ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。
ラベル 発達障害と食べ物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 発達障害と食べ物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014-09-09

ディスレクシア(発達障害)改善のため、腸の常在菌を育ててみる

最近、「常在菌」がマイブームです。

常在菌とは、人の腸や肌に住んでいる菌のことです。
常在菌のおかげで、腸も肌も健康が保たれていること、
常在菌を殺してしまうことで現代人のさまざまな不健康が起こっている
ことが、ここ10年くらいでようやく分かってきたそうです。

肌の常在菌についての本:

『肌断食』(2013年)
今年一番衝撃的だった本(ディスレクシアとは直接関係ないですが)
クレンジングやクリーム、下地や日焼け止めが肌荒れの根源、
常在菌を殺さないためには「スキンケアは一切しない」のが一番、
ということを証明した1年間の実践。
これは本当に効く!!私の周囲でも肌断食する人が続出中です!

『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』(2012年)
『肌断食』を勧めた医師による本。
肌断食と常在菌のことが詳しく分かります。


『人体常在菌のはなし』(2003年)
肌と腸、両方の常在菌を網羅する、入門の1冊。
それにしても、10年も前に常在菌のことは一般書レベルで知られていたなんて…



いや~、ディスレクシアとは直接関係ないのですが、肌断食は衝撃的!
今まで顔面にあれだけ投資してきたのは何だったのかと。

「肌の常在菌を気にすれば肌は変わる」と知ってからというもの、
腸の常在菌を気にすれば、やっぱりディスレクシアにも効果ありかも・・・
と思い始めています。

なんで「やっぱり」なのかは→こちら(腸とADHDの関係)
                 →こちら(腸と自閉症の関係)


腸に良い食品についての本:

『「酵素」の謎』
腸と脳がダイレクトにつながっていること、
腸には酵素が必要なこと、
酵素は低速ジューサーでジュースを作るのが良いこと、
を教えてくれた本。実践して1年たちました!
効果のほどは不明ですが、気分はいいです。

『炭水化物が人類を滅ぼす』
「糖質(炭水化物)はヒトが本来食べる必要のない嗜好品である」
だからこそおいしく感じるし、人心を掌握する道具にもなったと、
医学から人類史まで視野に入れながら、糖質制限を説く一冊。
すごく面白かったです。しかし意志の弱い私には糖質制限は難しく


『発達障害の子どもが変わる食事』
この話題について、現在日本で出ている唯一の本かも。
グルテン除去食(→こちら)やカゼイン除去について書かれています。

以下に、ディスレクシアに良い腸内菌叢を作る!という長い記事を訳しました。
自閉症に焦点をあてた記事ですが、ディスレクシアも少し出てきます。


2014-04-28

フッ素が発達障害の原因に?

やっと巨大な締切が明けたのです\(^o^)/
書きたいことがたまりすぎてます、、順次書いていきます。

リハビリに(?!)小さな記事を訳しました。


3月に、アメリカの科学雑誌Lancetに登場した、
「ディスレクシアの原因のひとつがフッ素である」
と読める記事の、要旨の翻訳です。


わざわざ子供を歯医者に連れて行き、フッ素を乳歯に塗ったりして、申し訳ありませんでした(泣)もうしません。

フッ素はテフロンのフライパンの表面にも使われてますし、
市販の歯磨き粉にも入っています
(ちなみに、うちの子は歯磨き粉が嫌いで、しぶしぶ使ってます)
アメリカでは、虫歯を減らす目的で水道水に入れられているそうです。




工業化学物質の発達神経毒性

(Developmental neurotoxicity of industrial chemicals)
原文→こちら

神経発達上の障害(自閉症、ADHD、ディスレクシア、およびその他の認知障害)は、世界中の何百万人もの子供に影響を及ぼしており、いくつかの診断の頻度は増しているように見受けられる。 
この増大の原因として知られているもののひとつに、発達途上の脳に損傷を与える工業化学物質が挙げられる。 
2006年に筆者らは体系的精査を行い、発達神経毒性物質として、鉛、メチル水銀、ポリ塩化ビフェニル、ヒ素、トルエンの5種類の工業化学物質を特定した。 
2006年以降、疫学研究によってさらに6種類の工業化学物質が特定された。マンガン、フッ素、クロルピリホス、DDT、テトラクロロエチレン、ポリ臭化ジフェニルエーテルである。 
さらに多くの神経有毒物質が今後発見されることになると筆者は推測する。発達神経毒性のパンデミックを抑制するため、筆者は世界的な予防戦略をとることを提案する。未検査の化学物質を、脳の発達にとって安全と仮定してはならない。また、すでに使用されている化学物質および新たな化学物質はすべて、発達神経毒性の検査を行うべきである。こうした取り組みの歩調を合わせ、科学の予防活動への転換の動きを加速するためにも、国際的な情報センターを直ちに設けることを提案する。

大人の脳以上に子供の脳の発達に影響を与える化学物質がある、
大人の脳への影響がある(ない)ことは分かっていても、
子供の脳への影響は分かっていない物質もたくさんある、
ということらしいです。

そもそも、ディスレクシアは「神経発達上の障害」なのか?!
化学物質が蓄積するとなってしまうものなのか?遺伝じゃなくて?
とは思うものの、
自閉症やADHDの診断を受ける人が増えていることは明らかで、
その原因のひとつが化学物質であることは、あながち嘘とも思えません。



2013-09-28

「ADHDにはグルテン除去が効果的」

・グルテンを摂取すると腸に悪さをし、ADHDの症状など、脳に関連する症状として表れる場合がある

・グルテン除去食はADHDの症状を大幅に改善する可能性がある

・セリアック病(グルテン除去食で治療)は、ADHDなどの精神・行動障害の傾向を強める可能性がある

・小麦(未精白のもの、発芽したものも含む)と糖類を避けることは、ADHDの症状を抑え除去するための重要戦略のひとつ


 自閉症と腸の関係の記事と同時に、ADHDにグルテンが関係あるという下の記事も見つけていました。
少し論旨が粗い気がしたので、放置していましたが、
グルテンを抜くとADHDが改善するというのは、その後も引っかかっていました。

グルテンが駄目ということは、パン、ケーキ、焼き菓子、パスタ、うどん、全部駄目ってことですよね。
そんなの絶対無理(泣)

でも思い起こすに、自分がグルテンを含む食べ物がほしくなるのは、締切が迫ってせっぱつまっていて、そこから逃げたい時なのですね。最も「わーっ」となった心理状態の時です。
これって何かの禁断症状なのかも。
そう考えると、確かにグルテンがADHDの悪しき面を助長することはあるかもしれません。
完全排除は無理でしょうが、これからはパンや焼き菓子はほどほどに抑えようと思います。

以下はちょっと論の運びが乱暴な気もしますが、せっかく訳したので出しておきます。



「子供がADHDならこれを食べさせるな」
原文→こちら
By Dr. Mercola


グルテン過敏症が、ADHDを含むさまざまな神経学的・精神医学的状況の根底にあることを示唆する証拠がある。


グルテンとは、小麦に含まれるタンパク質だ。「糊状の」アミノ酸であるプロリンに含まれるほか、プロラミンと呼ばれるタンパク質に多く含まれている。プロラミンは、米やとうもろこし、オート麦などすべての穀物に含まれている。だが、小麦(および、程度は落ちるがライ麦、スペルトコムギ、ヒトツブコムギ)だけが、自閉症スペクトラム障害がしばしば伴う重篤な神経学的・自己免疫反応に関連づけられている。



かねてから、セリアック病(訳注:グルテンを食べると小腸の繊毛にダメージを与え、食事からの栄養が吸収されなくなる自己免疫疾患。日本人にはまれとのこと)だと、ADHDも伴っている可能性が高まることは知られていた。
ADHDも食習慣に大きな影響を受ける。

だが、セリアック病の治療法はグルテン完全除去食である一方、ADHDの原因食として最もよく挙げられるのは糖であり、穀物が挙げられることは少ない
(穀物は体内で糖と似た働きをするのだが)。

しかしながら、これまで思われていたよりも、セリアック病とADHDの症状には深い関係がある可能性が出てきた。
2つをつなぐのは「グルテン」だ。

グルテン除去食はADHDを「治す」可能性も
ADHDの多くの子供は、ほとんどの穀物、特に小麦に悪く反応する。その理由として考えられるのが、ADHDの子供がセリアック病を併発している可能性だ----セリアック病は米国では平均して133人に1人が影響を受けている(ハイリスク集団では33人に1人とする研究もある)。あるいは、ADHDの子供は「グルテン過敏症」という、セリアック病ほど表面化しない病状を抱えている可能性も考えられる。

グルテン過敏症は米国人の10%以上を占める可能性がある。その症状は頭痛、疲労感、筋肉痛・関節痛・腹部膨満感など、セリアック病と同じだ。しかし、グルテン過敏症の人は、こうした症状を引き起こしている犯人が小麦などグルテンを含む穀類であることを認識していないかもしれない。セリアック病を持っていながら気がついていない可能性も十分にある。研究者が指摘する通り、「セリアック病は小腸粘膜に病変がみられる以外は臨床的には静かな場合も多い」なのだ。

だが、ADHDの心理面や行動面の症状と、セリアック病やグルテン過敏症の症状があまりに重なっていることが明らかになっている。「セリアック病をADHD症状チェックリストに含めるべき」と推奨されているほどだ。この提案のきっかけとなったのは、ADHDでセリアック病の陽性反応が出た人に対し、6ヶ月以上グルテンフリーの食生活を送ってもらうと、症状が大幅に改善したという研究成果だ。これによると:

「グルテン除去食の開始後、ADHDの患者もしくはその親は、セリアック病の診断・治療前と比べて患者の行動と機能に大幅な改善が見られることを報告した…」

腸に悪さをするような穀物を食べることが、消化ではなく脳に関係する症状として表面化するというのは、奇妙に思われるかもしれない。だが穀類は炎症を誘発する性質を内在しており、慢性的な炎症が根底にあるすべての病状を悪化させる。これは腸の炎症だけでなく体内のどこについてもあてはまることだ。
メンタルヘルスの問題に対処する際に炎症を抑えることがいかに重要かは、よく知られている。グルテンを食事から取り除くと、メンタルヘルスや感情面でさまざまな改善を経験するのは珍しくない。


ADHDの症状と腸の健康には密接な関係がある
さまざまな行動上の問題が腸の問題と関係があるといわれている。これはグルテンなど穀物に含まれる成分だけでなく、脳腸相関によるものだ。脳腸相関は生理学や医学の基本的な教えの一つとして広く認識されているので、さほど驚くべきことではない(見過ごされることは多いが)。また、さまざまな神経疾患に胃腸の関与を示す証拠も豊富に存在する。

このことを念頭におくと、人生を通じて腸内菌叢を豊かに保つことがきわめて重要なことは明白であろう。というのも、人には比喩的ではなく「2つの脳」があるのだ。ひとつは頭蓋骨の中に、もう一つは腸にある。そしてどちらの脳も、生きるために不可欠な栄養をとらなければならない。

脳と腸は、同じ種類の組織から作られている。胎児として発達を続けている時に、一部は中央神経系となり、残りは腸神経系へと発達する。これら二つの系は迷走神経を経由してつながっている。迷走神経とは第10神経ともいい、脳幹から腹腔まで走っている。迷走神経によって2つの脳はつながっている。緊張するとお腹を壊すなどの現象は迷走神経により説明できる。

Dr. Natasha Campbell-McBrideによると、腸にたまった有害物質は体中をかけめぐって脳に達することがある。そうすると自閉症、ADHD、ディスレクシア、ディスプラクシア、うつ、統合失調症、およびその他の精神障害の症状を引き起こすことがある。

同氏によると、自閉症やその他の学習障害の急増は「腸」に原因があり、腸心理症候群(Gut and Psychology Syndrome:GAPS)の名で知られる病状として顕在化するという。

GAPSは自閉症かADHD、ADD(多動なしのADHD)、ディスレクシア、ディスプラクシア、強迫性障害などの診断と一致する可能性のあるさまざまな症状の集合体として表面化する場合がある。幸運なことに、GAPSは生後数週間以内に特定可能のため、ワクチン接種について情報に基づくより良い意思決定を行う手助けになりうる。というのも、赤ちゃんにGAPSの代謝特性がみられる場合、GAPSが好転するまで予防接種を行うべきではないからである。


ADHDの食事療法のポイント
私の心からの願いは、ADHDのような行動上の問題への薬物治療は、仮に必要だとしても、あらゆる手を尽くしたのちの最終手段であるべきだということだ。
では第1の治療法は何だろうか。それは食事を変えることだ。具体的には----


  • 子供の食事から小麦と糖(果糖を含む)を除去する。小麦と糖類は、敏感な人の体内に入るとアレルギーを引き起こす傾向がある。オーガニックで未精白の小麦も多くの子供にとって問題を引き起こすため、「小麦を休む日」を作り行動が改善するかどうか見るのが賢明だ。
  • 清涼飲料水(ダイエット用、レギュラーとも)、フルーツジュース、成分調整牛乳の代わりに水(純粋で清潔な、フッ化物を含まないもの)を飲む。
  • オメガ3脂肪を増やす。これには、動物由来の高品質なオメガ3油を摂取するのがよい。動物由来のオメガ3油はリタリンやコンサータよりもADHDの症状をより効果的に改善する可能性があることは、研究が確認している。私の考えでは、オキアミの油がこの目的ではベストだ。オキアミ油のEPAやDHAは、魚に含まれるオメガ3より吸収されやすい構造をしている。
  • 加工油はできる限り避ける。特にトランス脂肪酸は神経細胞の連絡を乱すため、最小限に抑える。
  • すべての加工食品を避ける。特に果糖、合成着色料、合成調味料、合成保存料を含むものは症状を引き起こしたり悪化させたりする可能性があるので避ける。レトルトスープ、醤油、キャンディー、加工肉、さまざまな無脂肪・低脂肪食品、さらには精白穀物を使った食品(パン、ピザ、パスタ、クッキー、ペストリー)にも通常隠れている。
また、子供にグルテン除去食を試し、それによって症状がなくなるかどうか、試してみることを勧めたい。グルテン除去食として最も効果が期待されるのは、赤身肉、野菜、およびグルテンを含まない穀物(コメ、トウモロコシ、大豆(ただし食べ過ぎに注意)、タカキビ、亜麻仁・アマランサス、ソバ、アワ、キビ)に徹することだ。

なお、グルテン除去食の効果は一晩で現れるとは限らない。急速に改善が見られる場合もあるが、小腸の壁が完全に修復されるには9~12ヵ月を要する場合もある。一般に、症状の解決が期待できるまでには、グルテン除去食を6~9ヵ月は続けることだ。

2013-09-02

自閉症と腸の異常に関係がある可能性

今日から2学期!
子に「夏休み最大の思い出」をたずねたところ、「サッカーの合宿で、漁師さんに分けてもらったあわびを焼いて食べたこと(以下、味の説明が続く)」。
このように、非常に味にうるさい人です。Σ( ̄口 ̄*)。

私の夏休み最大の思い出は、「誰しもある程度のいびつさを抱えて生きている」「『発達障害』の人はお互いに引き寄せ合う」という気づきを得たことでしょうか。その他書ききれないくらいいろんなことを学んだ夏でした。。。

すみません、ここからが本題です。
腸内環境が自閉症(アスペルガー)の行動問題の原因?!という記事の翻訳です。

Gut Flora May Offer Clues About Autism
原文はこちら。代替医療系のサイトかも?


自閉症と腸の異常に関係がある可能性

 約15年前、自閉症の子供は1万人に1人とされていた。10年前には1000人に1人、その後150人に1人とされ、そして先日CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が発表した最新統計では、米国の自閉症児の割合は50人に1人とされている。

この数字がかなり高率の疾患に相当することに、大方の異論はないだろう。だが答えられないまま放置された問いがある。それは「自閉症という神経発達性障害の急激な増加をもたらしているものは何か」だ。
自閉症の環境要因の候補は、ビタミンD不足、電磁場、ワクチン、水銀中毒などを含め、きわめて多岐に渡る。だがこの疑問の大きな鍵を握るとみられる要素が浮上しつつある。いくつかの研究が、自閉症と腸の異常に関係がある可能性を指摘しているのだ。


腸内菌叢が自閉症解明の鍵を握る可能性があると示唆する新研究

自閉症の子供は胃腸に問題を抱えている場合が少なくないことは、よく知られている。重い胃腸の問題を抱える子どもが重度の自閉症であるケースは、往々にしてみられる。

だが最近、こうした胃腸の問題は、その下にある別の問題の一症状である可能性があることが示唆されている。
すなわち、腸内菌叢の異常は胃腸の不調を引き起こしているだけでなく、自閉症と関連づけられる行動上の問題をも引き起こしている可能性があるというのだ。
ある最新研究では、20人の定型発達児と20人の自閉症児の便を採取してその腸内菌叢を分析したところ、両者のあいだに明らかな違いを発見した。

Medical News Todayによると
「この新研究では、自閉症児20人からなる被験者の便サンプルを分析したところ、微生物の多様性が減少していることが検出された。
特に、自閉症児の被験者は定型発達の子供と比べてプレボテーラ属、コプロコックス属、ベイヨネラ科が少なかった。
…これらの3つの属は糖質分解および/または発酵を行う微生物の重要なグループを成す。
こうした菌は健康な腸内細菌の活動にとって不可欠であったり、または腸内のさまざまな微生物の広範なネットワークを支える役割を果たしている可能性がある。
後者が正しいなら、自閉症児のサンプルで観察された腸内細菌の多様性減少を説明できるであろう」
同研究によると、自閉症児の腸内細菌叢は豊かさと多様性において劣っていた。これらは環境からの攻撃に対処するための細菌集団を形成するためには不可欠な要素である。
代表執筆者のひとりは「われわれは、多様性の高い腸こそが健康な腸だと信じている」と言う。
また、定型発達児と比べて自閉症児は生後3年間に抗生物質を投与されることが多いことが明らかになっているが、この抗生物質も有益な腸内細菌を殺している可能性があり、重要な役割を果たしている可能性があると言う。


・同研究によると、自閉症児の母親のほぼ全員の腸内菌叢に異常がみられた。新生児は分娩時に母親から腸内菌叢をもらうため、母親の腸内菌叢は重要である。

・最適な腸内菌叢を維持するために、健全な有機土壌で育った生の食材を食べること、また発酵食品やプロバイオティクスで腸内細菌を「植え直す」ことは(後者は特に、抗生物質を服用している場合は重要)は、自分自身さらには妊婦の場合は赤ん坊の健康を改善するためにできる最も重要な対策の一つである可能性がある。


・母乳、その後は発酵食品によって、有益な細菌を豊富に与えることは、子どもの腸内菌叢を維持する最も強力な方法の一つである。


-------

妊娠中に、欲するままにジャンクフードをたくさん食べて申し訳ありませんでした(泣)。

「発達障害児への学習指導は、食育と同時並行であるべき」
を書いた後、『酵素ごはん』を読んで、低速ジューサーを買いました。
毎日野菜を絞って家族で飲んでます。野菜消費量が激増しました。
ディスレクシア的に良い影響があると良いのですが・・・

ちなみに、味に細かいうちの子には「にんじん+オレンジ」が好評です。


  




2013-08-20

「発達障害児への学習指導は、食育と同時並行であるべき」


  • 食育と発達障害児への学習指導は、両輪であるべき。
  • 食事を改善することで、発達障害による症状の改善が早くなる。


7月31日から8月1日まで参加した村上加代子先生主催の「まなび支援セミナー」での、講師の下津浦陽子先生の話です。

発達障害の子は微量ミネラルが足りていない、腸内環境を整えることが何より大事だと力説されていました。
雑穀米、または玄米(30回かまないと意味なし)、発酵食品、地産地消、旬の温野菜、小魚をとること、牛乳はヨーグルトとして摂るとなおよい、スナック菓子・ジャンクフード・化学調味料は禁止。
不妊治療・妊娠中に受けたストレス・帝王切開、幼児期の虐待やストレスフルな環境なども発達障害を助長するとも。
詳しくは、ギフテッドのサイトにも掲載されています。



食と思考の関係ですか・・・・・
それは私が翻訳者生活の中で、最も興味をもって追いかけてきたテーマのひとつです。
訳質や処理能力を高めるにはどうしたらよいか?と考え続けて、たどりついた答えのひとつが「食」でした。
とはいっても、コーヒーとチョコレートがやめられないので、厳格とはほど遠いのですが。。

食が思考に大いに影響することは、間違いありません。
未精白の穀物、味噌や納豆、旬の野菜を中心にした食生活を守ると、原文がクリアに見えますし、訳語が思いつきやすくなることは日々実感しています。
実は私のADHDにも効いているかも。気分の激しい上下も減る気がします。

そこから考えると、ディスレクシアの子にとって、食べ物が読み書き能力を大きく左右することは、私はすんなり納得できます。




そこで、子供の食生活を振り返ってみました。
改めて考えるに、子の食に対するこだわりが独特かもしれません。



□玄米
うちは10年前から夕食は玄米です。子供もずっと玄米です。
子は「うちのごはんは茶色い」と割り切って普通に食べてます。
(給食や外食、実家で白いごはんが出てくると喜んでおかわりしてますが)
ごめんよ・・・でも、玄米のほうが私は思考がクリアになるので、ここはゆずれません。

雑穀は、家族がいやがったので、続きませんでした。

幕内秀夫さんの本のほか、
マクロビや玄米菜食の本も
ずいぶん読みました。
□肉、魚

玄米菜食を1年ほど実践したこともありますが、巨大子宮筋腫ができて以来やめて、今は普通に肉も魚も食べています。ただし「ザ・肉!」みたいな料理は外食でしか食べません。

子は焼き魚が大好きです。塩を振らずに焼くと「味が薄い」と怒られます。






□野菜・果物
ずっと有機宅配をとっていましたが、最近、地産地消の店が近所に出来て、そちらにシフトしつつあります。
子は野菜全般、抵抗なく食べます。

子は野菜や果物の味の区別が非常に細かく、
「いちごは先端3mmが甘い」と言って、残りを残そうとしたり(もちろん叱って全部食べさせました)、
「すいかは種より上がおいしい」[以下同文]
「ほうれんそうは茎だけでいい」[以下同文]


□発酵食品
子が納豆好きなので、常備してあります。
あと、塩麹を使っています。

□化学調味料
「調味料だけはちゃんとしたものを」と読んで以来、塩・酒・醤油・油は自然食品の店で買っています。
マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシングは夫も子も嫌いと言うので、うちにはありません。
子供は醤油も嫌いで、納豆もお刺身も醤油なしで食べます。

夫が「自分は味音痴だ」と言うので、子が生まれるまでは調味料に関してはかなりテキトーでした。
しかし子は、夫に分からない味の違いを言い当てるのはもちろん、作った私にも分からない違いをずばずば指摘します
(「このだしはこの前よりいまいちだね」など)。
子にダメ出しされて、ほんだしやコンソメキューブを撤去する羽目になりました。

□スナック菓子・ジャンクフード
私がつわりの時期に一生分のフライドポテトを食べたせいか、子はフライドポテトは好きです。
ハンバーガーは嫌いだそうで一切食べません。
好きなおやつはカップラーメン。最近えびせんの味も覚えました。
清涼飲料水は、サッカーの後のポカリ以外は飲みません。炭酸飲料は嫌いだと言います。
非常に乗り物酔いしやすく、ハイチュウのグレープ味を酔い止めにしています。

□甘い物
白砂糖はキレやすくなるので、避けたほうがいいと言いますが、私はチョコレートがどうしても欠かせません。
子供は、チョコレートをはじめ甘い物には執着しないですが、ガリガリ君が大好きで毎日食べてます。
もしかして、これをやめたら、ディスレクシア的に良いことが起きたりするのでしょうか?


□腸内環境

「腸は第二の脳。腸からはセロトニンが分泌されているので、腸内環境を整えることは更年期うつに効果的」
・・・と、槇村さとる『おとな養成所』で読んで以来、
コーヒーエネマや朝の果物も実践しています。
詳しくは書きませんが、前者は非常に効果的です!
精神的に軽やかでハッピーになるのがよくわかります。
でも、さすがに子供にはさせられないし、、、、
腸内環境整備については、まだ追求しなければなりません。




ディスレクシア改善のために、食べもの方面で改善できる余地があったら、ぜひ知りたいところです・・・。




「発達障害の子は偏食の傾向がある」について
さる方から、「発達障害の子は偏食の傾向があるらしい」という指摘を受けました。
予備校でみる生徒を思い返すに、これはあたっている気がします。
前に書いたR君は、びっくりするほど細い手首をしていました。
他にも、年齢の割にがりがりの子が、特にADHD気味の男子にちょくちょくいる気がします。

一方、若くして美食を覚えてしまったメタボ傾向の元生徒を何人か知っていますが、そんな彼らにおいて、ディスレクシア率が一般以上に高い気がします。偶然かもしれませんが。