ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2024-02-15

7周年のごあいさつ

もじこ塾は、7周年を迎えました!





フォニックス講座のご案内が遅れておりまして、申し訳ありません。
いろいろ手が回っておらず・・・今週末には告知します!



コロナ中は本当に人が減って、経営的に非常に苦しかったもじこ塾(泣き笑い)ですが、ここへきて、だいぶ人が戻ってきました。

やはり、長かったマスク生活、ことばを発することも少なくて、ディスレクシアが見逃されていたのでしょう。



最近は、大学生や社会人の方から、問い合わせを受けることも増えました。
英語資格要件に阻まれて、進学や就職や昇進が阻まれている、どうすればいいのか・・・と。
「ディスレクシア英語教育の三本柱は、訓練・配慮・ツールです」とお伝えしたうえで、策を練っています。(このようなご相談にもお応えできます)
それにしても、英語資格が仕事人生の行く手を阻む時代状況は、なんとかしないといけません。


海外にルーツがある方からの相談も増えています。
家では英語で話しているので、学校では「英語ができる子」扱いですし、
場合によっては、同年齢の定型発達の純ジャパより英語が読めますし(半分母語ですから、当たり前ですが)、でも、想定されるほどは読めず、スペルとなるとボロボロであることに、本人はとても苦しんでいます。
日本語よりも、英語でのほうが、話せることと読める/書けることのギャップが、さらに大きく出るようです。研究が示している通りです。


もじこ塾の生徒や助手が研究の被験者になったり、卒業生さらには現役の生徒がディスレクシアまわりの研究を行うことも増えてきました。
とある研究会での「そんなに英語が読めるなら、本当にディスレクシアなのか」とのコメントに対し、被験者を囲んで集団クラスの子たちが憤慨したこともありました。


このように、最近はディスレクシア英語教育の幅が広がりつつある、もじこ塾です。

いろいろお伝えしたいことはあるのですが、私は雑務に追われてなかなか。。

ここは物言う当事者のコミュニティです(笑)。
8年目は、彼ら彼女らの発信にもご期待ください!


 


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