on dyslexia

ディスレクシア
(読字障害、読み書き障害、失読症、難読症、学習障害、読み書きのLD)について、調べて分かったこと/実践したこと/英語から訳した文章をアップしています。

ディスレクシアとは:
-
​​
知能は普通だが、読み書きが苦手(誤字が多い、読み書きが遅い、読み間違いが多い)。
-勉強しているにもかかわらず、読み書きがなかなかできない状態を指す。知的障害ではなく、普通~ギフテッドのあらゆるIQにみられる。
-
​​
独創的で、​​対人能力が高い。
​​
全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力
に長ける。
- ​音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- ​読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい。その理由は、英語のほうが日本語よりも"音の粒"が小さいから​
- ​細​​​​かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される-
​ ​
10人に1人程度いるというのが通説
​。アメリカの調査では3人に1人とも
- 家族性であり、遺伝による​。ただしディスレクシアの表れ方は個人差が大きい



当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。


2013-09-11

ブレインジムの、母のADHDへの効果を実感

8月に、ブレインジムというものの講座を受けてきました→こちら

ブレインジムのサイトは→こちら
うんと簡略化して言うと、ブレインジムとは、右脳と左脳の統合を助ける、簡単な体操です。
老若男女、どんな人にも効果があるそうですが、
アメリカの教育学者ポール・デニソン博士が、ディスレキシア(識字・読書障害)をはじめとする、様々な学習障害を克服し軽減することを目指して、1960年代より取り組んできた研究の集大成です。
と上のサイトにある通り、ディスレクシアの改善が出発点のようです。

そもそも知ったきっかけは、下の本でした。

『ブレインジムと私 学習障害からの奇跡の回復』「字の苦手」を改善するには、字の練習だけではなく、もっと根本的なところに働きかける何かがないものか・・・と思って探しているなかで、この本にたどりつきました。

ディスレクシアの「字の苦手」という現象の先を見ている点(「全脳学習」と言うそうですが)に感銘を受けました。


でも、この本を読むだけでは、ブレインジムができるようにはなりません。


雑誌「こころのりんしょうa・la・carte 第30巻4号〈特集〉ブレインジム」

これによると、学習障害だけでなく、PTSDや認知症予防にも効くらしいです。

本当?簡単な体操で・・・?
謎は深まるばかりでしたが、
たしかに、ヨガでも、単純なポーズ(それこそ、前屈とか逆立ちとか)で、心身を深いところから変えていきます。
それに近いものかもしれない、と思いました。

そこで、一念発起して「ブレインジム101」という講座を受講してきました→こちら
まったくの初心者が、この講座を受ければ、ブレインジムの何たるかと、一通りのエクササイズとチェック方法を学ぶことができます。

主なエクササイズは→こちら。全部で26種類あります。
「正中線を越える」のがポイントだそうです。
エクササイズ自体は、ラジオ体操程度かそれ以下の激しさしかありません。
本当にシンプルなものばかりです。
経絡やツボを意識したエクササイズもかなりあります。


すべては、子のディスレクシアに何か良い影響があればいいなと思ってのことでした。

ところが・・・・!
受講後、子供にブレインジムを教えるために、毎日一緒にやっていますが、
母である私のADHDに明らかに効いています!
びっくりです!

5分か10分くらいの簡単なエクササイズですが、その効果は2~3時間、あるいはもっと続きます。
子供の勉強を見ていてもイライラしづらくなるし、気分が確かにさわやかなのです。
ハイテンションではなく、周囲への適度な良い集中が持続する感じです。
締切はあるし子供の勉強も見ないといけないし夕食は作らないといけないし部屋は散らかってるし・・・という、とっちらかった感情が起こらないのです。


昨日、ブレインジムをしてから子の勉強を見て、それから夕食を作っていたとき、
「結婚17年にして、料理中に『いまここにいる』感覚を味わうのは初めてかも!!」
と実感しました。
私は料理にかなり苦手意識があります
(食には人並み以上に興味がありますが)。
料理が苦手というより、料理中のいっぱいいっぱいの感じ、わたわたした感じが大嫌いでした。
特に仕事の締切の後は、料理にテンションを合わせるのが苦痛でした。

それが今日は、ひとつひとつ目の前の手順を落ち着いてこなすことができ、しかもそのことが苦痛ではなかったのです。
出来上がりの味は大差なかったようですが(笑)。
でも、このさわやかな集中は、大げさでなく初めて味わうものでした。


子には、勉強に入る前の儀式として、細く長く続けていこうと思います。
ADHDの大人には、ブレインジムはかなりお勧めです!



2 件のコメント:

  1. 矢可部杏子2013年9月12日 13:42

    もじ子さん、頑張っていますね、敬服します。
    興味深いトレーニングですね。
    勉強前の儀式、うちも必要かも。。。
    最近のうちのお兄は電子辞書でご機嫌です。
    LDDXで薦められて、使用しはじめたのですが、今まで辞書は使えたのですが注意散漫なので、余計なページをペラペラと…が長かったのに、一発変換なので集中せざるを得なくなり、必要な言葉を忘れないうちに書き留めるようになりました。こんなことならもっと早く買ってあげればよかった…勉強以外の時間もひたすら収録されているリトルチャロを流し見(スピードラーニングじゃないんだからっ)しています。

    返信削除
    返信
    1. なるほど、電子辞書って気が散らない効果があるんですね。
      実は、予備校では紙辞書を推奨しているのですが、ディスレクシアだと紙面と問題用紙との間で目が行ったり来たりするのが大変そうだな・・・と思っていました。ディスレクシアに限っては、早い時期から電子辞書を与えるべきなのでしょうね。
      うちも買おうと思いますヘ( - -)ノ。ありがとうございます!

      削除