on dyslexia

ディスレクシア
(読字障害、読み書き障害、失読症、難読症、学習障害、読み書きのLD)について、調べて分かったこと/実践したこと/英語から訳した文章をアップしています。

ディスレクシアとは:
-
​​
知能は普通だが、読み書きが苦手(誤字が多い、読み書きが遅い、読み間違いが多い)。
-勉強しているにもかかわらず、読み書きがなかなかできない状態を指す。知的障害ではなく、普通~ギフテッドのあらゆるIQにみられる。
-
​​
独創的で、​​対人能力が高い。
​​
全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力
に長ける。
- ​音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- ​読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい。その理由は、英語のほうが日本語よりも"音の粒"が小さいから​
- ​細​​​​かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される-
​ ​
10人に1人程度いるというのが通説
​。アメリカの調査では3人に1人とも
- 家族性であり、遺伝による​。ただしディスレクシアの表れ方は個人差が大きい



当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。


2015-03-09

「隠れディスレクシア」の著者が、日本のディスレクシアからの質問を募集します。

当ブログで、当事者の方からの反響が最も大きい記事である
隠れディスレクシア」の著者は、
アメリカで「ディスレクシアの長所」(Dyslexic Advantage)を推進している
エイデ夫妻とおっしゃる方々です。

エイデ夫妻に、「日本では『隠れディスレクシア』への反応が大きい」
 と伝えたところ、大変興味を示し、
「日本の読者からの質問があればぜひ受けたい」と言っておられます。

そこで、Dyslexic Advantageが出版された時のインタビューを訳しました。
以下の内容につきまして、あるいは「隠れディスレクシア」につきまして、
著者に直接聞きたいことがありましたら、ぜひお知らせ下さい!
質問は、日本語でも英語でもOKです。

こちらもあわせてどうぞ:「ディスレクシアであることの利点」

☆  ☆  ☆

<まとめ>

ディスレクシアは、脳の配線が違う。
全体像を描く力」「大きな流れを見抜く力
あるプロセスが今後どうなっていくかを想像する力」を持つ。
その分、細かいディテールの処理が弱い

ここから導かれる、ディスレクシアの4つの能力:

1)空間的理解力
 (三次元的に認識したものを組み立てる能力)
2)相互関連的な理解力
(他の人に見えないつながりを見抜く能力 
3)ストーリー的理解力 
(事実を抽象化せず、経験や例として理解する能力)
 4)事実関係が不完全または変わり続けるような不安定な状況で、筋道立てて考える能力

ディスレクシアだと、小学校の低学年の時に、得意なことと学校教育が要求することの間に大きなミスマッチが生じる
(これは日本では、小学校低学年に加え、「英語学習が始まる中1の時に」と読み替えられると思います)

得意を見抜き、それを伸ばすことに注力すべき。 
苦手を底上げする対策については、その子にあわせた方法を模索する必要がある。

☆  ☆  ☆

ディスレクシアは普通、障害と見なされている。読み、割り算の筆算、あるいは文字や数字の正しい向きがなかなか覚えられないといった心的欠陥だというのが一般的な考え方だ。
この見方に異議を唱える学習障害の専門家、ブロック&ファネット・エイデ博士夫妻は、ディスレクシアは脳の配線の違いであり、それは数多くの有利な点をもたらすと主張する。
学習障害の専門家であるエイデ博士夫妻は、The Dyslexic Advantage: Unlocking the Hidden Potential of the Dyslexic Brainの著者。ディスレクシアの利点についてのブログを運営しているほか、シアトル近郊でクリニックを開設している。

ディスレクシアの子は小学校低学年の頃は非常に苦労することが少なくないが、才能豊かなストーリーテラー、発明家、起業家になることも少なくない。
夫妻の近著、The Dyslexic Advantageは、ディスレクシアの本人とその家族が、ディスレクシア脳の利点を認識し育てる助けとなる。Wiredへのインタビューでは、ディスレクシアの利点について語ってくれた。
                   
--ディスレクシアを、実際に則して定義すると?

エイデ夫妻
ブロック:一般に受け入れられているディスレクシアの定義は、「子供の知能レベルにもかかわらず、また教育を受けているにもかかわらず、それに釣り合わない読みや綴りの困難があること」だけに注意を向けています。でも私たちは、現場にはこの定義は合わないと考えています。なぜならディスレクシアの表れ方は非常に大きな幅があるからです。

ディスレクシアで言語性IQ140145あり、読解力も非常に高いため、ディスレクシアと診断されない子もいます。[訳注:隠れディスレクシアですね。] そんな子は、ギフテッドクラスの他の生徒に比べれば、読みの速度は相対的に遅いですし、読みの遅さゆえに成績も伸びません。
さらに、ディスレクシアの学生の中には、読みの問題はそれほどでもないですが、他の分野、例えば書きや作文、暗記、計算作業などの問題の方が大きいケースもあります。実はこうした問題も、ディスレクシア的な読みや綴りの問題の原因となっている「脳の配線の違い」に起因しているのですが、従来のディスレクシアの定義は、音や言語の処理だけに焦点をあてていて、脳の配線の違いがもたらす広範な影響をとらえ切れていないのです。

--ディスレクシアをめぐる主な誤解は?

ファネット:大きな誤解に「ディスレクシアの脳は、紙に書かれた文字の処理方法だけが異なる」というものがあります。実際は、あらゆる情報処理に影響を及ぼす、普通とは異なる処理パターンを示しているのですが。
ディスレクシア脳は、全体像としてのつながりを見抜く点に強みを発揮する分、細かいディテールの処理が弱い配線になっています。
ディスレクシアの子の脳が、「普通の子と同じ発達過程をたどっているが、あまりうまくいっていない」と考えるのは、大きな間違いです。実際には、ディスレクシア的な処理方法を持つ子の脳は、普通とはまったく異なる方法で発達を遂げているのです。異なる接続や回路のパターンを確立し、普通とは違う種類の問題解決の方法を身につけます。その違いは脳の特定の部位にとどまらず、全体に及びます。
ディスレクシア的に通常の発達とは、78歳の頃には他の子供よりも読み方を学ぶのが当然のことながら大変になる、そんな発達過程のことです。そしてこの発達の違いゆえに、子供が学ばなければならないことと、従来の低学年の教育のあり方との間に大きなミスマッチが生まれます。教室で求められることと、その年齢で得意なことの間にギャップが激しすぎる。そのため、従来の教室では実力を発揮するのがとても困難なのです。

-- ディスレクシア脳の主な強みとは?

ブロック:近著では、ディスレクシアの利点を4点にまとめました。いずれも、ディスレクシア脳が得意な「全体像を描く力」「大きな流れを見抜く力」「あるプロセスが今後どうなっていくかを想像する力」が違う形で、でも相互に関連し合いながら発揮されたものです:

ディスレクシアのなかには、空間的理解力が非常に高い人がいます。三次元的に認識したものを簡単に組み立てる人たちです。デザイン、3Dアート、建築の世界に進んだり、エンジニア、発明家、有機化学者になったり、あるいは買ったものをレジ袋の中に非常に上手に詰めたりします。

相互関連的な理解力も、ディスレクシアの強みです。ここで言う相互関連とは、共通性(アナロジーなど)のこともありますし、因果関係のこともあります。物事をさまざまな角度から眺めたり、ある出来事や概念を取り巻く全体像や大きな流れを把握する力です。ディスレクシアには、領域横断的な分野で活躍する人や、複数の異なる分野や背景で得た視点や技術を組み合わせることが要求される分野で頭角を現す人がたくさんいます。複数分野のスペシャリスト普通と異なる職業的経歴をたどってきた人も少なくありません。こうした人たちは「他の人にはこれまで見えてこなかったつながりが自分には見える」と言うことが多いのも特徴です。

ディスレクシアは、事実を経験や例、ストーリーとして理解する傾向があり、抽象化しない傾向があります。私たちはこれが第3のディスレクシア的長所、「ストーリー的理解」だと考えています。
家族のなかで「昔のことをよく覚えている人」という位置付けであることが少なくありません。2年前のお姉ちゃんの誕生日に誰が何をプレゼントしたかを知りたいとき、ディスレクシアの子が覚えているのです。いわば家族の中の歴史家。でも、九九は覚えられない。それがディスレクシアです。
このような人たちは、ストーリーを語り理解する能力が重要な分野で頭角を現します。営業、カウンセラー、弁護士、教職につく場合もあります。
作家にもディスレクシアは少なくありません。ピュリッツァー賞を受賞した詩人のフィリップ・シュルツは、近刊My Dyslexia(『私のディスレクシアhttps://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2Fir-jp.amazon-adsystem.com%2Fe%2Fir%3Ft%3Dayumigemini-22%26l%3Das2%26o%3D9%26a%3D4487806208&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*』)についてニューヨーク・タイムズに寄稿した文章のなかで、子供時代についての非常に鮮やかな記憶を披露しています。こうした記憶力は、ディスレクシアにはごく幼い頃からよく見られます。

ディスレクシアの第4の長所は、事実関係が不完全または変わり続けるような不安定な状況で、筋道立てて考える能力です。この能力が高いディスレクシアは、実業界や金融市場で活躍したり、サイエンスのなかでも過去の出来事を再構築するような分野、例えば地質学や恐竜学などに進みます。刻々と変化するようなプロセスを相手に仕事をし、予測を立てることを得意とします。

--ディスレクシアの人は、そのような長所がひとつだけ見られるのでしょうか、それとも一人が複数のディスレクシア的長所を示すのでしょうか。

ブロック:ほとんどのディスレクシアの人は、これらの長所を複数持っています。私たちが知っているディスレクシアの8090%は、物事を物語的に理解し、かつその多くが変化する状況での判断を得意とします。空間把握能力はディスレクシアの本質的能力とされることが多いのですが、意外なことにそこまで多くありません。近著にはダグラス・メリルという、GoogleCIO[最高情報責任者]を何年か勤めた、非常に個性的で印象的な人へのインタビューが載っていますが、彼は「いま目を閉じたら、どちらの方向にドアがあるか分からない」と言っています。でも、それ以外のディスレクシア的長所はすべて持ち合わせていました。

--ディスレクシアには、苦手な種類の脳内処理があり、そのせいで得意な種類の脳内処理が見えにくくなっているとのことですが。

ファネット:小学校低学年の授業は暗記--それも耳や目からの情報を緻密に認識できる能力が前提になるような種類の暗記に偏っています。
機械的な暗記、そして緻密なディテールに焦点をあてる技術は、ディスレクシアの子なら習得に苦労することです。
しかし、小学校低学年では、まさにそういう種類の学習に力点が置かれているため、ディスレクシアに得意な、大きな視点で物事を処理する力や、経験を記憶する力が、見過ごされてしまう傾向があります。

ディスレクシアは「あることを反復学習することでそれを考えずにできるようになる」能力が欠けています。しかしそれゆえに、自分が関わった学習事項や仕事により深く関わったり、常に心に留めておいたりします。その結果、そのあちこちをいじっては改良していくことが非ディスレクシアより多いのです。

--Dyslexic Advantageには、「ディスレクシア脳は配線が違う」とあります。

ブロック:それについてはDr. Manuel Casanovaが大変興味深いデータを示しています。博士は何千人もの脳を分析した結果、「ミニ円柱構造」と呼ばれる脳内処理を行う部位の間隔が、釣鐘型の分布をしていることを明らかにしました。
ミニ円柱はニューロンの束で、まとまって一つの単位として機能します。ミニ円柱が密集している人と、間隔の開いている人がいます。
ミニ円柱の隙間に軸索が伸び、軸索同士がつながってより大きな回路になりますが、ミニ円柱が密集して隙間がないと、似た機能を持つ近隣のミニ円柱が密につながります。結果、高速処理や微細な処理を行う回路が出来上がります。類似するシグナルの微差を識別するような回路です。
そんな回路を持つ脳は、脳の離れた部位同士のつながりが形成されにくい傾向があります。そうすると、背景・文脈、アナロジー(類推)、意義など、より高次の機能が育ちにくくなります。
博士によると、ミニ円柱の密度が最も高い集団には、自閉症の診断を受けた人が多く含まれていました。
一方、その対極にある、ミニ円柱の密度が低い集団の人たちは、脳の中でも異なる機能を持つ部位のつながりが強い傾向が見られました。そういう人は、昔の出来事を生き生きと記憶したり、複雑なシミュレーションや比較を頭の中で行ったりすることが得意になります。
博士によると、この集団にはディスレクシアの人たちが多い傾向があったのです。

--ディスレクシアの子を持つ親へのアドバイスを。

得意を見抜き、それを伸ばすことに力を注いで下さい。「うまくいっていない点を正す」ことに重点が置かれ、うまくいっている点をほめて伸ばすことが、あまりにないがしろにされがちです。
その一方で、苦労している分野のパフォーマンスを高める手助けについては、その子に合わせて変える必要があります

ディスレクシアの子のなかには、自分と同じくらい賢いクラスメートより苦労していても、そのことにあまり悩まないケースもあります。学校で友達といるのが大好き、そんな子たちです。こういう子は、通常学級で勉強し、苦労する分野だけ通常学級の外で支援を受けるのがよいでしょう。 
しかし、他の子があっという間に学習内容を習得する様子を目の当たりにしたり、教師にみんなの前で注意されたり、笑われたり、圧力をかけられたりそんなことに堪えられない子もたくさんいます。
そういう子供たちが、自己イメージをどんどん低下させたり、不眠になったり、ものごとをこなす力がどんどん低下するのを見るのは、本当に悲しいことです。発達の仕方に合った教育をしてくれる場所に移す必要があります。具体的な方法はDyslexic Advantageの本に書きました。とにかく、こういう子供達は、なぜ苦しんでいるのかを理解できないまま辛い学習環境にあまり長くいすぎると、壊れてしまうこともある。そう認識することが重要です。

--もし選べるなら、ディスレクシアになりたいですか。

もちろんです!特殊ですごい脳の配線ですよ。

17 件のコメント:

  1. もじこさん、いつも刺激的な記事をありがとうございます。

    みんなと競争しながら、漢字を正しくきれいに書いたり、計算を早く正確にやったり、公式や県庁所在地や年号を暗記したり、ということを頑張らせる時代(=私たち+それ以前の時代)が、ディスレクシアのみならず、脳に関する各種科学の発達や新たな発見により、終わりを迎えつつあるのだろうと思います。
    脳の持つ計り知れない、そして素晴らしいパワーの、発揮のベクトルが個々人によってバラバラであることを社会全体として受け入れ、適切に学び・学ばせ、適材を適所に配していくことに気付いた国や組織が、これからの世の中を引っ張っていくのでしょう。しくみづくりは若干大変そうですが、そこから得られる果実は、しくみづくりの苦労を補って余りあると思われます。

    めちゃくちゃ卑近ですが、娘の教育においても、以前は単に「得意」と「苦手」とに分け、苦手を克服すべく頑張らせていました。今は、脳には得意とする分野と苦手とする分野が、「誰にでも」あるのだということを娘にも伝えて、その中で自分はどうなのかを一緒に考えながら勉強するようにしています。そうしたところ、不必要に苦手を悩むことがなくなり、前よりもポジティブな姿勢で勉強に取り組めるようになったと感じています(親だけかも知れませんが)。またお会いした時にでも色々お話ししたいです。

    それにしても、ディスレクシアの持つ能力、私も欲しい!でも、今もっている何かの能力と引き換えだと言われたら、悩むだろうなあ...。

    いつも、ブログの趣旨からはピントがずれた(ピントの甘い)コメントばかりですみません。これからも応援しています!

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    1. 平社員先輩、目の覚めるようなご指摘をありがとうございます。

      知識を個人(の脳)が独占する社会は終わりを迎えつつある・・・ほんとにそう思います。

      「ディスレクシア・フレンドリーな社会はどうあるべきか」と考えたとき、それは単に既存の評価軸を逆にしたものではなく、いろんな評価軸が同時に存在すべきなのだと思います。
      多様な軸を国や組織が今すぐ導入するのは難しそうですが、多様な軸があるんだという意識を持つだけで、ものの見方が変わるのを私も実感しています。卑近な例ですが、予備校や翻訳学校では大半の人が非ディスレクシアですが、そんな生徒さんたちまでもが前とは俄然違って見えてきました。苦手や不出来は、呆れたり正したりすべき物ではなく、「教える側が別のアプローチを考えるべき対象」のように見えてきたと言いますか。。おっしゃる通り、そうすると学ぶ側もポジティブな姿勢で取り組めるようになりますよね。

      平社員さんの天女な能力は、ある意味ディスレクシア的能力よりも希有な気がいたします。どうかそのままお持ちになっていて下さい!!

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  2. エイデ夫妻が質問に答えてくださるなんてありがたいです!

    23歳の息子は「隠れディスレクシア」で診断されたのが遅く、大学の工学部を卒業後の進路で悩み「やっぱり建築をやっておくんだった」と人より遠回りさせてしまいました。それで今何をやっているかというと「発明家の権利を守る法律の勉強」というユニークさです。社会に出る時につまづくのはディスレクシアの特徴なのでしょうか?

    「世の中と折り合いをつけていくこと」と、「得意を伸ばすこと」が完全に相反しており、親として大きなジレンマを感じますが、先生方はこの2つのあえてどちらを重要視するべきか思われますか?

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    1. はじめまして。komariといいます。
      鉄火のマキさんのコメントを読んで、私も同じ!と思ったので、コメント入れさせていただきますね。

      私もたぶん「隠れディスレクシア」です。
      そして社会に出るのに、やりたいことにたどり着くのに、とても遠回りしました。今は、やりたいことを仕事にしており、もちろん思い悩むこともありますが、こうして好きなことに巡り会えたことは幸せだと思っています。

      たぶん「普通」の妹は、まっとうな道を歩いているのに対照的で、自分は人生下手な人間だなぁと思ってました。いろいろとうまくいかなかったとき、母に「不肖の娘だね」と謝ったら、「そんなことはない、あなたも私の素晴らしい娘よ」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。

      「世の中と折り合いをつけていくこと」はそのうち覚えます。父は常に、私を「大器晩成だから」と言い続けてくれました。
      「得意を伸ばすこと」を両親に後押ししてもらったことが、今の自分にあると思います。
      時間はかかるし、心配だと思いますが、息子さんの支えになってくれたらいいな、と思いました。

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  3. こんにちは。
    全体把握が得意な私ですが、幼少から視力が悪いこと加え、両眼視が下手だった最近までのストレスで多かったのは「はっきり見えないから文字自体のは大きいほうが見やすくて助かるけど、全体は全く見渡せないんだよなぁ…」というジレンマでした。
    個人的にデジタル画面では、全体把握としての表示量が圧倒的に足らないと感じていて(何度もスクロール手間が要る、縮小すると文字潰れてみえない。表示範囲が足らなすぎて嫌なのでシンプルな携帯電話のが好き。など…)まだまだ新聞、雑誌など…拡大縮小が自分の手や目でできるアナログな形のが情報は得やすいと感じてます。

    液晶の画面に顔を近づけたり遠ざけたりが頻繁で、何度も往復する…このような「視界の狭さから全体把握に手間取る」というジレンマも意外と多いんだと私は思ってます。

    エイデ夫妻はどう感じますか?

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  4. 鉄火のマキさん、紺さん、ありがとうございます。

    引き続き、質問を募集します!

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  5. こんにちは!初めまして。
    前からこちらのブログを拝読してまして、隠れディスレクシアの記事は勝手に拙ブログにリンクさせていただいたり、道村式カードも購入したりしました。


    今回の記事、前の隠れディスレクシアの記事と相まって本当に有難いです(T . T)。
    気持ちが救われました。

    小2の男の子、全てに近いぐらい当てはまります!

    1年生の秋に不登校になり、2年生の春にまた学校に行きましたが、秋に不登校になりました。
    最近ディスレクシアの診断がつきましたが、その病院以外では、誰も理解してくれませんでした。
    テストでは漢字以外は90点以上を取ります。でも九九は覚えられず、ひらがなカタカナもおぼつかないところがあります。
    視覚認知が高くて、字は綺麗ですし、知的にも高いと思います。(本人いわく真面目に応えなかったそうで、ウィスクの数値は平均でした。)

    漢字の書き取りや九九の暗唱、計算は大嫌いで、学校に行っている間は宿題でいつもものすごい癇癪。
    でも私が読み聞かせした文章は1度で細部までよく覚えています。見たものを見たままに立体的に、粘土や牛乳パックの工作で再現することも好きです。
    動画を好みます。

    できるところができないところを補ってしまって、本人は苦しいのに、その苦しさは周りから理解されず、私も育て方、愛着障害の不登校と言われることが多く、苦しみました。

    前置きが長くなりましたが、質問はこういった子に対する具体的な対応方法をもっと知りたいです。

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    1. はじめまして。お返事遅くなり申し訳ありません。
      ブログでもご紹介頂いているとのこと、ありがとうございます^^

      エイデ博士へのご質問承りました!いましばらくお待ち下さい。

      視覚認知力が、アウトプットも含めてものすごく高いお子さんなんですね。小2にしてウィスクも真面目に答えないほど、すでに戦略的行動を身に着けておられるのですね。

      取り急ぎもじこからお勧めするのは・・・

      ・できることからできないことにアプローチする、
      ・毎日短時間の反復、ちょっとやったらすぐやめて、決して責めない
      ・得意なことの習い事(工作教室など?)
      ・そろばん

      引き続き、エイデ博士への質問を受け付けます!

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  6. はじめまして。rinaといいます。
    学校で授業中に起こる症状について調べていたところ、このブログにたどり着き、いくつか記事を読ませていただきました。
    ディスレクシアという言葉は知っていましたが、いままで「ディスレクシア=失読症」と捉えていたため自分には当てはまらないものと見なしていました。
    文字を読むことへの困難以外にも様々な症状、特徴があると知ることができ、たいへん参考になりました。

    私は大学生なのですが、もともと敏感だった音の感じ方が年々過剰になり、授業などで学校に居ることが今では大きな苦痛となっています。
    学校生活や卒業のために、その旨を先生に伝えて状況を改善したいと考えているのですが、親や友人、知人など誰にもしっかりと話したことが無く、どのように話せばよいのか不安を抱えています。
    ご迷惑でなければ、その件でもじこさんに相談にのっていただきたく、コメントに書くにはとても個人的な内容になってしまうのでメールを送りたいと思っています。
    厚かましいお願いとは承知していますが、もし承諾いただけましたら、時間はかかるかもしれませんがメールを書きたいと思います。


    「隠れディスレクシア」の記事はこのブログを見つけたきっかけでもあり、昔からの自身の経験に当てはまる部分が多く、とても興味深く拝見しました。

    私は平常時であれば文字の読み書きに不便は無く、書く分には誤字脱字はあるものの気にならない程度です。
    読みに関しては寧ろ幼い頃から読書が好きで、本のページを一目見て全体の意味をとらえるような方法の速読や、熟読すれば文字を読むというより、ストーリー内の光景を頭の中で映像・音声として視聴することができます。(ただし、抒情的な本は「見えない」ので苦手です)
    反面、少数の文字を注視した場合や単語ではそれが何か分からなかったり、意味を理解するのに時間が掛かったりします。

    年号や年表、公式が覚えられない特徴にも共感します。
    他に私の経験として、数学で方程式を解くときには簡単な問では答えしか分からず、途中式を求められる中学校の問題に苦労しました。
    また、物語を読むときは、続き物の小説や漫画であっても気まぐれにばらばらの順序で読む癖がありました。
    考え事に言葉を使いません。言葉を使うと同じ内容を反復したり、脈絡のない言葉まで同時にいくつも浮かんできたり、日本語と英語が切り替わったりして時間が掛かります。

    映画、音楽、絵画などが好きで、鑑賞や絵を描くことは楽しめますが感想文の成績は低いです。
    ピアノを弾くとき、一度演奏を聴かないと楽譜がうまく読めません。また、暗譜した曲は楽譜を見ながら弾くことができなくなります。

    英語学習の際の現象の記述についても心当たりがありました。
    私の場合、大文字だけで書かれた文が読めなかったり、
    ブロック体で単語や文章を書くことが難しく、筆記体を使っていたりします。
    パソコンで英語を入力する際はタイプミスが多く、タイピングソフトでいくら練習しても200字正しく入力するまでに300字以上のミスがあります。


    以上のことは学校や日常生活に特に支障をきたさず、ものによっては便利なので気にしていませんでしたが、
    問題は混乱や焦りがあるときで、近年授業中に文字や言葉が何も分からなくなる事で悩んでいます。
    大人数の教室で授業を受けるとき、周囲の音や視界に入る動きで気が散ってしまい、
    板書を書き写そうとしても動くもの(ポインターやカーソル、他人の首の動きや貧乏ゆすり、隣の人の瞬き、など)の方に目が行ってしまったり、短期記憶がなくなったり、文字を忘れたりします。
    誤字も増え、漢字、カタカナ、ひらがな、数字、記号、ローマ字、英単語が混在・置換したり、
    最近では化学式中の「CH」を「中国」(おそらく「China」からの連想)と書き間違えたりもしました。

    これらの症状は、周囲の呼吸、鼻水、咳払い等、ある一定の種の音への嫌悪感が増すことで顕れてきました。
    神経質と言われてしまえばそれまでな気もしますが、不快な音があると5分と持たずその場に居ることが辛くなり、授業や試験どころではなくなってしまいます。
    この「特定の音を嫌う」ということもディスレクシアと関係があるのでしょうか。
    それとも、他の発達障害か何かによって神経質になり、ディスレクシアを悪化させているのでしょうか。

    ディスレクシアは他の発達障害と併発している場合も多々あるようですが、複数の発達障害との関連も気になります。

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    1. はじめまして。とてもしっかりした文章でのディスレクシア感覚の告白をありがとうございます。

      こちらのメールアドレスは
      mojiko222アットgmail.com
      です。お待ちしています。
      もし首都圏在住なら直接お会いすることも出来ますよ。

      ディスレクシアの人は、独特の聴覚過敏を持っているように思います。
      私が直接面識あるディスレクシアでは、音が響く部屋だと鉛筆の音や咳払い(rinaさんと同じですね)が気になるので勉強できなかった人、大学入試の試験当日にたまたま熱が出て別室受験になったので周囲の音を気にせずに済んだ人、変な音楽がかかっている環境が耐えられない人、などがいます。
      ストレスフルな状況(短期的には目の前の試験、長期的には就活や家族関係など)だと悪化するように思います。私見ですが…

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    2. こんばんは。とても長い文を書いてしまったのに、お早い返信ありがとうございました。
      (読み返して自分で引きました)

      親切なお返事感謝します。現在提出期限の近い課題や書類が複数あるためメールを送ることができるのは遅くて1~2週間後になるかもしれませんが、必ず書きたいと思います。
      居住地が首都圏から遠く離れている為お会いすることは難しいのですが、お心遣いありがたいです。

      音については、中学時代頃から徐々に過敏になっており、嫌な音をストレスに感じるストレスが更に悪化を招いているのかもしれません。他の人は平気なのに自分だけ耐性が無い、というのもある気がします。

      もじこさんのブログ内のハイパーレクシアやアーレンシンドローム、ADHD等についての記事も拝見しました。
      特にアーレンシンドロームについては、チェック項目をざっと見ただけでも7~9割一致していたので、今後調べを進める指針になりそうです。
      無自覚だった点も含め、物心つく前からあった光過敏はまったく別の問題だと思っていたので驚きました。

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    3. 長さは全然苦になりませんのでどうぞご遠慮なく。ゆっくりお待ちしています^^

      先日会った18歳のディスレクシアの人も、rinaさんと同じ読み方をすると言っていました。1つのページを十字に分けて4つのエリアを順にざっくりと眺めるそうです∑( ̄0 ̄;そして読むのはすごく速いようです。

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  7. 4歳の息子がADHDっぽくこちらに辿りつきました。調べていたら、私もADHDで子どものときの様子からすると完璧でした。現在40代です。今の私は自営業で自分から色々企画しこなしていっています。経理の仕事が大嫌いです!笑  

    これからどう息子と向き合っていくのか挑戦中です!

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  8. ADHDの息子がディスレクシアではと考えています。
    特に漢字。パーツに分かれて見えるから覚えられないそうです。
    家では、私が口頭でパーツを読み上げて宿題をしています。
    アルファベットも苦手なようです。
    ジョリーフォニックスについてまずは私が勉強してみようかと思います。

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  9. 2人の匿名さん、ようこそ。それぞれ違う方ですよね?(^^;)

    40代自営業で経理が大嫌いは、まさに私のことです!
    税理士さんの存在は本当にありがたいです。


    漢字がパーツに分かれて見えるADHDの方へ。
    つらそうですね。でも地道な訓練あるのみです。
    明日にもジョリーの続きの記事をアップできる予定なので、またぜひお越し下さい!

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  10. はじめまして。私も、ここへたどりつき、ディスレクシアとわかりました・・。今まで、仕事でもミスが多い事を悩んで落ち込んでいましたが、HPを見て、自己否定をしなくていいんだとわかりました。ありがとうございます。  
    そして、我が子も同じです。勉強面で同じように、苦労しておりますので、これからも参考にさせて頂きます!

    せっかくなので、ディスレクシアの私が、経験した事ですが、試験の時は、音とかにビックリするのですが、それは、みんな緊張しているからなんだ~とか、置き換えるようにしています。
    子ども達には、「カラオケを歌いたければ、漢字を覚えて~」などと言って、一時ですが、やる気にはさせていたようです。
    お互いかんばりましょう~ ^v^//

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    1. はじめまして。訪問ありがとうございます。
      ディスレクシアだと分かってよかったですね^^。
      自分の特性が分かると無理しなくなるので、いいですよね。
      お互い頑張りましょう!

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