉しいです!!

このことが出版界で話題になってほしい!

金子書房の決断にも感謝!

本を手に取って下さった方による、紙面の感想もぜひ聞きたいです!


詳しい目次→ 

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