on dyslexia

ディスレクシア
(読字障害、読み書き障害、失読症、難読症、学習障害、読み書きのLD)について、調べて分かったこと/実践したこと/英語から訳した文章をアップしています。

ディスレクシアとは:
- 
知能は普通だが、読み書きが苦手(誤字が多い、読み書きが遅い、読み間違いが多い)
- 独創的で、対人能力が高い。空間把握力、全体像や物事の関係性を把握する能力に長ける。
- 音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- 読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい
- 細かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される
- 10人に1人程度いるというのが通説

当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。


2015-06-16

ディスレクシア小学生用教材、一挙紹介!

小3~4のディスレクシア児の親御さんにご来訪頂いたのを機に、
小学校時代にうちで使っていた教材と、
読者の方から教えて頂いた教材で、うちはタイミングが合わないなどして使わなかったのですが、お勧めできる教材を、まとめました。


こちらもあわせてご覧下さい→

基本の多感覚教材

①ホワイトボード


大きいとたくさん書ける点が良く、
小さければ「これ1つ埋めたらおしまい」と言えるのが良いです。

紙よりも大きく書ける、間違いが残らない、などの長所があります。


②バランスボール
暗記するときは、これに乗ってびよんびよんしながら。
体性感覚が整うので覚えやすくなるらしいです。
夫に邪魔と言われても、これは譲れない(笑)

気分を変えて椅子がわりにすることも…

③スマホ
自分の朗読(や、親子が交互に朗読したもの)をスマホで録画し、
再生したものを聞きながらくり返して言ってもらいます。
自分が言ったことを自分で聞くのは、記憶定着にとても効果があります。



◆実際に使った教材
読み書きが苦手な子どもへの<つまづき>支援ワーク
小学生でディスレクシアだと分かったのなら、
何年生であっても一読の価値があると思います。
前に書いた記事もどうぞ→ 




道村式漢字カード



視写
視写は、非常に効果がありますが
書いた字を音読してもらって完結するので、
なかなかハードルが高い…と受験が終わった今になって思います

視写に使った教材。「朝5分ドリル」
視写に使ったノート「天声人語ノート」




コメント欄で言われて思い出しました!
ドラえもんシリーズのことわざ辞典や四字熟語辞典は
家庭教師君が買ってきてくれました。
楽しく覚えられ、説明もしっかりしていて、お勧めです

ちびまる子ちゃんシリーズも使いました。
こちらも同じくおすすめ


クッシュボールと言うそうです。
2つ用意して、30まで数えながら交互にキャッチボール。
左右の感覚を養ったり、勉強前の儀式として





算数と理科がなくてすみません。。
算数は家庭教師君と市販の問題集をいろいろやりましたが、
私のほうができないのでお勧めできる自信がなく(苦笑)、
理科は6年間、実験教室に行かせてました。


◆読者の方からお勧め頂いた教材

※お勧め頂いた方のお名前を失念してしまったものもあるので、
以下ではお名前は特にご紹介しませんが、
この場をお借りして、改めて情報に感謝です!


・道村式カードがいまいち効果がない人のために

当ブログには、「道村式カードはうちにはあわなかった」という報告も寄せられています。
そういった方から教えて頂いた教材を紹介します。
漢字の意味ストーリーがあると覚えやすい子には、以下のほうが向いているようです。

『歌って書ける小学漢字1006』

中はこんな感じです

白川静『常用字解』
1つ1つの漢字の語源が説明されています。
どんな漢字でも、古代中国にさかのぼる意味が書かれているので、ストーリーが作れます。

著者は漢字学の大権威、白川静。
常用漢字が音読みで引けます。
うちの場合、この本は中学に入った今のほうがピンと来そうな気がします


『調べて覚える漢字辞典ドリル』
上の、より易しいバージョンと言えます




・指に装着する筆

墨運堂 直感文具 ゆび筆

大人ディスレクシアの方から
「これはきっとお子さんの役に立つ」と頂きました。
筆で書くって、やってみるとすごく身体を使いますね!

・日本地図のお風呂シール


ディスレクシアの子に地図の読み方を教えるを読んだ方から、こういうものがあると教えて頂きました。



『書字指導ワーク1』
うちの子の鉛筆の持ち方が変なのに気付いた方から、ご指南いただきました。
小学校1~2年が主な対象。字以前の運筆のためのワークブックです。
ブレインジムにとても似ています。
中はこんな感じ

6 件のコメント:

  1. もじこさん、ありがとうございます!さっそく拝見いたしました!
    とてもたすかります!

    とりあえず、ホワイトボードは必携なのですね!
    実はうちにも床置きのボードがあり、漢字をやらせてみたこともあるのですが、なにしろ床の上なので、すぐに寝転がってしまい、そのまま集中力がどこかにいってしまうので、中断していました。
    机の上に置けばいいんですよね。簡単なことなのに、気づかなかったです。

    白川静の漢字学、やっぱり使えますか!うちは、太郎次郎社の学年別『漢字なりたちブック』(http://www.tarojiro.co.jp/kanji/kanji-s02/)はもっており、これから、道村式漢字カードと併用してみようと思っていました。この本、漢字の、実はけっこう怖いなりたちが絵で描かれていて、(民、という字は、もとは針を刺された目をあらわし、盲目にした奴隷を意味する、などなど)、子供も面白がって、きゃあきゃあ言いながら見ていました。
    もっとも、字形を覚えるように情報が整理されているわけではないので、字、そのものはまったく覚えなかったのですが……(そのかわり、古代中国の刑罰に詳しくなりました。笑)。そのあたりを、漢字カードでおぎなえないかな、と……。

    それから、スマホ。ガラケー派なのですが、やっぱり便利そうですね……。
    私自身、受験時、英単語がさっぱり覚えられず、最終的にたどりついた方法が、英単語一つにつき、短い英文を一つ作り、それを自分で音読して、自分で聞くという方法でした。これで、書けるようにはなりませんでしたが、読めるようにはなりました。
    といっても、実際のところは時間が足りず、録ったものを聞きかえす暇はなかったのですが、なぜかテープそのものの完成度にこだわり、アナウンサーのお姉さんのようにカッコよく吹き込もうと、発音、リズムをくりかえし練習したのが、今思えば、よかったような気がします(笑)。完全にディスレクシア的勉強法ですね。


    週末、娘に試しにABCを書かせてみたところ、Cの開口部に縦線が入って、Dと融合しちゃってたので(そして、その先は書こうとしなかった……よくローマ字を切り抜けたなあ)、英語についての記事も、これから詳しく読ませていただきますね。
    あれもこれもできないからって、一気に何でもかんでも投入するわけにはいかないですが、本人にとっていい方法を、なるべく見つけていけたらと思います。

    とにかく、感謝いたします。
    ほんとうにありがとうございます!




    返信削除
    返信
    1. !昨日お返事したつもりがなぜか反映されていませんでした、ごめんなさい・・・
      太郎次郎社シリーズは私のほうが憧れてましたが、子供は小学生の頃は食いつき悪かったです。
      でも中学に入り、学校で漢字のなりたちを聞いてきて楽しそうに説明してくれるので、やはり漢字の語源を教えるのは意味があるんだなと思い始めました。

      無理にスマホにしなくても、要は簡単に録画再生ができる端末ならなんでもOKです。iPadや他のタブレット端末、iPod touchでも。ガラケーで録画してもいいかもです。
      おっしゃる通り、録るときの緊張感だけでもけっこう覚えられるものですよね^^そして、その英単語勉強法はとてもディスレクシアだと思います!!

      削除
    2. いいええ、こちらこそお忙しいのに連投してすみません!(><)
      そうか、スマホじゃなくてもいいのですね。子供が投稿動画等が好きなので、県名などを言っているところをそんな感じで録って、本人に見せてあげるといいかもですね(^^)。ありがとうございます!

      削除
  2. こんにちはー紺です。
    私は社会では、地理とか公民のが好きですが(歴史の年号暗記の苦手意識が猛烈に強くて…)子供の頃兄弟で遊んだものが、地図知識に役立った気がしたんでコメントを。
    ・特急旅行ゲーム(盤ゲーム)
    ・桃鉄(ゲームボーイ。時代ですね…w)
    ・日本地図が図柄のジグソーパズル
    ・マップル的な普通の道路地図から、地図記号を見つける遊び(自分だけの遊びって感じでこっそり楽しんでました)

    この辺りが、自分の社会科の基礎と自信を持って言えます。
    ジグソーパズルは何度も崩して組み立てて遊んでました。ピースの繋がりを探るのがジグソーパズルだから、隣接県の位置関係とか視覚&組み立てる体感でわかっていくのかなーと。私のやってたやつは、県の形がピースを成すもの(教材風)じゃなく「日本地図が絵柄になっている」ものでした。勉強という意識を押さないほうが自分には合いました。

    私は当時から女子な遊びには全く興味がなく(ぬいぐるみはあるけど、お人形は1個もなし。ねだらなかったので)レゴやトミカで兄弟で遊んで、年の近い近所の子たちとは外で走りまわったりして。小学校高学年ごろは、自転車を走らせ少し遠いジャスコでメダルゲームをして、自転車爆走させて夕飯までに帰ったり…割りとアクティブに遊んでました。

    ドラえもんの「さんすう」みたいなやつも、私からねだって親に買ってもらってました(ドラえもん見たさに、ですw)。
    特にことわざのやつ。4コマ漫画がその場面の例になるんで、気軽に楽しく覚えました。

    見ていたアニメで初めてきく言葉の「音」を聞き、意味がわからず気になって国語辞典を引いて、あとから「字面」を知る…そんなパターンで覚えた言葉や熟語もたくさんあります。
    アニメ漫画は、今でも私には一番の教科書な娯楽です。

    返信削除
    返信
    1. どらえもんシリーズ!ご指摘ありがとうございます。追加しておきました。あれ、よくできてますよね。


      削除
  3. たるるーと2015年6月19日 11:10

    もじこさんの息子さんの字、うちの子の形にそっくり・・・・道村式買ってみました。みただけで、ヒューと逃げていき、まだまだとおい道のりです・・

    返信削除