ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2015-10-22

LD学会にて:道村式漢字カードの長所、ジョリーの浸透度

福岡で行われたLD学会に、道村式漢字カードの売り子として行ってきました。

道村先生のパワフルさには、私の中のがん患者の常識が覆されました!
漢字カード普及活動が薬になっているとお見受けしました。
とはいえ、まだ治療継続中の身の上。どうかお大事に、、

今回、売り込みを繰り返すなかで、
道村式漢字カードの長所を改めてまとめることができた気がします:

道村式漢字カードのポイントは、

1)書かずに、部品(パーツ)を唱えて覚える
(道村先生流に言うと「書くことからあの子達を解放してあげて!」)

2)部品の単位が細かすぎず大きすぎず、ほどよくまとまっている
(同じく、道村流に言うと「たてたてよこよこだと線構成になるからね!
それじゃあ1日たつと忘れちゃう!」
「よろこぶは十・豆・口!これだけ!!」)

3)部品が初登場の時には事細かに説明し、次からは部品に名前をつける
(『「イ・なべぶた・たて・三」、次からは「ふるとり」!!』)
(『3年生までにほとんどの部品は出てきちゃうのよ、
4年からは部品の組み合わせでずっと楽になる!』)

ディスレクシア的には、
「部品を唱えることで、
うじゃ~っとしたかたまりだった漢字が分解・整理され、
おのずと正しい書き順で入っていく」と言えます。
このあたり、ジョリーとすごく共通点があります。

4)初出時に、音訓をセットで覚える。
かつ、道村式漢字カードには、同音異義語は一つもない。
(「音と訓を別々に教えるのは光村図書の重大な欠点!」)

ディスレクシア的には、
「道村式漢字カードは、(1)目で漢字を見ながら、
(2)教える側が音訓を読んでは、(3)生徒が部品を言うのを繰り返すことで、
漢字の(1)ビジュアル・(2)音訓・(3)書き方を覚える、多感覚式の教材です」

あと2つ、使い方において盲点になりがちな点を:

a)テンポ良く、ほめながら使う
押し売りかというくらい(笑)熱く語って人を引き込み、最終的には笑わせる、
そんな道村先生の話術に接していると、
道村式漢字カードを教える際は、教師がリードして生徒をひっぱる、
終始快活なテンポ、できたら力一杯ほめる、
毎日ちょっとずつ楽しく取り組んでぱっとやめる、
といった教師力も不可欠だと、改めて思いました。
道村式漢字カードはすばらしい教材ですが、
×だらだら教える、×懲罰と組み合わせる、×ほめない
ようでは、効果は半減してしまいます。

「漢字を見て絵として覚えられるディスレクシアよりも、
耳からのインプットが得意なタイプに向いているかも」
との指摘も受けました。その通りだと思います。
そして、耳が得意なタイプは、テンポ良い教え方がより一層重要です。

b)しつこいですが、「書かせない」
道村式漢字カードは、「部品を唱えて漢字を覚える」という教材です。
ここを勘違いして、カードを見ながら何度も書き取りをしている人もいるかも。
それでは、道村式の意味がまったくありません!

~ ~ ~

LD学会には、宮崎大学や熊本大学などから、教育学部の学生さんたちが友達同士で、リクルートスーツで来ていました。
何人か、道村式カードに非常に関心を持ってくれた学生もいました。(財布のひもが固いようで、残念ながら買ってはくれなかったのですが(^^;))
先生の卵たちが、学生時代からすでにディスレクシアの知識も関心もあるというのは、大変心強かったですし、そのなかから道村式漢字カードの精神を受け継ぐ人が出てきてほしいな…と思いました。

☆  ☆  ☆

道村式漢字カードの売り子と同時に、ジョリーのチラシも配ってきました↓


お申し込みは以下(外部サイトに飛びます)
名古屋→ 大阪→
東京は今週末です→

発表は2つだけ行ってきました。
そのうちのひとつ、ディスレクシア英語教育に関する発表では、
「ディスレクシアにはフォニックスが不可欠」と当然のように語られ、
4人中2人が、ジョリーとおぼしき教材の画像を示していたのでびっくり!

他の方から「別の発表ではアナリティック・フォニックスを使っているようだった」との報告もありましたが、
…ともかく、ジョリーを含むフォニックスは、少しずつではありますが着実に日本の学校英語に浸透しつつあるようです。
2年前、初めてLD学会に行ったときは→ディスレクシア英語教育についての発表はほぼ皆無でがっかりしましたが、ずいぶん進歩しつつあるようです。

ただ、日本の中学校でフォニックスをやるとしても、
現状では割けるのはせいぜい2~3時間[実質1時間半]とも言っていました。
ディスレクシアにはその10倍は必要ですが、
おそらく、そのような形に教科書が改訂される望みは薄い気がします。
ディスレクシアとしては、
小学生のうちからから少しずつアルファベットの先取りをしておくか、
中1の夏休みに覚悟を決めて集中特訓が必要になることでしょう…

ジョリーについては、会場でお話した方々から
「ジョリー単独では、ディスレクシアになかなか難しいものがある、
うちはジョリーは非常に効果的だったが、その前に音声教材(ディズニーなど)
をたくさん聞かせており、その下地があったのが大きかった気がする」
とのご指摘を受けました。
そうなのかもしれません。これについてはもう少し意見を集めたいです。

あと、発表では、フォニックスの"次"の話は出ませんでした。

~ ~ ~

もう一つ聞いた、都内最難関私大の発達障害学生支援センターの発表では、
これまで相談に訪れた学生のうちディスレクシアは2人だけ、
しかも2人とも本国で診断を受けた留学生、とのことでした(゜Д゜)
私が直接知っているだけでも、その大学にはディスレクシアの学生がこの人を含めて→5人は入学したのに。。
ディスレクシアだと自分でも分かっていないのでしょうが…

☆  ☆  ☆

福岡では、ここで知り合った九州のサザエさん(と呼ばせて頂きます(笑))と、
新潟からお越しの方と、いろいろお話しすることができました。
お二人ともお子さんのために、ものすごく献身的に動いておられます。
九州のサザエさんはお子さんの中1ショック発覚後、
一日も欠かさず5教科の勉強につきあい、
定期試験前は1日10時間は勉強をみているとのこと。
おかげで、平均点を上回る成績をあげているそうです。
「ワタシ、今が一番勉強してますよ~」とけらけら笑っておられましたが、
頭が下がります・・・

非ディスレクシアな下2人のお子さんに、上の子の手のかかりっぷりをどう納得させるかが難しい、とのことでした。
「夜9時には下の娘と添い寝する、そこは彼女のための時間」とも。
うちは一人っ子ゆえに当ブログでは触れる機会のない「上の子/下の子問題」、
きっといろいろありますよね。

~ ~ ~

身銭を切ってLD学会に参加されているお二人とは
「LD学会の発表はどうして残念か」(失礼!)についても話し合いました。
例外も多々あると思いますが、
「ここには『バカなLDの子に、次のテストでいかにしてまともな点数を取らせるか』という視点しかない」
学校の先生の集まりだから仕方がないのかもしれませんが、
字以外の面では何ら問題のない子たちという考え方はもちろん、
子供の学習や成長を長期的に考える視点がほとんどありません。
隠れディスレクシアもほとんど知られていません。
何かと検査やアセスメントを作りたがるのも、ちょっと気になります。
学校制度を疑う方向にも、基本的には行かないようです。

とはいえ、来年もLD学会にはつい行ってしまうことでしょう。
ジョリーはLD学会に物販のブースを出すべきです!


2015-09-27

ディスレクシアにプログレスで英語を教える(2)プログレスの進め方

すっかり秋ですが、皆様いかがお過ごしですか。
私は雨が降ると眠くて眠くて、、これが更年期というやつでしょうか。

前回の記事には、コメントやメールをたくさん頂き、ありがとうございました。
時にきちんと返事せず申し訳ありません(主に眠さのせいです)。

前回のコメントから、私は自分のディスレクシア英語教育研究への意欲を、改めて確認しました(笑)
子に「ほっといてよ」と言われても「英語だけは実験台になってくれ」と懇願しそうな気がします(笑)。

☆  ☆  ☆

遅くなり申し訳ありません。
プログレスのディスレクシア補習用の取り組み方の例を、書いておきます。
どなたかのお役に立てれば幸いです。
前回記事はこちら→

プログレスのBook 1のセット。
正式名称は「Progress in English 21 Revised Book 1」
ここから買えます→

①プログレスの使用目的をはっきりさせる

ここではプログレスを、ディスレクシアな中学生の補習用という、
本来とは異なる目的で使います。
また、ディスレクシアは"目的"を明確にすることで初めて動き出せる人種です。
そこで、「なぜプログレスを使って英語を勉強するのか」
という目的をはっきりさせておく必要があります。

使用目的の部分は、最初からディスレクシア本人に宣言するには及びませんが、
教える側は明確に持っている必要があります。
くどいようですが、「その教材を使って何を教えるのか」
といった目的部分を把握せずに教えている教師は本当に多いので、
この重要性はいくら強調しても、しすぎることはないようです。

(さらに言うと
「この子にはどういう風に英語が出来るようになってもらいたいか」
という将来像も、教える側がちゃんと見えていないといけませんが、
これはまたの機会に、、)

ディスレクシア補習用教材として使う場合の、プログレスの使用目的は
「英語のしくみ(文法)と音(リズムと発音)を、あるところは緻密に、
あるところは直感的にざっくりと、体感(!)で定着させる」
となろうかと思います。


~プログレスは家庭で教えられるか?~
結論から言うと、
教える側が、上で申した目的や将来像を把握していれば
Book 1までは不可能ではない、
が、外注も視野に入れて良い気がします。
中学に入ると、そろそろ親に教わるのを嫌がる年頃ですし、、

理想は毎日30分ですが、
外注するなら週2回、1時間ずつが妥当かなと思います。

その際、教えてくれる人に、上の目標と、
「ディスレクシアは次の単元に進むと、前の単元が定着する」(俯瞰できるから)
ことを踏まえ、だいたいできたらどんどん次に行くようお願いするといいかもです。


②プログレスのどこに取り組むか、取捨選択する

ディスレクシア的補習用にプログレスを使うということは、
・学校の授業で定着しない部分を補う
・ディスレクシアの特性に沿って、できることから苦手なことにアプローチする
ということです。
この点を念頭において、どこを扱うか/扱わないか、取捨選択します。
以下にモデルケースを示してみます。

■1日目(60分):
(0)
「今日はWhatの勉強をするよ」
「これとこれが覚えられたらおしまい」
「20分たったら休もう」などと見通しを示します。
(「できるまで終わらない」は禁句です。
かつてうちも、漢字学習でやりがちでしたが…)

(1)(15分~)
左ページのダイアログ(会話)を、リピーターを聞きながら字を目で追ってもらう。
文法的な分析、単語レベルの解説は最小限に。
リピーターとほぼ同じスピードで、自力で読めたらゴール。

後に書きますが、ディスレクシアにとって、ここはすごく簡単です。
ほとんど説明しなくても、なぜか意味もだいたい分かっています。

<休憩>

(2)(15分~)
左ページ下の例文を、リピーターを聞きながら読み、暗誦。
このときはじめて、文法事項を説明する。
訳も言わせ、SVOの概念や修飾関係が正しくとれていることを確認する。
あまりがちがちに文法用語を使わずに、得意なこと(リズムなど)を使って覚えさせる。
例文を、リピーターの後に続けて、すらすら読めたらゴール。

これも、ディスレクシアにとっては、そんなに難しくありません。

楽しく進んでいるこの段階で、文法の仕組みをさらっと教えます。

<休憩>

(3)(15分~)
右ページ上、チャート(絵)を見て繰り返すなどの問題を1周。
(2)を音やリズムで定着させるのが目的です。

ディスレクシア的には、フレーズをリピートするのも、難しくありません。
この点、非ディスレクシアよりも簡単にこなせているかもしれません。

ここでのディスレクシア特有の間違いは、音韻認識の混乱が起こることです。
(例:spotをstopと言い間違える、など)

「ディスレクシアは音韻認識の障害」とも言われます。
なので、ここが最大のハードルと心得て、
さりげなく、でもその都度、正しい言い方に直します。

発音は、ネイティブと見まごうような美しさは要求しませんが、
あまりに間違っていると正しくスペルできなくなるので、
それができる程度には直します。
(例:beryと言っているのをveryと言わせるとか)

こうした言い間違いは、さらっと直すのが大事なようで、
怒ることはもちろん、笑いのねたにするのも×です。

外注する場合、
(1)~(3)を繰り返して完全に覚えることを、宿題にするとよいと思います。


■2時間目(60分):

(1)(3分)
ダイヤログの復習。自信をつけるのが目的。
「読める」と言うなら、いきなり読んでもらい、
無理そうなら、リピーターの後に続けて読んでもらいます。

 (2)(15分)
ワークブックに取り組みます。
ここからは、ディスレクシア的には難所になります。

ワークブックは、本来は宿題にして自習するのでしょうが
ディスレクシアの場合、ワークブックは教師と一緒に解きます。

基本的には、問題文を教師が読み上げて、
生徒には口頭で答えてもらいます。
書くのはディクテーションと、穴埋めで記入する問題にとどめ、
文を全部書かせる問題は、口頭で確認します。

単語の穴埋め問題。まだstudiesは間違えます。

一度、「疑問文に書き換えなさい」という問題を書かせたら、燃え尽きてしまったので
以来、書き換え問題はもっぱら口頭で行っています。

~単語について~
プログレスをディスレクシア的補習に使う場合、
プログレスの単語の設問は原則として扱わない」のがよさそうです。
単語の暗記は、学校のテストに沿って行うというスタンスです。

プログレスは新出単語が、検定教科書よりもかなり多いようです。
ワークブックには単語の意味を確認する問題がたくさんついています。
これらは、よほど時間が余ったときや、自信になりそうな時以外は、
基本的には扱いません。


少し話がずれますが、
ディスレクシアの場合、ダイヤログを覚えるのはわけないことです。
特に、ダイヤログや例文の内容に納得感があれば、簡単に覚えられます。

#(納得感とは…
「ちょwwこの2人、Shall we meet after school?だって、リア充じゃんww」)
「ジョンがマイクに声をかけたのは、テニスの技を自慢したかったんでしょ」
と、ダイヤログの状況を具体的にイメージし、
登場人物の人間関係を批評さえすることです∑( ̄0 ̄
非ディスレクシアはそういうことはあまりしないと思いますが、
ディスレクシアな子は、驚くくらい、まずここから入ります)

単語は、ダイヤログから部分的に切り出すという形で思い出すようです。
子を見ていると、ことばの意味の単位が「語」ではなく
「フレーズ」「文」下手したら「ダイヤログ全体」なのかもと思わされます。
「語」は、意味の単位としては、彼には細かすぎる(?!)ようです。

それでも、ダイヤログや例文を納得感をもって覚えていれば、
今のところは、その課の新出単語の確認テストなら、それほど苦労しません。

問題は、文章の中で、少し前に出会った単語が再び出てきたときです。
そんなときは、単語の意味を思い出すのに、大変苦労しています。
これまで会ったディスレクシアな生徒たちと、同じ経過をたどりつつあります。

だからといって、単語だけ取り出して暗記させるのは、
ディスレクシア的には、よほどの目的意識がない限りは無理です。
テストが明日に迫っているとか、どうしても合格したい試験であるとか…

この点では、今後もますます苦労しそうです。


■7時間目(60分)

いきなり7時間目に話が飛びます。
プログレスは、1つのLessonが3つのScene(シーン)に分かれており、
最後に読み物がついています。
1つのSceneを各2時間かけて取り組んでいき、7時間目に読み物に取り組みます。

この読み物は、
文法項目はすべて、単語もほとんどが、Lessonの内容に限定されており、
とてもスモールステップに出来ています。

ディスレクシアでも、やがては初見の文を自力で読めるようになりたいので
これにチャレンジするわけですが、
言うまでもなく、この7時間目がディスレクシア的には最大の難所です。

どうやら、実力うんぬんよりも、
その日の体調や疲労度によって、読む力が大きく変動するように思います。
先日、部活を終えて雨のラッシュのなか帰宅後、下の読み物を読ませたら
1行読んで胸をかきむしって苦しみだしたので、中止しました(- -;) 
読み物は、体力気力が充実しているとき限定のようです。

読み物にも、リピーターを使います。
使い方:
・リピーターに続けて、文を言ってみる
・1文を自力で読んでから、リピーターを聞いて正しく読めているか確認する
・自分の音声を録音する(→急にノリノリになって盛り上がります(笑))

この文で一番苦労したのは、Spotをstopと言わないようにすること、
backyardを「バックドア」「バックコート」と言わないようにすることでした…

~和訳について~
ディスレクシアの子は、状況を把握した上で読んでいるので、
訳は本当に自然でうまいです。

例えば、Spot lives in the backyard and sleeps in the doghouseを
「ストップが普段いるのは裏庭で、寝るのは犬小屋です」
と訳すのがディスレクシアです。

これを「liveは「住む」と訳しなさい」「inもちゃんと訳しなさい」
とは、言わないほうがいい気がします。
ただし、in the doghouseがsleepにかかっていることを分かっているかどうかだけ、さりげなく確認すべきだと思います。


~~~~

そうこうしているうちに、トレジャーが手に入りました。
次は、検定教科書・プログレス・トレジャーを比較してみます。
結論だけ先に書いておくと、
トレジャーはディスレクシアにはとても大変です…



2015-09-02

プログレスでディスレクシアに英語を教える(1)プログレスのディスレクシア的長所

なかなか書けず申し訳ありません。やっと夏休みが終わりました。

ディスレクシアな中1男子の夏休みは、
8月31日夜9時に数学のレポートに気付くというエンディング(苦笑)
さすがの私もキレて、通信簿の保護者通信欄に
「2学期の中間試験までに提出物の不提出があったら、
期末まではバスケ部を休部させます」
と書いたところ、子は風呂で号泣。その後したり顔で出てきて・・・
「俺からバスケを取ったら引きこもりになるよ?バスケする以外は」
「どうやって先生をだまして提出物を出したように見せかけよう」
「部活はダメでも朝練はいいよね。じゃあ7時、いや6時半に学校に行くから」
と、裏をかくようなことばかり考えていますorz

規則で縛ると"抜け道"を全力で考えようとするディスレクシアの子に、
勉強とバスケを交換条件にするのは、何の意味もなかったようです。はぁ。

とはいえ、バスケが彼に良い影響を与えていることは明らかです。
まっすぐ上にジャンプする練習を、毎日何時間もするうちに、
ずいぶん体幹が整ったのも、そのひとつです。

☆  ☆  ☆

さて。プログレスのことを書いていきます。

夏休みに入ってから、プログレスという教科書を使って英語を教えています。

結論から先に申しますと、
プログレスは、ディスレクシアにかなり適した作りの教科書です!!

今回は、プログレスとはどんな教科書か、
そして、プログレスのディスレクシア的長所を紹介します。

~ ~ ~

プログレスことプログレス・イン・イングリッシュ(Progress In English)は、
イエズス会が作っている、中高向けの英語教科書です。
キリスト教系の中高一貫校で多く採用されています。検定外です。

初版は1964年。
ロバート・フリン神父という、神戸と福岡のカトリック男子校で教鞭をとっておられた方が書かれたそうです。
そのあたりのエピソードはこちら→。現代のザビエルです。

私の卒業したミッション系では6年間、英語の教材はほぼこれだけでした。
昔は、いかにも教会関係者が書いた感じの、手作り感満載の教科書でした。

現在の版の正式名称は、Progress In English 21 Revisedで、
(今まで取り組んだ感じでは)宗教色は特にありません。


Book 1の奥付。Book 5まであります。

購入方法は、版元からの直接取り寄せのみです。→
アマゾンでも一般書店でも取り扱っていません。
そのことが、謎めいた雰囲気を高めています。

でも、使ってみると、閉鎖的な雰囲気はまったくありません。

~ ~ ~

プログレスの一番の特徴は、とにかく音から入ることです。
単に「音声が付属している」ではなく、「まず英語の音から入る」なのです。

左から:テキスト、ワーク(いわゆる文法問題)、
自習用ワーク(ディクテーションや単語テストなど)
中央にあるのが専用再生機「SDリピーター」

ディスレクシアには、教科書の読み上げだけでも、大変ありがたいことです。

#子が通う中学は自作教材を使っており、音源が全くありません。
#音声教材のない英語学習はディスレクシアにとって、
#船で山を登るようなものだと知りました。
#とにかく進まない。そして定着しません。

しかし、プログレスにおける音声の位置づけは、
ただ単に、教科書を読み上げることではありません。


「聴く」→「話す」→「読む」→「書く」の順序で作られています、
と1ページ目で宣言

「聴く→話す→読む→書く」
ディスレクシア英語学習は、この手順が唯一の道だと私は思っていますが、
プログレスは、この順番で学習が進むように作られた教科書なのです!
すべての新出事項を「聴く→話す→読む→書く」の順番で学習します。
(少なくともBook 1では)。
なんとありがたい!!

中はこんな感じ。
基本的には、見開き1ページに1つのレッスン。
3レッスンごとに、まとめがあります。





左側の番号をSDリーダーに入力して、頭出しします

読み上げてくれる機械はこちら「SDリピーター」。
90年代にソニーからリピーターが出ていましたが、
その開発者が、退職してこれを作ったそうです。
頭出しがサクサクできるのと、自分の声を録音できる(30秒)のがポイント


1) 「聴く→話す→読む→書く」という順番で編集されている

これなら、書かなくても、学習事項を覚えることができます。
プログレスを使う最大のメリットは、この点でしょう。


プログレスには他にも、ディスレクシアに適したポイントがあります:

2) スモールステップである
普通の教科書よりも、はるかにスモールステップです。
その課で学ぶべきことがものすごく明確なので、
ディスレクシア的には、苦手な暗記に集中できるのがありがたいです。

また、けっこう多くの教科書では、未習ポイントをこそっと混ぜ込んできますが
ディスレクシアだとそこで確実につまづくので、とても困ります。

プログレスの書かせる設問は、すでに耳から入っている単語だけで構成されています。
これなら、ディスレクシアでも比較的つまづかずに書けます。

目次。
例えば6.では、1 命令文だけ、2 Let'sだけ、3 Shall weだけで、
レッスンが作られています。


3) 各単元の教え方が、「大→小」になっている
各レッスンは、
(1)新出事項を含む会話文を、すらすら言えるようにする
(2)会話文に含まれる文法事項を学ぶ
 →(3)単語を覚える
という順番に組まれています。
「文法事項を学んでから、会話で応用しましょう」ではありません。
ディスレクシア的には、大変ありがたい順番です。

4) ゲーム感覚。いたずら心に満ちている
「Where is the clock?」という音声を聞き、絵の中から時計を探す問題で、
実はどこを探してもclockが描かれていないなど・・・
(正解は「I don't know」)∑( ̄0 ̄

中学生男子のいたずら心をくすぐる仕掛けがちょこちょこあります。
ディスレクシア中1男子は、これにめちゃくちゃ食いついてます。
「全部 I don't knowでいいじゃん!!」と(笑)

会話文の音声は容赦ないナチュラルスピード、
しかも声変わり前の男子が出演。
「同じスピードで言ってやろう」と、闘争心がかき立てられるようです。

5) 反復が非常に多い
プログレスの隠れた特徴のひとつ。
忘れた頃に「昔の話題を蒸し返すようですが…」と復習問題が登場します。
(登場人物も以前と同じなので、遊び心があります。)
「しつこいw」と笑いながら、学習事項が定着します。

あるいは、同じフレーズが、
穴埋め・ディクテーション・名詞だけ変えて・疑問文に・否定文に…
と、いろんなかたちに変形して問われます。

ディスレクシア英語学習は、普通の子の何倍も反復が必要です。
その点で、反復が多いのは、非常にありがたい作りです。

ワークブック。
先に暗記している(=音で入っている)と、まあ書けます。
この順番が大事だとつくづく感じます

6)教材に愛情が感じられる
これは実際にその教材を使っている最中に感じられることで
具体的な例を示すのが難しいのですが・・・
でも、設問の配列ひとつとっても、教材から愛が感じられます。
ここを外さなかったフリン先生はすばらしいです。

当ブログが推奨する教材(道村式漢字カード、ジョリー)に共通することですが
ディスレクシアは、こういうことにひときわ敏感だと私は感じます。

#ちまたには愛のない教材が多すぎます。具体的な名は控えますが。
#もしかしたら、ディスレクシアの"学習障害"の原因のひとつは、
#愛のない教材への拒絶反応なのかもしれないと思うほどです。

~ ~ ~

次回は、家庭学習でのプログレスの取り入れ方について、書くつもりです。



2015-08-24

つらつらと近況報告です。

ごぶさたしてて申し訳ありません。
夏休みもいよいよ最後の1週間となりました。
うちのやつはバスケ部にどっぷりはまってます。
部活がない日は、自分でそうめんをゆでて片付けもします(高笑い)
女の子2人と、セカオワのエンディング目当てで映画も見に行きました(笑)
文字のない世界なら、まるで何の悩みもないように日々が過ぎていきます。

私は、本業でちょっと難産な案件につかまってしまいました。
あと1ヶ月ほど、難しい入稿作業が続きます。

そんなこんなで、更新が滞っており申し訳ありません。
近況を少し書いておきます。

~~~~

最近、「ディスレクシアのチェックテストの合計点数を出すことさえ困難」
という当事者の感想を目にして、
このチェックテストを自動化したいと考えました。

ここまで作ったのですが↓
「合計点数を回答者に示す」という部分がどうしても、私の力では及ばずorz

これをご覧の方で、もし「こんなことは簡単にできますよ」という方がいらしたら、
ぜひお力を貸して下さいませ。

http://goo.gl/forms/YJsZzb2Fm5

http://goo.gl/forms/JdHm3qbyzR

~~~~

いろんなメールにお答えしています。

・ディスレクシアな本人(特に大人)は、自分の悩みを聞いてもらいたがっている。

という声が何人かから寄せられたのですが、
そこに、発達障害に共通する悩みのひとつが表れているのかもと思いました。

私たちは、
「自分がされて嬉しいことを、人にもしましょう」
「自分がされてイヤなことは、人にもしてはいけません」
と教わっています。

そこから類推して、
「この人は××してこない。ということは、この人は××がイヤなんだな」
と思うわけです。

しかし、発達障害の人には、これが当てはまらないのかもしれません。
「××してこない」ですが、でも「××を求めている」
そんな、ひとひねりがあるのが、発達凹凸の特徴なのかも…

つまり、

・ディスレクシアは、人の話はあまり聞いてないが、自分の話は聞いてほしい
(ディスレクシアの皆さんごめんなさい!!)
ディスレクシアはいい聞き役ではないですが、だからといって、
話を聞いてもらうのがイヤというわけでは全然なく、
むしろ、良い聞き役を切実に求めているらしいのです。

同様に、

・ADHDの人は、自分は落ち着きがないが、落ち着いた環境を求めている

・アスペルガーの人は、人の気持ちを理解しないが、自分の気持ちは理解されたい


~~~~

そのほか、考えたことは、

・読譜困難とディスレクシアの関係。
読譜困難の子が楽譜を読むための方法にはどのようなものがあるのか、
また、楽器演奏がディスレクシアの困難を和らげることについて。

・スポーツは、ディスレクシアの困難を改善する良い手段である。

・ディスレクシアにとってモチベーションは、記憶をたぐり寄せるためのもの。

・ディスレクシアのモチベーションを高めるには、美しさと遊び心が必要。

~~~~

・ジョリーの"次"の英語教材も、探しています。
途中経過ですが、Progress in English 21は今のところかなり良いです。
もう少し結果がでたら、しっかり報告したいです。


2015-08-04

7/26のセミナー、来場御礼

さる7/26に、ディスレクシア英語学習法に関するセミナー「読み書きに困難をもつ子の英語学習法~ジョリーフォニックスと”その先”~」を、山下先生と行いました。
お越し下さった方、情報提供を下さった方をはじめ、関心を寄せて下さった皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

LDの親、さらにはLDの子にかかわる塾や課外活動の教師の方とお話することができ、こちらも新たな気づきをたくさん得ることができました。
今後、当ブログで還元していきたいと思っています。

首都圏はもちろん、静岡や名古屋、関西、さらには東北からもお越し頂きました。
「自分と似た境遇の方に多く出会えて良かった」との声もたくさん頂きました。
"LD児の指導に悩む、熱心な親や教師"という方々が一堂に会し、最もありがたく思ったのは私自身かもしれません。


ところで業務連絡を失礼します:

最後(かその前)に質問された方に、終了後、直接お声をかけて下さり、「子供のうちにテストしておいたほうがいいのもあるから、東京にこれるなら病院教えてあげれるよ?」という親切な申し出を下さった方、これをご覧でしたらもじこまでご一報頂けると幸いです。
その方から「その場では突然のことで何も言えなかったが、続きの話をぜひお願いしたい」とのご連絡を頂いています。
どうぞよろしくお願いいたします。→解決しました!ありがとうございます。 

☆  ☆  ☆

当日頂いたフィードバックやご意見に、お答えします。

Q モチベーションを高めることの重要性、英語を学ぶことの意味・全体像・将来像を常に示すことの重要性が、よくわかった。

もじこが最も力説したかったメッセージを受け取って下さり、嬉しいです。
「実はそれは、どんな子にとっても必要なことだ」との感想も頂きました。
その通りです!



Q「いちごのショートケーキ」は何のために使うものか?

※当日は、笠野紺さんを実験台に、いちごのショートケーキ→の実演を行いました。紺さん、ありがとうございましたm(_ _)m

質問にお答えしますと、「いちごのショートケーキ」は、
「Davis式ディスレクシア矯正プログラム」において、
ディスレクシアの原因である「方向感覚の混乱」を抑えるためのもの、と言われています。

紺さんは、「ディスレクシアならではの映像思考をまずは確認して、
その後それを固定するってことですよね?」とまとめて下さいました。
はい、その通りだと思います。



Q『ここにいちごのショートケーキが見えますか?』と言われても見えません。

それは「あなたは映像思考型ではない、つまりディスレクシアではありませんね」ということかと∑( ̄0 ̄;
(ディスレクシアは絵で考える、つまり映像思考型だと言われています)



Q 中1ショックを少しでも軽くするため、ジョリーを家庭で試してみようと思うが、自分もそんなに英語ができないのに教えられるか?

私も子供と試したときは、abcを教えるのは初めてだったので、ほんとに試行錯誤状態でした。

もじこの個人的意見ですが、
「××にとって一番いい勉強法を一緒に探そう。お母さんも(先生も)頑張るから」
という姿勢を示し、かつ、試行錯誤している姿勢をちゃんと見せれば、
生徒というものはついてくると思います。
山下先生のセミナーで勉強したり、教材の予習をしたりするなど、それなりの努力は必要だと思いますが、そこをきちんとすれば、基本の42の音文字対応を教えるというディスレクシア的に最初の大きな難関は教えられると思います。



Q それをするには、ジョリーの教材のうち、何を買ったらいいか?

山下先生とも話した結果、ディスレクシアには以下をお勧めします:

1)
Jolly Phonics Extra: (British English in Print Letters)

こちらは、トーキングペンが画期的ですが、4万円弱します。

値段がハードル、または教材を使い切る自信がない場合は

2)
Finger Phonics Book(全7巻に分かれています)アプリ



・アプリはiPhone/iPad用のみ。iTunes StoreのAppから「jolly phonics」で検索。
アンドロイドは未発売。

こちらだと、全部買ったとしても1万円以内で済みます。

アプリは発売からまだ1年ほどと、ジョリーの教材では最も新しいもののひとつですが、中1ショックを受けた方から、非常に効果的だったという声が届いています。
(中1の中間でショックを受けるも、ジョリーのアプリで音文字対応を覚えたところ、英語学習が軌道に乗り、中2で英検3級に合格したという、広汎性発達障害の診断を受けている方からの報告を頂きました。素晴らしいです!)



Q セミナーで習った学習方法を試したいが、学校で書かせる宿題が多すぎる。どうすればいいか。

当日、なんとも切れ味の悪い答えをしてしまった質問です。
セミナー終了後、ある方から「『この子は書くのが苦手なので、宿題はやりません』と言えばいいと思う」との指摘を頂きました。
それで思い出したのですが、道村先生も、道村式漢字カードの取り組み方として「学校の先生には『この子の漢字学習を少しの間、家庭に任せてほしい』と言うべき」と言っておられました。

中学だと内申があるので、学校の課題を完全放棄するのは難しいかもしれませんが、「別の学習方法で頑張ってみたいので、少しの間(→具体的な期間を入れる)こちらに任せてもらえないか」と言うのは一つの方法かもしれません。



Q ADHDも入っているらしいうちの子は、座って勉強ができません。。

なにも、勉強は机以外ではダメというものではありません。

思い起こせば私も、高校生の頃は集中力が5分と持ちませんでした。
5分ごとに勉強する教科を変えてもいましたが、場所を変えるのも一案です。
大学受験生の頃は、ベッドに寝転がって(暗記物は基本的にこれ)/駅のベンチに座って(これがなぜかはかどる)/山手線を何周もしながら(地元横浜からわざわざ遠征してました)/授業中の内職…など、机以外の場所で勉強をたくさんしました。いまもがっつり読みたいときは電車に乗ります(笑)。
うちの子はADHDではありませんが、冬はホットカーペットで寝転がって勉強したり、バランスボールの上で勉強したりしています。



Q もじこは小中学生は教えないんですか。

なんと過分なご用命。ありがとうございます。
ただ、、まだ1名(自分の子)しか見ていないので、プロとして教えるのは時期尚早かなと思っています。
この1名がそれなりのレベルに到達したら、そのときにはもじこ塾(仮称)立ち上げの時期なのかなと考えています。

大学受験生のディスレクシアにつきましては、それなりに実績もありますので、個別指導を承れます。

また、需要があるかわからないのですが、中1ショック対処の指導方法を、サークルのような形でシェアすることは可能かなと思っています(中央線沿線で)。
もし主催して下さる方がいたらお知らせ下さい。

☆  ☆  ☆

今後当ブログは、告知モードを終了し、上にある通り「ディスレクシアについて、調べて分かったこと/実践したこと/英語から訳した文章をアップしていく」に戻る予定です。
皆様、いつもお越し下さり、ありがとうございます!

2015-07-23

名古屋オフ会、無事に開催されました

7/22、当ブログ初のオフ会を、名古屋で開催しました。
参加者は、愛知県内はもちろん、京都や神戸からにも及び
話は尽きることがありませんでした。
お越し下さった皆様、ありがとうございました!

参加者の方へ、リンクのご紹介です:
   正高信男教授→
   トマティス→
   下村文科相が息子のディスレクシアを語っている記事2本→

☆  ☆  ☆

どうでもいい話が続くことが1分たりともない濃厚な会でしたが、
そのなかでも印象的だったのは、、

・中京圏の病院や支援施設の話
(こういう情報交換ができるのは、オフ会ならではですね)

・家系のこと
(子のディスレクシアに気付いたのをきっかけに、はじめて上の子や家族の不思議な言動がディスレクシア的だと気付いた、など)

・ディスレクシア的認知
(「あつい」時につい「さむい」と言ってしまう。「あつい」と「さむい」が脳の似た引き出しに入っているからなのかも?→それで突っ込まれるのがイヤなので何も言わなくなる→そういう言動は「嘘つき」と言われたり、「あのときああ言った/言わない」という言い争いにつながったりする(T T))

・不登校+LD発覚→なぜかフランス語に出会い熱中する→背水の陣でスイス短期留学→学校生活の楽しさを人生で初めて味わう→留学生活をより楽しむために英語を必死で頑張り、大いに満足して帰国した・・・というお話
(この話は、LDにとって語学学習はモチベーションがすべてだということ、
外国の空気を吸わせて「世界にはほんとにいろんな人がいる」と体感させるのは、ディスレクシアには非常に有益だということ、
外国語学習というのは「目の前になぜかフランス語があり、それに没頭することで現状を忘れることができた」「それを使ってサバイバルすることで、(将来のことはわからないけど)とにかく今の自分は救われた」…そんな力を持つものであり、それと比べたら「将来の仕事に役立つかも」なんてどうでもよいと、改めて知りました。(ノД`)

キーワード:
体感、モチベーション、居場所、読みの戦略、家系


☆  ☆  ☆

オフ会では、英語学習法という面でも、いくつかのヒントを頂きました。
26日に話す内容に、加える予定です。
(26日のセミナー→は、あと2~3名ご参加いただけます)

道村先生から、励ましの言葉を頂きました→
当日はガン細胞と戦う先生の思いも頂きながら、頑張ります!
先生の早期復活を、日々念じております(~~)

2015-06-19

7/26(日)、東京都心でディスレクシア英語学習法のセミナーを行います!!

お越し下さった皆様、有意義な時間をありがとうございました。
今後少しずつ、当日の様子や頂いたフィードバックへのお返事をアップしていく予定です。

2番目の告知。

ジョリーの伝道師、山下桂世子先生とともに、
ディスレクシア向け英語学習法のセミナーを行います。

ディスレクシア英語教育の第一歩(ジョリーフォニックス)から、
もじこの専門であるところの大学受験指導までを視野に入れて、
いつ・どのような教え方なら、
ディスレクシアでも英語の読み書きができるようになるか
現時点で二人が知っていることを、全部お教えするセミナーです。

会場東京・銀座
遠方のかたにとって少しでも分かりやすいよう、
東京駅から徒歩でアクセスできる場所です。

対象者には、ディスレクシアに教えている人(親、塾や学校の先生)
を想定していますが、
自分にはディスレクシア的英語学習が必要なんだという自覚があるのであれば、
高校生やそれ以外の方の参加も歓迎します。
また、「今はディスレクシアの生徒を受けもってはいないが、
ディスレクシア英語教育に関心がある」という方も歓迎します。


いろんな流れに後押しされて、このような運びとなりました。
もじこ塾(?!)主催の初めてのセミナーとなるかもしれません。

ディスレクシアにとっても、非ディスレクシアの人にとっても、
「ディスレクシアだと、普通の子とはこんなところが違うのか!」
「ディスレクシアの子の英語の勉強は、こうすればいいのか」
という指針が少しでも得られる会にしたいです。

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読み書きに困難をもつ子の英語学習法
ジョリーフォニックスとその先

読み書きのLD(学習困難)を抱える子供には、通常とは異なる学習アプローチが必要です。
LDに非常に高い効果のある「ジョリーフォニックス」を使った英語学習法、
そしてジョリーの”次”は何をすべきか、徹底伝授するセミナーを行います!

中学に入ってすぐ、英語学習の第一歩で、大きくつまずく子がいます。「アルファベットが覚えられない」「スペリングがめちゃくちゃ」「bとdをいつまでたっても間違う」。本人さえも戸惑いながら、大変な苦労を強いられている場合が少なくありません。

中1ショック」とも言えるこのような読み書きの困難は、LD(学習困難)のひとつである「ディスレクシア」によるものです。

LDが小学生の頃に表れる子もいます。「何十回と書いても漢字が覚えられない」「字形がとれない」「鏡文字を書く」「誤字脱字が多い」…
こうした困難を示す子は、中学に備えて英語学習を進めておくべきです。なぜなら、日本語と英語の仕組みの違いから、読み書きの困難は日本語より英語の方がはるかに強く出るからです。


LDの子は、通常とは異なる学習アプローチをとることで、英語の読み書きができるようになります!

その ”通常とは異なる” LDの英語学習法について、初歩~大学受験レベルまでを扱うセミナーを行います。

講師は、ジョリーフォニックス公式トレーナーでLD児に英語の初歩を教えてきた実績をもつ山下桂世子先生と、大学受験業界に長年たずさわりディスレクシアを持つ生徒の受験指導も手がけてきた[もじこ]。LD児は英語学習になぜ困難を抱えるか、英語の第一歩としてLDに高い効果のある「ジョリーフォニックス」とは何か、教材の使い方、そしてLDのための高校・大学受験に向けた学習方法を取り上げます。

多くの方のご参加をお待ちしています。

★セミナー概要★
日時:2015年7月26日(日) 10:00~16:30 (開場9:30)

会場:中小企業会館 8階C会議室
            東京都中央区銀座2-10-18
    (最寄り駅:東京メトロ銀座線 銀座駅、JR東京駅など)
            会場までのアクセスはこちら→

参加費:6000円 当日、受付でお支払い下さい。

対象者:LDの小中学生に教える保護者・教師、および関心のある方

申込方法:資料準備の都合上、事前申し込みをお願いします。
こちらのフォームからお願いします。
→フォームからの受付は終了しました。以下のメールアドレスに直接お問い合わせ下さい。
または、mojiko222アットgmail.comに氏名・メールアドレス・立場(ディスレクシアの親・教師など)・懇親会への出欠をお知らせ下さい。折り返しご連絡します。

プログラム(予定):
10:00~10:15   ごあいさつ                           
10:15~12:30   読み書き困難とは何か/ジョリーフォニックスとは何か/
       LDの子のための、ジョリーフォニックスを使った英語学習法
12:30~13:30 昼食
13:30~15:00 LDの子のための、ジョリーの「次」の英語学習法
15:10~16:30   質疑応答、まとめ

※終了後、近くで懇親会を予定しています。お時間のある方はぜひご参加下さい。


質問、お問い合わせは
mojiko222アットgmail.com
まで、お気軽にどうぞ。

多くの方にお目にかかれることを願っています!