ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2015-06-10

第2回英単語テスト/「授業を話す」/プリント管理方法求む

最近の取り組みを少し・・・

左ページは、みごとなフォニックス綴りというか、耳で覚えたことを書いてます


先週は、月曜に範囲の発表があり、木曜に単語テストがありました。

今回の範囲は、すでに小学校で教わったり(曜日)、暗誦の宿題が出ていたりで
音レベルでは英語⇔日本語ができています。

3日間しか勉強できないので、
書く練習は曜日と数字に絞り、左ページは捨てました。(~Д~)

10分のユニットを朝1回、帰宅後3回などと設けて、
「モンダイと書いてマンデイ」「ウェドネスダイと書いてウェンズデイ」
といった調子で、少しずつ書きながら覚えていきました。

つまり、フォニックス読みと正しい読みを、結びつけて覚えていきます。

書いている間もつきっきりで見ていて、間違えたら正しい綴りを教えます。
教える時は正しいスペルを書くのでなく、ジョリーのアクションを使います。


もう3日あれば、右ページは完璧になったでしょう。
さらに3日あれば、左ページも書けるようになったでしょう。
・・・そう考えると、ディスレクシアが単語を覚えるのは、とにかく時間と手間がかかります。

子供が産まれて以来、今が一番育児に手がかかってると思います(苦笑)
小学校にあがる前は保育園に任せっきりでした。
小3から勉強はつきっきりで見てますが、英語が始まってからはそれが長時間化してます。

~~~

中間テストは、勉強すべき内容がはっきりわかる英国数は意外とよくでき
ノートが白紙に近かった社会と理科は壊滅的でした。

ノート作りの役に立つことは何かないか…と思い、
子供には、その日の授業の内容を、毎日話してもらうことにしました。

まずは「1つの授業につき1分話してよ~」とお願いしてみました。

2週間たったところですが、
少しずつ、理科の実験の内容を順序立てて話したり、
数学の説明をこちらに分かるように再現できるようになってきた…気がします。

この方法は、しばらく続ける予定です。

『ユダヤ式勉強法』
この本に書かれた方法で、話を誘導しています。
要は「親が生徒役、子供が先生役になる」というスタイル。
これによると、「家に帰ったら親に授業しないといけない」と思うと
それだけで授業の聞き方が変わるんだとか。



~~~~~

それにしても。。

子の学校は、教科書がなく、すべてプリントなので、
プリントの管理が死活問題というか、
要は、プリントをもらったら周りのまねをしてノートに貼ればいいのですが、
やつはディスレクシアのせいなのか何なのか、
プリントをノートに貼るということができず、なくしてしまうのですorz

「これは貼るなと言われた」とか「のりがなかった」とか、
「読んでいると周りの声が全然聞こえなくなるんだよ、
気付いたら授業がすごく先に進んでたんだよ」
(それとプリントが貼れないことに何の関係が?!)とか、
ありとあらゆる言い訳をしてきます。

一体どうしたら、プリントをノートに貼れるようになるのでしょうか・・・
これを読んでいるどなたか、プリントの管理方法の妙案がありましたら、
ぜひご指南下さい。m(_ _)m

ちなみに、彼は紙の管理全般がめちゃくちゃで、
カバンの中にはハイチュウの包み紙が大量に入っていますorz。

9 件のコメント:

  1. ちょうど、ふねさんが管理法をアップしてました。
    ご覧になると参考にできると思います。
    http://ameblo.jp/hunedonn/entry-12036140294.html

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    1. ありがとうございます!蛇腹ですか・・・
      今日はPTAで中学に行ってきたら、高校生のお母さんたちから「うちもそうよ~、一回とことん困れば自分なりの方法を編み出すわよ」と言われました。。

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  2. こんにちは、なめこです。お久しぶりです。
    感想になってしまうのですが、お子様の気持ち凄くよくわかります。
    客観的にみると何てことないんですけど、その時、その瞬間にはそのことが死活問題になってしまうんですよね(^^;)
    無くしたらいかんと思って握りしめてたらいつの間にかなかったとか・・・orz

    私も、紙の管理方法知りたい側です。

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  3. え~、あんなに美筆のなめこさんも、紙の管理に苦労しているんですね!!
    傍から見たら、なめこさんが紙の管理で苦労してるとは思われてないかも?!

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  4. こんにちは。私は絵を描くので毎日コピー用紙をよく使います。
    私が学生頃からやってるのはこんな感じです。

    ・自分が選んで買った絵柄、または好きな色のものを2、3枚用意。
    ・分類ルールを自分でざっくり決める。(イラストなら、アイデア段階・作業中・完成…って感じでできるだけ大雑把にわける)
    ・紙を使うとき、ファイルの中から机に一枚だけ出す。作業が終わったら必ずしまう。(書類の管理というより「机面を毎回目で見える状態をつくる」ルールを守る感覚でやってます)

    机のごちゃつきだけで、実際はそうでなくても「なんだか仕事がたくさんあると思い込んでしまう感覚」に陥って効率も気も散漫になります。視界から見渡せるのは、今やるものだけが欲しい、これを叶える感じで。

    紙類は処分に困ることも多いんで分類の細かさ正確さより「探しやすさ取り出しやすさ、ファイルそのものの見つけやすさ」を大事にしてます。部屋の片付けでも、机と同じで床が見える快感のためです。しまう場所欲しさに買わない選択も増えてますし。

    整理整頓から、すこし目線をずらすというか…自分だけの楽しみをちょっと絡めておく。外部から見て結果がよければ外から文句言われる問題にもならず、無理がないことが習慣につながるかなーと。

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    1. この件は、「もう割り切ってお母さんがやるしかないですよ」というアドバイスも受けたのですがorz、強力な反論をありがとうございます!


      なるほど~~
      これはおそらく「自分だけの楽しみを絡める」がポイントですかね?

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    2. そうそう、まさにそこです〜>ポイント

      私は昔から本を買うとき、表紙や背表紙の色で目的を探すなり、好きな本を覚えていて「何巻」という情報では探してないです。文字が苦手〜と言って本を読まないのですが、本屋には頻繁に見に行くんですw

      私が視覚優位だからかもですが、クリアファイルの絵や色にファイル自体の目的(作業中、完成などの自分で決めた分類ルール)を直でつなげて覚えるので楽なんです。
      あと自分が選んで買った道具というのもやる気上がります。好きな道具に囲まれる生活を妄想すること、大人も子供も、きっと一度は通る道…(爆

      好きな文房具選んで、自分の小遣い出して買うのならきっと大事に使おうと思うし、大事にしすぎて綺麗に使いたすぎて勉強が進まないのなら、下敷きやハサミなど消耗品ではない文房具に好奇心を担わせてみるとか…やる気維持を本人の意思だけってのは、きっと大人でも難しいんじゃないかな…私には絶対に無理です。あと、感覚鋭敏なら尚更、道具の存在が大事になってくると思います。
      周囲の物や環境に、気持ちの後押しを任せるのは意外と効果でかいです。私は強くおすすめします!

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  5. 急に思い出したのですが、わたしは高校時代に友だちからカールゲージパンチを教えてもらい、すっかり虜になりましたよ! プリント類をルーズリーフ用のバインダーに挟めるように穴を開けるだけのことですが、「シュコン、シュコン、シュコン!」て穴を開ける感触が気持ちいいです。それをしたさにどうでもいいものまでバンバン綴じました(^^) 

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  6. そういう「感覚的に楽しい」って、乳幼児期にはたくさんありますが
    (うちの子もティッシュを箱から1枚1枚全部出しちゃったりとか、いろいろありました(笑))
    大人になってからも、「感覚的に楽しい」を大事にすべきなのかもですね。
    モチベーション維持のためにも。

    お二人と名古屋でお話しできるのが、今から楽しみです(^^)

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