Q:他の予備校との兼ね合いは。英語はもじこ塾以外でも勉強したか? そもそも予備校には通ったことがありません。
小学生の頃に塾に通っていたことがあるのですが、
その際先生と環境が合わず、
3ヶ所ほど試して向いていないなと思いました。
1ヶ所目は先生が一人いて、学校のような席位置になっていたのですが、プリントを淡々と進めていき、終わったら前に持って行くという方法で、分からないところが多すぎる私としては、とてもやりにくい環境でした。
2ヶ所目は少人数制の塾で、多くても4人でした。けれど、先生の教え方と先生の性格が合わなかったんですよね。努力はしたんですよ?1年程は我慢できたんですけどね(⌒-⌒; )
3ヶ所目はM義塾ですね。環境としてはそこそこ良かったんですが、すでに勉強自体がす〜〜ごく嫌いだったので、先生とお喋りしてなんとかして逃げてましたねww
親には悪いことをしたなと思います。結局そこも1年経たないでやめた気がします。
結果が今に繋がっているのでなんとも言えませんが。中学生までの間は英語の勉強をしたことがありませんでしたね。高校に入ってからは少しだけ単語帳を開いたりなどはしましたが、身についてはいません。基本自習が出来ないんですよ。一人で勉強できないので、そばで説明してくれる人がいないと理解につながらないので意味ないんですよね。なので、基本はもじこでの勉強が全てです。
自習ができない、つまり自力では英語がまったく身につかない・・・
ディスレクシアが授業としての英語に出会ったときの、典型的な反応のひとつです。
Q:入塾を考えている人へ、もじこ塾はどんなところと説明するか?
自分の勉強方法を教えてくれる場所ですかね。
自分のペースで進められるので、分からなくなってもすぐ確認できるのがいいです!少人数制の授業でも他に人がいると聞きにくいですから。人間誰しも恥はかきたくないので、他人がいる環境での不得意な勉強はしにくいと私は思っています。友達の教え方で理解できる人は、それは不得意科目じゃないですね。勉強してないだけです。友達や先生の説明で理解が難しい科目が、本当の不得意科目です。この文章を読んで当てはまるかもとなる場合は、もじこ、もといディスレクシアの塾を検討する価値があると思います。
「友達の教え方で理解できるなら、それは不得意科目じゃない」
「友達や先生の説明で理解が難しい科目が、本当の不得意科目です。」
名言です!
Q:もじこ塾で勉強したり話したりしたなかで、特に印象に残っていることは?
先生が英語を読む前に読めた時ですね。読めなくても英語の勉強はできます(できません!)が、今まで全く読めていなかったのが、読めるようになったと言う事実が嬉しかったです。少しでも理解できるようになれたと思うだけで、英語に対する意識が変わりました。
特に、と言われると思いつかないんですが、英語以外にも進路について相談に乗ってもらいましたね。正直進路についてはあまり考えないようにしていたので、先生に雑談のように相談したのがきっかけで、今の進路に決まりました。2年生の夏の時点で大方決めなければいけなかったのですが、全く決まっておらず、方向性が決まっているだけだったので困ったものですよ。そんな中で相談をしたところ、いくつか学校をピックアップしてもらえ、そこから選びましたね。学校の先生に相談することも考えたんですが、正直担任は自分で決めなさい派だったので相談しにくかったんですよ。なんなら、嫌われてた説がありますからw。
調理師学校に行きたいと相談を受けましたので、この業界に詳しい人に質問して、いくつか良い専門学校を紹介してもらいました。今年は特にコロナの影響で、学校説明会が軒並みオンライン化したため、高3生にとって学校情報を手に入れるのは大変なことでした・・・
余談ですが、先生がすごく褒め上手なのでそれだけでも勉強に少しだけやる気が出ましたね。他の子は分かりませんが、自分やる事しっかりやってるんじゃって気持ちになりますねw
もじこはほめ上手なんですね(*^^*)。ありがとう~
Q:ディスレクシア的に、大学入試や受験勉強において特に注意するべきことはあるか?
1つのことに集中することですね。アレもコレもと手を出したところで、全て中途半端に終わってしまいます。色々なことに手は出せたから、ギリギリなんとかなるでしょ…という考えになりますが、結果は決してついてきてはくれません。一つ一つ進めることが出来ればその時こそ結果はついてきてくれると思います。ちな、実体験ですね。なにか一つ秀でているだけで、安心感や気持ちのありようがすごく変わると思います。
本当にその通り!
アレもコレもと手を出してはいけない。「可能性を広げたい」と手を広げるのはディスレクシアの道ではない。
「これ」と決めたらそこに体力と気力を全集中して、それで突き抜ける。それこそがディスレクシアの正しい道・・・と、私も常日頃から、いろんな人たちに言ってます。
あとは、日々の生活態度なんかは大事ですね。最近はコロナの影響によって面談などを極力少なくする傾向があったため、書類のみの判断になってしまうと今までの生活態度などが影響してきます。私はとりあえず授業にはしっかりと参加し、遅刻もしないことだけは常に意識していました。成績ももちろん大切ですが、生活面や人間関係といった面にも意識を持っていくことはとても大切だと思いました。
ナツさんはいつも疲れていて、「学校に行きたくない~」と文句たらたらでしたが、実は皆勤だったとは!
「高校に友達なんて2人しかいない」とも言っていましたが、学校での生活態度を良くする努力を怠らなかったとは。本当にえらいです!
Q:自分がディスレクシアだと知ってどう思ったか? 現在はそのことをどう捉えているか?
はじめは、英語の先生に言われて、そういったものがあるんだな〜としか思わず、あっても自分は違うんだろうなと思っていました。
誤解がないようにいっておくと、ディスレクシアだったらもっと辛い思いをしていてもおかしくないから、自分は違うんだろうなと思っていました。
ディスレクシアの質問テスト→
★を受けてみて実際に
あなたはディスレクシアよ、と言われた時、正直嬉しかったんだと思います。
自分は周りと頭の出来が違うから、努力が足りないから。ずっとそう思いながら生きてきました。
自慢じゃありませんが、見た目と会話をすると大抵は頭のいい子に勘違いされます。
子供の頃はそれが嬉しかったんですが、成長するにつれその眼差しや期待の眼差しがとても辛かった。向こうが勝手に期待して落胆するだけなのにとても悪いことをしている気分になりましたよね。いつしか、頭が悪いことをどうやって隠したらいいんだろうと、そればかり考えていた時期もあります。
。゚(゚´Д`゚)゜
わたしもナツさんに初対面のとき「ちょっと話せば賢いとすぐわかる」と言いました!
ごめんなさい。。でも、誤解したとは今も思ってません!!
ナツさんは全然頭は悪くない。字があまりに読めないせいで授業が理解できないしテストで点がとれないだけであって、その状態を「頭が悪い」と言うほうが誤解ですよね。
でも学校も、そして本人も、そこを勘違いするのです。。。
字が読めないのは、頭が悪いからではありません!
徐々に人と関わることが嫌になっていき、極力関わらないようにしました。
(これが気難しさの理由ですね。そしてこの手の気難しい印象が前に出ているディスレクシアの人は、程度の差はあれけっこういると、ナツさんを通じて気づきました。
本当は対人能力が高い人たちなのに、いろいろあって人嫌いになってるんですね。。)
話が長くなりましたが、今までの自分は仕方のないことだったんだと思うと、嬉しいと同時に開放感までありましたよね。
それが正解です!
Q:もじこ塾に来て,英語は読めるようになりましたか?(正直,どのくらい英語ができますか。)
読めるか、読めないかで言ったら、読めるようになりました!まだまだ読めないものは多いですが、通う前に比べたら断然読めるようになりましたね。
英語がどれくらい出来るようになったかと聞かれたら、まだまだなんですけどね。なんとなく読めて、なんとなく意味が分かるものは増えました。
読めるようになった時に意味も一緒に覚えれたら良かったんですけど、そこまで私の頭は良く出来てませんでしたね。
なので、一般の高校生のレベルが10ならもともと1ぐらいで、今なら盛って6〜7ある気がします。
↑いや、そんなにはないと思います…(TT)
ターゲット(単語集)の単語10項目ほどのスペルと意味を覚えるのに小一時間かかるほど、彼女のディスレクシアは重度なので。
でも、「明日テストなのでこの範囲を覚えなきゃ」となったときの集中力はものすごいものがありました。
[追記]と書いたら本人から「確かに盛りました、でもこの書き方はちょっと」「それに単語以外の勉強もしましたよね!」とお叱りを受けました(--;)。うまく書けなくてごめんなさい。
読み訓練を教える側としては、どれくらい読めるようになったかも大事ですけど、それ以上に、このつらい訓練に向き合うことに、尊さを感じてしまうんですよね。。100読めたらそりゃあすばらしいですけど、それよりも0だった人が1読めるようになったときの衝撃とか、読んでて限界を超えてしまったときの苦しさとか、そういうことに向き合ったという事実のほうが、本当にえらいと思うんです。
どれだけ大変なことに向き合ったのか、その一端を紹介するために、上のような書き方になりました。
ナツさんの学校は調理実習などのレポートが多く、しかも全部手書きで、ナツさんはよく「明日までに書かなきゃ~」とどろどろに疲れながら帰っていきました。
でも、もじこ塾に来て1年たった高3の1学期には「成績優秀者です!」と通知表に書いてもらえるほど成績が改善。
進路は指定校推薦で、校長面接と書類だけで決まりました。
ここからは、なかなか驚きの内容が語られます・・・
英語的にはかなり重度なディスレクシアのナツさんを通して描かれる、高校受験事情について。
Q:中学のときの英語力について語ってください。
ローマ字がやっと分かるぐらいでしたね。中学生の頃は、隣の人とペアを組んで会話の練習があったので苦痛でした。正直wasとかwereとかなんだっこれ状態で、読めないし、意味もわからない状態でした。英文なんてローマ字読みするしかなくてヤバイの一言しか出ませんからね?
中学では授業が嫌すぎて、数回ですが保健室なんかに逃げて、参加してませんでしたから。
ナツさんは中学時代、誇張抜きでほぼまったく英語が読めなかったと推測されます。
(ちなみに、高校に入ってからフォニックスを教えた後も、完全に自動化するには至りませんでした)
Q:都立高入試をどうやって戦いましたか。
少し長くなりますが、そもそも一般試験の単願だったんですよ。私立の推薦も候補にはあったのですが、あと0.3?ぐらい足りなくてお金も掛かるからということで、単願にしたんですね。全体的に勉強ができないので、ものすごい賭けでした。
なのではじめに英語は捨ててましたよねw 手を付けるだけで時間の無駄だと思いましたから。
「英語は捨てた」は本人に確認したところ、言葉のあやではなく、本当に無勉、放置したそうです(@@)
そこからは、少しでも可能性のある数学と国語をメインに勉強しました。
ちなみにVもぎは1回だけ受けたんですが、なんと判定はEでした(たぶん)。驚きびっくりでしたね。
勉強方法は今までの一般試験を黙々とやることですね。合計25回分ぐらいのテストをやりました。分からなかった所は、後日先生にしっかりと教えてもらい、もう一度でてきた際に解けるぐらいの理解度になるように頑張りました。
25回分終わったところで、最初の1回目のものを時間も測って受け直すことで、現状の力量がわかりましたね。これを数学と国語でやりました。
国語は漢字を捨てて、文章問題を中心に頑張りました。
ナツさんのキャラでこれだけ猛烈な勉強をしていたら、ものすごくがむしゃらに勉強している人に見えると思うんですが。
ほんと、学校の先生方に対し、「相当努力しているようなのにできない人については、ディスレクシアを疑うべき」ということを知ってほしいです。
と同時に、英語を捨てても入れる都立高校はあることを、改めて知りました。。。
そのこと自体は「まあ、そうですよね」という感じなのですが、この年月の間にディスレクシアの生徒が自信を失ったり頑張りすぎて燃え尽きたりして、精神的にズタボロになる件については、本当にどうにかすべきです・・・日本の英語教育界は、早期英語教育以上に、こういう生徒たちについて考えるべきです。
またナツさんは、日本語の読みに関してはお父さんの猛特訓を受けたとも言っていました。
「今でも勉強中に父親に背後に立たれると、涙がぶわっと出てくる」と語るほど、過酷を極めた特訓だったようです(「だから父親には後ろに立たせないw」とも言ってました)
こんなところからも、万事において激しく取り組んできたことがわかります。。。
Q:もじこ塾に通っている生徒に、激励のことばを。
これからもコツコツと地道に努力するだけで、大きく変わりますよ٩( ‘ω’ )وがんばって!
Q:将来の夢を1行でどうぞ
食品に携わる職につけたらいいなと思っています。