on dyslexia

ディスレクシアとは:

- 知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い)。
-勉強しているにもかかわらず、読み書きがなかなかできない状態を指す。知的障害ではなく、普通~ギフテッドのあらゆるIQにみられる。
-独創的で、対人能力が高い。
全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける。
- 音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- 読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい。その理由は、英語のほうが日本語よりも"音の粒"が小さいから
- 細かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い場合が多い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される
- 10人に1人程度いるというのが通説
- 家族性であり、遺伝による。ただしディスレクシアの表れ方は個人差が大きい

当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。

2017年、当ブログで分かったことをもとに、東京・新宿にディスレクシア英語塾「もじこ塾」を開設。以来、このブログももじこ塾の話題が中心になっています。

2012-03-14

粘土でローマ字


宿題でローマ字が出たので、復習してみました。

形の面では、nとu、aとd、hとnなどがごっちゃになるようです。

音と形の結びつきの面では、
eは「イー」なのにローマ字では「え」と読んで、
aは「エー」なのにローマ字では「あ」と読んで、
iは「アイ」なのにローマ字では「い」と読む・・・・というのが混乱を深めるようです。

名前だけ知ってるphonicsに基づき、アルファベットは名称ではなく、とりあえず音(読み方)を覚えさせることにしました。

粘土で作らせてみたら、aやeは最初のうちは上下左右に反転させてしまいます。
ぐるぐる回したり裏返したりしながら、正しい形に持って行きました。
この子は頭の中でどうやら、文字を上下裏表に回転させて考えているらしいですΣ( ̄Д ̄;)

作っては崩し、また同じものを作って・・・を繰り返すうちに、だんだん覚えていきました。



「言語の線形性」と言ったのはソシュールですが、これは音や語が並んでいるというだけでなく、
「字の書き始めから書き終わりまでの1本の線を書いていく向き」という意味もあるんだな・・・と思いました。

例えばeなら、左端の真ん中くらいの高さから始めて右に直線を書き、そこから上に向かって反時計回りのループを作る。頂上まで行ったらループを下向きに反転させ、書き始めにちょうど交差させて下まで行き、右向きにループの向きを変えて止める。

ディスレクシアの場合はこれを、実際に何度も手を動かして、体で覚えるしかないようです。