ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2013-09-07

【動画】恐竜学者ジャック・ホーナー、自身のディスレクシアを語る

4月に「ディスレクシアと才能に関する会議」がアメリカで行われたそうで、『天才たちは学校がきらいだった』の著者トマス・G・ウェスト、『ディスレクシアの利点』でおなじみEide夫妻などなどが一堂に会してディスレクシア的才能について語り合ったようです。


当日のプレゼンの動画がyoutubeにアップされています。
そのなかでも、特にディスレクシア的だな~と感動した、恐竜学者ジャック・ホーナーのプレゼンに字幕をつけてみました。
amaraという、字幕をつけられるサイトを使っています。amaraありがとう!



http://www.amara.org/ja/videos/nd4lYeJ6l2xB/info/dyslexia-and-talent-dinosaur-hunter-jack-horner/


恐竜界の「コロンブスの卵」的な発見のエピソードを軸にした、実にディスレクシアらしい話です。

話の内容だけでなく、言葉につまりながらも聴衆をぐいぐい引きつける話し方といい、偉ぶらない感じといい、2つの視点という構成といい……すべてがディスレクシア的です。

個人的には、ちらっと出てきたお母さんの話が、ぐっときました。
想像ですが、ジャック少年が恐竜に熱中する様子を見て、恐竜愛をのびのび追求できるよう、お母さんは彼を何かと支えていたのでは…
お父さんと対立していたことも、想像にかたくありません(苦笑)。


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